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スモールビジネス特化の学び舎。スモールビジネスオーナーに向けて、ネットから集客する方法、オンラインで商売する方法、労働集約型から知識集約型へ移行する方法、安定した継続的な収入源を確保する方法…etc。悔いの無い生涯を謳歌する為の、鼻歌まじりの商売と生涯を、ワンストップで、トータルにサポートしている。

スモールビジネスオーナーは小さなキュレーターになろう

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スモールビジネス特化の学び舎 このは屋です。

「父から息子へ贈る本リスト」。学生の頃に、喜多川泰氏の「上京物語」という本を読んで、衝撃を受けたことを覚えている。

それまで自分が考えていた、常識や先入観が覆された。以来、喜多川泰氏の著作はすべて読んでいるし、著書の中で紹介されているおすすめ本もすべて読んだ。

坂の上の雲」や「壬生義士伝」、「新史太閤記」、「アルケミスト 夢を旅した少年」、「この世で一番の奇跡」…。これらの本は、「上京物語」で「父から息子へ贈る本リスト」として紹介されていたものだ。

目次

信頼できる人の「おすすめ」には無類の価値がある

あなたにも、似たような経験がないだろうか?あるいは、あなたの周りの人で同じような場面を、見聞きしたことはないだろうか?

  1. オシャレだな〜と思う人が、おすすめしているブランドの服を買う
  2. 尊敬する先輩が、購読している雑誌や会員制サービスを購読する
  3. 先に出産したママ友が、使っていたベビーケア用品やおむつを買う
  4. 憧れのモデルが、毎日飲んでいるというダイエット飲料を自分も飲む
  5. …etc

これらに限らず、何か一つくらい思い当たるものがあるんじゃないだろうか。要するに、購買の判断基準として、誰かの「おすすめ」を参考にしたということだ。

私は学生の頃に、喜多川泰氏の「おすすめ」を参考に、読む本を決めた。私の場合、本を1冊読むのに、通常どれだけ短くても1日〜3日はかかる。

掛けること○○冊だから、1ヶ月ほどの自分の人生の時間が、喜多川泰氏の「おすすめ」によって左右されたということだ。それほどまでに、信頼できる人の「おすすめ」には価値がある。

自らの「おすすめ」を紹介する「キュレーター」

ウェブにおいて、この自らの「おすすめ」を紹介することを「キュレーション」といい、キュレーションする人のことを「キュレーター」という。

キュレーターの語源は、図書館や博物館の管理者だ。管理者は、ユーザーが図書館や博物館を利用しやすいように、展示物等を整理する。ウェブにおけるキュレーターも同様に、ユーザーがネット上の情報を利用しやすいにように整理する。

キュレーションをおこなうメディアを、「キュレーションサイト」といい、代表的なサイトとして「NAVERまとめ」が挙げられる。あなたも実際に、ページを見たことがあるだろう。

キュレーターになるのに、特別なスキルは一切必要ない。自らの「おすすめ」をユーザーのために整理してあげることができるのであれば、すぐにでもキュレーターになることができる。

おすすめ家電やガジェット、美容用品等を整理して紹介しているブロガーやユーチューバー、インスタグラマーは、山のようにいるのだ。スモールビジネスオーナーのあなたには、このキュレーターになることを「おすすめ」する。

どうして、100本程度の記事でネタが尽きてしまうのか

スモールビジネスがウェブ集客を実践するにあたって、継続的な情報発信というのは欠かすことができない。(無論、業者や広告に依存せずに、自立した集客を実践するにあたってという大前提においてである。)

ところが、多くのケースにおいて、100本程度の記事を書いた段階でネタ切れになってしまうのだ。そこからは放置。サイドバーにある「最新記事」を見てみると、1年以上前の日付。これは、スモールビジネスのウェブ集客あるあると言ってもいい。

どうして、100本程度の記事でネタが尽きてしまうのだろうか?1,000本や2,000本、あるいは5,000本以上の記事を書いている人もいるのに。ズバリ指摘しよう。「目線が、お客さんではなく、自分に向いているから」だ。

「自分探し」をするから、ネタが尽きる

  1. 「自分は、どんな記事が書けるだろう?」
  2. 「自分が、発信できる情報なんてあるかな?」
  3. 「自分の、書きたいことは何だろう?」

このように主語を「自分」にしてしまうから、情報発信のネタが尽きてしまう。要するに、「自分探し」をするから、ネタが尽きるのだ。

ちなみに、「自分探し」については、ビートたけし氏が著書「バカ論」の中で触れている箇所があるので、紹介しよう。

「自分探しの方法がわかりません」

まだこんなことを言ってる奴がいるのか。どっかのサッカー選手が「自分探しの旅に出る」とか言ったけど、バカがバカを探しに行ってどうするんだ。〜中略〜「自分探しを」とか言う奴には、ひとことで済む。「お前はそこにいるじゃねえか」それで終わる話。

ビートたけし 『バカ論』(新潮社,2017,p93,p94)

主語を「自分」から、「お客さん」に変えることで、継続的な情報発信を実践することができるようになる。

  1. 「自分は、どんな記事が書けるだろう?」
  2. 「自分が、発信できる情報なんてあるかな?」
  3. 「自分の、書きたいことは何だろう?」

ではない。

  1. 「お客さんは、どんな記事が読みたいのだろう?」
  2. 「お客さんが、欲しい情報は何だろう?」
  3. 「お客さんの、知りたいことは何だろう?」

である。

アロマキャンドル?筋トレ?住みやすい街?コミック漫画レンタル?

主語が「自分」から、「お客さん」に変わると、途端に世界がパッと開かれる。

自分が自分探しをしているときには見えなかったものが、お客さんの視点に立つと見えてくる。自分探しをしているときには、「こんなもの、誰も興味ないだろう」と思っていたものが、実は立派なコンテンツになることに気が付くのだ。

あなただって、好きな芸能人の服や持ち物、趣味、休日の過ごし方、愛用品に興味を持ったことがあるだろう。もちろん、何も芸能人に限らない。冒頭でも挙げた通り、先輩やママ友のような身近な存在だって、そうだ。

ウチは、スモールビジネス特化の学び舎を称して、主にウェブ集客の情報を発信している。ずっと、発信できる情報はそれしかないと思っていたのだ。でもあるとき、ウェブ集客と全然関係のない情報を発信してみたところ、思ってもみなかった反響を得られた。

「私もそれ使ってます!」、「なんか親近感がわきました!」、「真似してみたいと思います!」…。それ以来、ウェブ集客8割、その他2割で情報を発信している。

アロマキャンドルや筋トレ、住みやすい街、コミック漫画レンタルなどの情報に、スモールビジネスオーナーが食い付いてくれるなんて、以前は思いもしなかった。

あなたも、せっかくの宝物を持ち腐れにしているかもしれない。肩肘張らずにキュレーターになってみよう。あなたの「おすすめ」には、無類の価値があるのだから。

ハッシュタグ

#このは屋 #スモールビジネス特化の学び舎 #鼻歌まじりの商売
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