前回は、Googleの無料ツール「NotebookLM」を使って、自社専用のアシスタントを作り、年間200時間を生み出す業務効率化についてお伝えしました。

今回は実践編のラストとして、セミナーや講座の開催、日々のSNS・Web発信に欠かせない【スライド資料制作 × AI】と【画像制作 × AI】をまとめてお届けします。
自社のノウハウをオンライン講座やセミナーにして販売したり、ブログやSNS、広告で新しいお客様を集めたりするとき、必ず必要になるのが「スライド」と「画像バナー」です。
しかし、ここでも多くのオーナー様が、ある「罠」にはまって時間を浪費してしまっています。
スライド&画像制作で誰もが直面する罠
【罠①:スライドの白紙の前で手が止まる】
PowerPointやKeynoteを開いたものの、真っ白なスライドを前にして何から書けばいいか分からない…。
レイアウトやフォント、配色の迷いで数時間が溶けてしまい、本来一番大切であるはずの「話す中身」を練る時間が足りなくなる…。
【罠②:AI画像生成の文字化け問題】
「AIでバナーが作れるらしい!」と、ChatGPTなどに、文字まで入った画像を頼んだ結果、日本語が謎の記号に文字化けしたり、後から「この1文字だけ直したい」と思っても修正不能で挫折する…。
心当たりはありませんでしょうか?
実は、この2つの悩みも、「AIと人間の役割分担(分業)」を正しく設計するだけで、一瞬で解決します。
解決策①:Gemini × Google スライド【8割の土台をAIに任せ、2割の魂入れに集中する】
スライド作成を「白紙」から始めるのは、今日でやめましょう。
まず、GeminiやClaudeにセミナーのテーマや話したい要点を伝えます。
AIが全体の論理的なストーリー構成、章立て、各スライドのタイトルと箇条書きを数秒で出力します。
それをGoogle スライドへ自動流し込みして、デザインのベースを一瞬で完成させます。
ここで大切なのは、AIに100%丸投げしないことです。
- 【AIの担当(8割の土台)】:全体の構成、目次、論理展開、見やすいレイアウト
- 【人間の担当(2割の魂入れ)】:あなた自身の失敗談・成功体験、現場のリアルな数字、熱いメッセージ
デザインの土台作りはAIに任せ、人間は「あなたにしか語れないエピソード」を吹き込むことだけに時間を使う。
だからこそ、短時間で圧倒的に説得力のあるスライドが出来上がるのです。
(※実は、今回のセミナーのスライド資料も、まさにこの連携手順で作られています)
解決策②:ChatGPT / Claude × Canva【画像生成と文字入れを分離する「分業モデル」】
AIでバナーやアイキャッチ画像を作るときは、「文字まで入った完成品」を一発で作らせてはいけません。
プロの実務ルーティンは以下の通りです。
- ClaudeやChatGPTに「文字なしの背景ビジュアル用の英語プロンプト」を作らせる
- AIで文字の入っていない綺麗な背景画像だけを生成する
- それを無料デザインツール「Canva」にアップロードし、日本語テキストを自由に乗せる
「画像生成(AI)」と「文字入れ(Canva)」を分ける。
たったこれだけで、文字化けのストレスはゼロになり、キャッチコピーや金額の修正も、いつでもCanva上で自由自在に行えます。
WebバナーやSNSの投稿画像、アイキャッチが、わずか5分でサクサク内製化できるようになります。
これで、全6領域の内製化ノウハウが揃いました
ここまで5話にわたってお伝えしてきた内容を振り返ってみてください。
- 第1章:AIの整理(頭脳と手足の使い分け)
- 第2章:LP制作(Google AI Studio × Googleサイトで0円公開)
- 第3章:動画制作(Vrew × CapCutで時間を1/6に)
- 第4章:業務効率化(NotebookLMで自社ナレッジ活用)
- 第5章:スライド制作(Gemini × Google スライド)
- 第6章:画像制作(Claude/ChatGPT × Canva)
スモールビジネスのデジタルマーケティングに必要な制作物は、この6つの武器さえ揃えば、外注業者に何十万円も払うことなく、すべて自社の手でスピーディーに生み出すことができるようになります。
セミナー当日では、これら全6章の操作画面を、実際の画面キャプチャを交えながら、明日から迷わず使える手順書としてお渡しします。
『スモールビジネスの生成AI活用&デジタルマーケティング』攻略セミナー(オンライン開催・Zoom)
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(※メルマガ読者様限定:通常9,980円 → 1,000円)
次回は、「なぜ私たちが、AIの煽り情報に異を唱え続けるのか?」という、私たちの原点と理念についてお話しさせてください。
私たちがかつて経験した「時間の切り売り」の苦しみと、そこから抜け出すための本質的なメッセージをお届けします。



