EFOという用語をご存知でしょうか?
EFOとは、エントリーフォームオプティマイゼーションの略で、フォーム最適化のことです。
フォームが利用しづらいと、コンバージョンにかなり影響が出るので、この最適化はとても重要です。
ウェブ広告を出稿している場合、知らなかったでは済まされない問題です。
今回は、「EFO」について解説します。
情報の取得は欲張らない事
運営者視点に立つと、商品・サービスの申し込み者の情報はできるだけ多く知っておきたいと思いますね。
しかし、それで入力項目を多くしてしまうと、コンバージョン率が下がってしまう傾向があります。
ユーザー視点に立ってみると、入力が面倒に感じてしまいます。
なので、フォームの項目は極力減らした方がいいですね。
フォームの項目を極力減らす
特に「集客」の段階であるリード獲得ページ(オプトインページ、LPなどとも言う)では、この点に注意したほうがいいです。
メールアドレスのみで、極力項目を減らした方が、ユーザー視点に立ってみると入力しやすいです。
(もちろん、郵送物がある場合など、目的が明確な場合は別です。)
販売用のランディングページも同じです。
最低限の項目はもちろん必須ですが、「これ、場合によっては削れるかな」といった項目は極力なくした方がいいですね。
こんな考え方は注意
もっとも最悪なのは、以下のような状態です。
- メール配信サービスで出力されたフォームで、名前の項目があったから、とりあえず配置しておこう
- 名前の入力欄を配置してあるところもあるし、よくわからないけど取得しておこう
割とあるあるですね。
メール配信サービス側では、項目は自由に追加したり、消したりできるはずなので、余計な項目は消しましょう。
必須項目と半角入力の場合は明記しておく
普段ウェブ上のフォームを入力する場合、(必須)や(半角)といった感じで項目名の右側に明記されていると思います。
細かいところですが、あの文言も重要な意味があります。
必須項目を入力していなかったばかりに、エラーになり次に進まないとなると萎えます。
そうなると、急に面倒になり、申し込みは後回しになるケースも多いです。
そして、そのまま月日が流れてしまう。
必須項目と半角入力の場合は明記しておきましょう。
編集後記
今回は、「【EFOとは?】コンバージョンの肝であるフォーム周りの改善方法」についてご紹介しました。
EFOについては、奥が深いです。
今回は、比較的簡単に実践できることを中心に紹介させていただきました。
EFOをかなり本格的なところまで実践しようとなると、多少はHTML・CSSができた方がいいです。
以下の記事で触れています。
Amazonなどの大手ECサイトは、特にフォームには人一倍こだわっているので、普段買い物をする際に確認してみるのもいいと思います。
他、関連情報でいうと、マイクロコピーなんかも、コンバージョンを上げる類の情報なので、おすすめです。