主力の商品やサービスはある。でも、初めて知った人へ、いきなり本命商品を案内して良いのか迷うことがあります。
どのような人が提供しているのか、どのような内容なのか分からない段階で、本命商品を選ぶのは構えることもあるでしょう。
その前に、無料で知ってもらう機会を用意した方が良いのか?
もう少し小さく試せる商品を作った方が良いのか?
考え始めると商品案が増え、どれから作れば良いのか分からず、手が止まることもありますよね。
必要なのは、思いついた商品を一度にすべて作ることではありません。現在の商品を中心に、その前後のつながりを整理することです。
商品階段とは、商品やサービスを、無料で知ってもらう、低価格で試してもらう、本命商品で成果を出す、継続して関係を続ける、という4段階へ分けて考えるものです。
そこで使えるのが、無料ウェブアプリ「商品階段メーカー」です。
5つの項目を入力・選択すると、現在の商品を中心とした4段階の商品候補と、次に作る商品、または次に改善する商品を一つ確認できます。
今回は、このは屋が自作した商品階段メーカーへ、操作説明用の具体例を入力します。本命商品だけがある状態から、どの商品が次に示されたのかを、実際の表示結果に沿って確認します。
商品階段メーカーを使ってみます
商品階段メーカーは、現在の商品やサービスを起点に、無料・低価格・本命・継続の4段階を整理する無料ウェブアプリです。
入力・選択するのは、次の5項目です。
- 主な顧客層
- 現在の主な商品・サービス
- 主な提供方法
- 今ある商品段階
- 今の課題
結果画面では、4段階の商品に加えて、次に作る商品、不足している段階、今はやらないこと、30日で試す行動を確認できます。
4段階がすでにそろっている場合は、新商品ではなく、次に改善する既存商品が表示されます。
所要時間の目安は約5分です。
メール登録をしなくても、商品階段の結果と主要AIプロンプトまで利用できます。
画面内でこのは屋側のAIが動くものではありません。表示されたプロンプトを、自分のChatGPT、Claude、Geminiなどへ貼り付けて使います。
5つの入力項目や結果画面の詳しい使い方は、こちらの記事で紹介しています。

今回は、本命商品の前に作る一段を整理します
今回入力する内容は、次のとおりです。
- 主な顧客層
小規模事業者 - 現在の主な商品・サービス
商品設計の個別相談 - 主な提供方法
個別相談・コンサル - 今ある商品段階
本命商品 - 今の課題
いきなり本命商品になっている
今回は、「商品設計の個別相談」という本命商品はあるものの、その前に案内する商品がない状態を想定します。
「小規模事業者」と「商品設計の個別相談」は、アプリの操作と結果を説明するために設定した一般的な入力例です。
実在する顧客の商品や、このは屋の販売実績を紹介するものではありません。
また、「個別相談・コンサル」は、アプリ内にある提供方法の選択肢です。このは屋が商品設計の専門資格者として診断するという意味ではありません。
5項目を入力して、商品階段を表示します
主な顧客層には、「小規模事業者」と入力します。
現在の主な商品・サービスには、「商品設計の個別相談」と入力します。
この商品が、今回の商品階段の中心となる本命商品です。
主な提供方法では、「個別相談・コンサル」を選びます。
今ある商品段階では、「本命商品」だけを選びます。
最後に、今の課題として「いきなり本命商品になっている」を選びます。
今回は、本命商品へ進む前に、小さく試せる低価格段階を確認したい状況です。
5項目を確認したら、「商品階段を見る」を押します。
実際の操作は、こちらの動画でご覧いただけます。
「商品設計の個別相談」を中心とした商品階段が表示されました
結果画面のタイトルは、次のとおりです。
「商品設計の個別相談」を中心に整理した商品階段
入力した現在の商品が、そのまま結果タイトルと本命段階へ反映されています。
別の本命商品へ置き換えるのではなく、「商品設計の個別相談」を中心に、その前後の商品を整理する結果です。
表示された4段階は、次のとおりです。
- 無料
無料診断・チェックリスト - 低価格
90分ミニ相談・少人数講座 - 本命
商品設計の個別相談 - 継続
月額伴走・グループ相談
現在の商品を中心に、知ってもらう段階、小さく試してもらう段階、関係を続ける段階の候補が並びました。
表示された商品名は、完成した商品や、そのまま販売すべき商品ではありません。
実際に使うときは、自分の顧客、商品内容、提供方法、運営体制に合わせて調整します。
次に作る商品は「90分ミニ相談・少人数講座」でした
本命段階の「商品設計の個別相談」には、
ALREADY EXISTS
と表示されました。
今ある商品段階として本命商品を選んだため、すでに存在する商品として扱われています。
低価格段階の「90分ミニ相談・少人数講座」には、
NEXT TO BUILD
と表示されました。
今回選んだ課題は、「いきなり本命商品になっている」です。
この課題では、本命商品の前に小さく試してもらう低価格段階が優先されます。
今ある商品段階には本命商品しか選んでいないため、低価格段階が、次に作る商品として示されました。
「90分ミニ相談」と「少人数講座」のどちらにするのか?
