- 無料で使えるウェブサービスを教えてください。
- なるべく無料でウェブマーケティングを実践していきたいと思います。
こういった質問がよくきます。
今回は「ウェブサービス導入に関しての注意点」についてふれていきたいと思います。
最近のウェブサービスは無料でも、ある程度使えるようになってきました。
しかし、考えて欲しい事があります。
無料なのはあくまで「お試し」という位置づけでのサービス提供という事です。
(言うまでもないですが。)
無料の意図を理解しましょう
冒頭の質問と同じような事を思っている方。
そもそも無料で使える意図を考えた方がいいです。
できるだけ、多くの人にサービスの良さを知っていただき、気に入っていただきたいという意図です。
そして、気に入っていただけたら、有料で使ってほしいという事です。
無料(タダ)ほど怖いものはない
無料(タダ)ほど怖いものはないという言葉がありますね。
これは、ウェブにも当てはまっています。
そもそも、ウェブサービスが完全に無料で使えていたら、開発元の会社は潰れてしまいます。
ファイル転送系サービスなど一部では、広告を貼り付けて利益を得ているウェブサービスもありますが、マーケティング系のツールでは存在しないです。
マーケティング系のツールで広告なだけだと、ユーザーも不快に思うので、使い物にならないです。
といった理由もあり、無料での実践を、けして推奨していないという事を覚えておいてください。
有料プランに加入するのが前提
無料プランのままでは、使える機能に必ず制限があります。
そうなると、ウェブマーケティングを実践していく上で、効果的に活用できない場面も出てきます。
なので、本格的に商売にウェブサービスを活用していきたいなら、(将来的にでも)無料でなく有料契約する事を検討すべきです。
例えばペライチの場合
例えば、ページ作成サービスのペライチを使っているとしましょう。
ペライチは、ウェブ初心者でもページ作成が可能なウェブサービスです。
このペライチは、無料でもページを作成できます。
ですが、無料プランのままだと機能に制限があります。
HEADタグの編集が無料では出来ない
少し応用的な話になります。
HEADタグの編集が無料では出来ないので、ウェブ広告で有効な手法、リマーケティング広告が使えません。
リマーケティングとは、ユーザーを追いかけて広告を出稿することができます。
Google広告やFacebook広告などのウェブ広告ではかなり有効な手法です。
以下のような書籍でよく取り上げるので、詳しく知りたい方は確認してみてください。
そのリマーケティング広告を出稿するにあたって、HEADタグに、タグと呼ばれるコードを配置しなければなりません。
タグとは、リマーケティング広告を実現する為の設定だと思ってください。
ペライチを例にしてまとめると、、、
ペライチを例にしてまとめると、無料プランだと「HEADタグの編集も出来ない」といった、ウェブマーケティング上に大変不利な状態になります。
特にリマーケティング広告が打てないのは、もったいないです。
皆さんがこういったウェブサービスを利用する目的は、ウェブマーケティングを実践したいからですよね。
無料会員だと、上記の例からいってもウェブマーケティングを実践する手段が限りなく狭まってしまいます。
なので、有料プランに加入しましょう。
これはペライチに限らずです。
外注するよりも圧倒的に安いです
なんでも無料でやろうとする方が多いです。
ですが、一度冷静になって考えてください。
ウェブサービスを有料で利用したとしても、外注するよりも圧倒的に安いです。
例えば、ペライチで有料プランにしたとしてもレギュラープランで毎月2,178円、ビジネスプランで毎月3,278円です。(2022年3月現在。)
そこまで、厳しい金額ではないはずです。
しかも、自分で自作出来るので有意義な投資になります。
ランディングページを外注するとなると、もっと高額です。
お客さんから聞いた話だと、60万円払った方もいます。
それよりも、もっと高額な例(120万円など)も聞いたことがあります。
ペライチを利用しているで有料プランへの契約を迷っている方、いつまでも検討すらしない方がいます。
ウェブサービスがあなたの商売のウェブマーケティングの実践を加速させるので、それを効果的に使える有料プランを渋ってしまうのはもったいない気がします。
他のウェブサービスも同じ
今回は、具体例として、初心者でも使えるペライチを例にしました。
しかし、ペライチに限定して受け取ってしまうと、少しもったいないです。
これは、他のウェブサービスでも同じだと思ってください。
メルマガ配信スタンドでも同じです。
無料のままだと、配信数に制限があります。
サービスによっては、メールアドレスを管理する機能の制限や、スケジュール配信が無料のままでは使用できなかったります。
※メールアドレスを管理する機能は、シナリオといったりします。MailChimpの場合は、オーディエンス。BenchmarkEmailの場合は、コンタクトリスト。
これも、ウェブマーケティング上、結構もったいないことです。
配信数が制限されていると、一定以上は送れなくなるので、メール配信を止めなければならない場面がありますね。
なので、他のウェブサービスも、制限なく使える有料プランを検討してください。
補足:WordPressも同じ
今回は、ウェブサービスをメインとして解説しましたが、これはWordPressでも同じです。
有料のWordPressテーマの購入です。
それについては、詳しくは、以下の記事をご確認ください。
これも、無料のWordPressテーマを使用したがる方がいます。
有料にした分を無駄にしたくないようです。
しかし、今回の内容の通り、自分の商売で利用するのですから、これも有料にしましょう。