「わからなかったらまずはググりましょう。それから質問しましょう。」
ここ最近、フリーランスでエンジニアをされている方々が情報発信が盛んに行われているのもあり、こういった系統のメッセージを見る機会が増えてきました。
このメッセージは何もエンジニアだけに当てはまるものではないです。ウェブに関わる方、すべてに当てはまりますよ。
なので、これからウェブを活用していきたいと考えているスモールビジネスオーナーの方も例外なくです。
確かに検索を覚えれば、
- 問題をすぐに解決できるようになる
- ウェブ上の変化に対応できるようになる
- 質の高い質問ができるようになる
といったメリットがあります。検索スキルも立派なスキルですからね。
ウェブをやっていく以上、検索をして自分で情報を探す行動は必須ですよ。
今回は、改めて検索について解説していきます。
問題をすぐに解決できるようになる
今に始まったことではないですが、ブロガーの方々がブログで稼げる系の情報発信をしてくれていたおかげで、ネット上には良質記事が無数にあります。
また、Google側も良質記事を上位表示させようとしているので、ちょっと検索してみればいとも簡単に良質記事を発見できますよ。
特にウェブツールの使い方は格好の記事ネタになるので、これでもかってくらいキャプチャー画像・動画・GIF画像などのあの手この手の工夫により、かなり丁寧に解説されています。
検索=Google検索になっていますが、YouTube動画でも有益なコンテンツが増えてきているので、YouTube検索もオススメです。
- YouTube動画を視聴
- ブログ記事を確認
といった順番の方がツールの使い方などの情報収集が効果的ですね。
また、PC操作に苦手意識をもっている方が多いですが、これも検索で解決できます。
- 実際に操作してみる
- わからなかったら検索
- エラーがでたらコピペして検索
こうすると経験値がついてきて、徐々に慣れてきます。根性論のように聞こえますが、操作は慣れるしかないんです。
壁にぶち当たったら、検索という1アクション挟むだけで、ウェブ上に情報があるといった安心感から不思議と苦手意識がなくなります。何しろ、私自身がそういった経験をしています。
ある意味、残酷な時代です。
なぜなら、ネットで検索すれば簡単にわかるような情報を質問した質問者は、場合によっては怠けている印象を持たれてしまうからです。
同時に、問題にぶち当たったら検索してみようという思考になれば、問題解決も早くなります。
ウェブ上の変化に対応できるようになる
ウェブの世界は、ずっと同じ状態を保ち続けている訳ではないです。常に変化し続けています。
- ツールの操作画面
- トレンド
これにいち早く対応できるのは、ウェブ上の情報に触れていくしかないです。
ツールの操作画面もアップデートに伴い、変化します。アップデートは悪いことではなく、むしろアップデートがないツールやシステムはセキュリティ的に怖いくらいです。
これも検索すれば、最新の画面がわかります。
具体例を出すなら、WordPressプラグインの「All in one SEO Pack」なんかは頻繁に設定画面が変わっていますが、検索すれば最新の画面・設定方法を解説した記事が豊富にあります。
最新の情報を得たいのであれば、以下のフィルター機能を使うことで1年以内でフィルリングされます。
やり方は以下の記事をご確認ください。
また、ウェブ上にもトレンド情報があります。
少し前にはGoogleのアップデートにより、自分のブログ記事が飛ばられたといったことが話題になっていました。
WordPressテーマなんかも流行り廃りがあり、SANGOというテーマが流行ったり、Jinが流行ったりと主流のデザインも異なってきます。
もっと細かいところだと、ブログ記事やYouTube動画のタイトル付けの傾向も変化しています。
こういったトレンドは、常日頃からウェブ上の情報に触れていることで、わかる事・気づく事です。
Google・SNSなどのメディアから流れてくる情報こそが現場なので、意識的に触れてみましょう。
そして、このやり方は参考になるなと思ったら真似してみると実践も進むし、何しろ実践自体も楽しくなるので、何から初めてみたらいいのかわからない人ほど情報に触れてみるのがオススメですよ。
質の高い質問ができるようになる
「質問できる環境にいる場合、質問した方が早くないですか?」
こんな反論がありそうなので、これについて解説します。
確かにそうだと思いますし、そういった環境にいるなら積極的に質問するべきです。
しかし、その場合は答え合わせとして利用した方がいいですね。一度、検索してみて、その情報があっているのかの答え合わせです。
そして、答え合わせの意識した質問をするには、一度わからないなりに検索してみる必要がある訳です。
「〜したいんですが、どうしたらいいでしょうか?」といった質問よりも、「〜したいんですが、調べてみたら〜で、〜だと考えているんですが、これで合っていますか?」といったイメージです。
具体例を出すと、ドメインのSSL化をしたいとします(SSL化ってなんだ?って方はググってみてください。)。
しかし、このドメインのSSL化は手順を間違えるとサイトが表示されなくなります。
WordPressだったら管理画面にもアクセス出来なくなります。
なので、実行する前に事前に調べて、何となくでも手順を確認して、「この手順でやろうと思っているんですけど、合っていますか?」といった質問をすればOKです。
間違っていたら、「そこはこうして下さい。参考記事はこちらがわかりやすいです。」といった指示が可能な訳です。
質問者は検索することで付随の情報も得られるし、なにより検索力がつきます。ウェブに苦手意識を持っている方こそ、オススメなやり方です。
検索した解決するような簡単なことならわざわざ質問文をタイピングする時間を短縮出来て、詳しい人に確認が必要な大事なことなら取り返しのつかない失敗を避けることが出来ます。
まとめ
検索スキルが身につけば極端な話、詳しい人に質問しなくても自分で問題解決が出来るようになります。
よく情報教材の申し込みページにも、教材内でわからないところは検索してください。といったメッセージを見かけます。
お金を払ったから何でも質問していいだろって考え方はある意味危険です。サービス提供者が「質問してくる人の質が悪いから質問サポート辞めるか、制限をつけよう。」といったこともありえます。
個人で商売をしている方やスモールビジネスであれば、全然ありえますよ。
わからないことを逐一聞いていて依存していた場合、その先どうやって実践していくか不安になりますよね。
検索方法は以下の記事を参考にしてみてください。
基本的に情報はすべてGoogleにある!Google検索方法のコツ
ぜひ、わからないことがあったら検索を心掛けてみてください。