ウェブ集客を実践していると、当然上手くいかない事があります。
むしろ、私たちでも、そんな事は日常茶飯事です。
上手く操作がいかない日なんて、未だによくあります。
じゃあ、なんで実践できているのかは、その都度解決しているからですね。
ちょっとした操作であれば
ちょっとした操作であれば、
- パソコン、ブラウザの再起動
- ブラウザの画面を更新
- ブラウザのキャッシュの削除+画面を更新
- 保存ボタンを再度クリックして確認(押し忘れもあり得る)
- 1つのツールだけでなく違うツールを試す
- Google検索をする
- ウェブに詳しい人に質問する(場合によってはお金が発生)…etc
で、解決します。
単純でない問題
しかし、そこまで単純でない問題もありますね。
- ツールの操作からのエラー
- システムのエラー
- アカウントの凍結
どれも自分では解決できない問題です。
そんな時の対処法のパターンとして、以下をお試しください。
- 公式サポートの利用
- 代替ツールの存在を把握する
それぞれ解説します。
公式サポートの利用
皆さんは公式サポート利用してますか?
公式サポートとは、
- ウェブサービス
- システム関連
- 各プラットフォームの広告
で存在します。
なぜかこの公式サポートの存在を知らない人、知っているけど活用していない人が多いです。
相談する窓口が間違っている
日々、メールやチャットでたくさんのお問い合わせがきます。
その中でウェブサービスやサーバー、広告に関する質問が多いです。
中には、 「これについては、こっちに質問されてもな〜、、、。」 となる質問があります。
ちなみに、これは質問するなといった話ではないです。
なにかトラブルに対しての相談する窓口が、見当違いだと言いたいです。
何かトラブルがあって
- ウェブに詳しい人に質問して解決する問題
- ウェブサービス、システムの会社自体にお問い合わせして解決する問題
の、2パターンがあるという事です。
キャリアにLINEアプリの質問しても解決しない
そういえば先日、用事があり、某携帯キャリアのショップに行った時の話をします。
店内が混雑していたので、少し待つ事になりました。
その際に、近くにいた男性と店員の会話が聞こえてきました。
聞こえてきた会話をまとめると
- 男性は高齢でスマートフォンの操作がわからずに相談しにきた様子
- 男性はLINEアプリについて店員に相談していた
- 店員はアプリの問題なので検索して代表的な解決法で対処していた
- 結局解決しなかった為、店員はLINE側に直接お問い合わせするように促す
- 「それはお客様がしてください」と諭され、その男性は大激怒
といったやり取りです。
客観的にみてこのやり取り、どう思ます?
その対応に男性は納得いかずに、店員はかなり困っていました。
しかし、上記の一連のやり取り、店員が困るのも無理はないですよね?
携帯キャリアは、あくまでスマートフォンというハードと電波を提供しているだけです。
LINEといったアプリについては、代表的なものはわかるし、お伝えできるとして、詳しいトラブルの解消法はわからないからです。
そして、代表的なトラブルの解消法は検索してみるとでてくるので、相談しにいっても自分で手に入る範囲の情報しか得られない。
なので、もっと詳細な解決法は、先程の男性で言えばLINEに直接お問い合わせをする。
これが解決への近道なのです。
つまり、相談窓口がかなり見当違いだという事です。
現実世界で、こういったやり取りが続くと、これはもう悲惨ですね。
最悪、お店に出禁になってしまったり、厄介者扱いされ対応する側も紳士に対応するモチベが失せてしまい、適当にあしらわれる。
実はこれ、ウェブマーケティング実践者の間でも行われているんですね。
適切な質問先を判断しよう
例えば、Facebook広告を出稿しようとして、エラーにより広告出稿が出来ないとします。
この際に検索をしても、詳しい人に質問しても問題解決になるような代表的なもの以外の答えは得られません。
そんな時に便利なのが、「公式サポート」です。
Facebook側に直接お問い合わせすると原因がわかってきます。
お問い合わせをする際には、問題を適切に説明する必要があります。
なので、少なくとも自分がどんな状態でどういった操作をしたらその現象になったのか?
これを質問出来るだけのリテラシーは必要になってきます。
一点、質問できるだけの基礎を抑えるべき
逆に言えば、困った時に自分の現状を説明出来る程度のリテラシーで良いとも言えます。
この一点を抑えておけば、問題解決は限りなくしやすいです。
さて、Facebookを例としましたが、
- ウェブサービスの開発元の会社
- ツール開発元の会社
- WordPressテーマ開発元の会社(場合によっては有料である必要あり)
- ウェブ広告出稿先の企業(Google、Facebook、Twitter)
で、 それぞれ直接お問い合わせをする事が可能です。
意外と丁寧に対応してくれる
向こうからしたら、使ってくれるユーザーはお客様なので、 皆さんが思っている以上に意外と丁寧に対応してくれます。
具体的な名称を出すと、「エックスサーバー」は とても丁寧に質問に対応してくれました。
他「PayPal」もこちらのミスなのにも関わらずに 丁寧に対応してくれました。
ぜひ、遠慮せずに公式サポートも上手く活用してみてくださいね。
思わぬエラー関連はこれで解決します。
代替ツールの存在を知る
いつも使用しているツール(メディア、ウェブサービス)のアカウントが凍結してしまうといった事があります。
または、そもそもサービス停止により、使えなくなってしまったりします。
そうなった時を想定して、代替ツールの存在を把握する事が重要になってきます。
具体例を交えて説明していきます。
例えば、PayPalのアカウントが凍結したら、、、
PayPalをオンラインサロンなどの月額課金サービスで使用している方が多いですね。
例えば、そのPayPalがアカウント凍結してしまったら、かなりの機会損失です。
月額課金サービスの決済がストップしてしまいます。
そんな時に他の決済サービスを知っておくと、便利です。
例えばStripeとか。
実際にそうなった時の顧客対応がかなり大変だとは思います。
決済サービスの移行を会員全体にアナウンスする必要があるので。
しかし、最悪そのサービスを終了する事は避けられる訳です。
例えば、LINE公式のアカウントが凍結したら、、、
LINE公式アカウントを使っている方、増えてますね。
例えば、そのLINE公式アカウントが凍結により、使えなくなってしまったらどうでしょうか?
お客さんとの接触手段がなくなってしまうという方、多いのではないでしょうか。
そんな時にメルマガも実践していれば、最悪の事態は避けれます。
上記については以下の記事で詳しく解説しています。
例えば、YouTubeのアカウントが削除されたら、、、
最近、YouTubeを始めている方が増えてきています。
これも、YouTubeアカウントが削除されたらという事も考える必要があります。
アカウントが削除された時を想定して、他のVimeoという動画共有サービスを把握していれば、移行できます。
もちろん、動画データはDropboxに保存しておく必要がありますが。
ツール以上に大事なものを見極めよう
いつも使っているツールが、突然のトラブルで使えなくなる事は全然あり得ることです。
または思いも寄らないトラブルで物事が進まない事もあります。
なので、公式サポートの利用と代替ツールの把握は、ウェブ集客の継続では必須だと思ってください。
そして、同時にツール活用以上に大事なものを見極める目をもって下さい。
例えば、メール配信サービスでどんなサービスを使うのかよりも、見込み客・既存客のメールアドレスが大事です。
メールアドレスがあれば、また違うメール配信サービスでメルマガを再開出来るからですね。
これを理解していれば、突然のメール配信サービスの停止に備えて、メールアドレスをインポートしてバックアップをとるなどの対策が打てます。
今後も様々なメディアが出てきて、様々なユーザーがそれを利用します。
思わぬアカウント停止は、内部要因でなく、悪質なユーザーからの外部要因も全然ありえます。
そんな時の為に、今回ご紹介したような対処策を知っておきましょう。