どのような内容を入れるのか?
価格をいくらにするのか?
こうしたことまで、アプリが完成させるわけではありません。
表示された候補を起点に、実際の商品へ合わせて具体化していきます。
不足段階は「無料・低価格・継続」でした
今回、今ある商品段階として選んだのは本命商品だけです。
そのため、不足段階には、
無料・低価格・継続
と表示されました。
不足が三つあると、すべての商品を作らなければならないように構えるかもしれません。
でも、今回優先するのは低価格段階です。
不足していることと、今すぐ作ることは同じではありません。
無料段階と継続段階は、必要性を確認しながら後で考えます。
まずは、本命商品の前に置く一段へ集中します。
「今はやらないこと」と30日行動を確認します
結果画面には、次の「今はやらないこと」が表示されました。
- 本命商品の作り直し
- 複数低価格商品の同時開発
- 大幅な値下げ
今回の課題は、本命商品がないことではありません。
本命商品の前に、小さく試せる一段がないことです。
そのため、本命商品をすぐに作り直さず、複数の低価格商品も同時に作りません。
「今はやらないこと」は、今後ずっと行わないという意味ではありません。
次に作る一段へ集中するために、今は後回しにする内容です。
続いて、30日で試す行動も表示されました。
- 小規模事業者が次に困ることを3つ書き出す
- 90分ミニ相談・少人数講座の内容を3項目以内に絞る
- 案内できる実在の相手がいる場合は、1〜3人へ案内して反応を記録する。案内相手がいない場合は、案内文を作り、商品内容と次の行動が伝わるかを確認する
最初から完成した低価格商品を作る計画ではありません。
まず、対象となる人が次に困ることを整理し、商品の内容を3項目以内へ絞ります。
案内できる実在の相手がいる場合だけ、小さく案内します。
相手がいなければ、架空の顧客を作るのではなく、案内文を確認します。
同じ商品階段がAIプロンプトへ反映されます
結果画面には、自分のChatGPT、Claude、Geminiなどへ貼り付けて使えるAIプロンプトも表示されます。
今回入力した顧客層、現在の商品、提供方法、今ある段階、今の課題が反映されます。
さらに、画面に表示された次の内容も反映されます。
- 無料・低価格・本命・継続の商品
- 次に作る商品
- 不足段階
- 今はやらないこと
- 30日で試す行動
画面で決めた商品階段を捨てて、別の商品案を大量に作り直すためのプロンプトではありません。
次に作る低価格商品の対象者、内容、提供方法、本命商品への案内などを具体化するために使います。
価格、契約条件、販売実績、顧客の声を、AIへ勝手に作らせるものでもありません。
実際の商品や提供条件に合わせて、人が確認しながら整えます。
メールで受け取るかどうかは、自分で選べます
メール登録をしなくても、今回紹介した商品階段の結果と主要AIプロンプトまで利用できます。
結果画面の下には、希望する人のための任意メール登録欄があります。
任意メールで主に届くのは、次の内容です。
- 商品階段の現在地
- 優先して見直すテーマ
- 商品階段の見直しチェックリスト
- 商品同士のつながりを見直す追加AIプロンプト
- 30日で一つだけ試す進め方
メールは、結果の解除や完全版ではありません。
今回入力した顧客層や商品名、画面結果全文を保存して送るものでもありません。
画面では、自分の入力に合わせた商品階段を確認する。
任意メールでは、その商品階段をあとから見直し、次の行動を再開する。
自分の使い方に合わせて選べます。
使って確認できたのは、入力と結果のつながりです
今回、操作説明用の具体例を入力して、次のことを確認できました。
- 5項目から4段階の商品候補が表示された
- 入力した「商品設計の個別相談」が本命段階へ反映された
- 本命商品が「ALREADY EXISTS」と表示された
- 「個別相談・コンサル」に対応した商品候補が表示された
- 「いきなり本命商品になっている」という課題から、低価格段階が優先された
- 「90分ミニ相談・少人数講座」が「NEXT TO BUILD」と表示された
- 不足段階として、無料・低価格・継続が表示された
- 今はやらないことと、30日で試す行動が表示された
- 同じ商品階段がAIプロンプトへ反映された
- メール登録なしで、結果と主要AIプロンプトまで利用できた
商品階段メーカーは、本命商品をすぐに作り直すためのアプリではありません。
今回のように本命商品がすでにある場合は、その商品を中心に前後の段階を並べます。
そして、
次に作る一段はどこか?
を確認します。
表示された商品階段は、完成した商品設計や唯一の正解ではありません。
価格、契約条件、税務、法務、表示内容、第三者の権利などは、実際の商売に合わせて確認する必要があります。
また、今回の操作だけで、申込み、売上、成約、顧客の反応を確認したわけではありません。
確認できたのは、入力した内容と、画面へ表示された結果のつながりです。
制作の背景や詳しい使い方も紹介しています
なぜ、商品を増やすのではなく、今ある商品とのつながりを整理するアプリにしたのか?
4段階がそろっている場合に、新商品ではなく改善を示す設計にした理由は何か?
制作の背景は、こちらの記事で紹介しています。

5つの入力項目、4段階、結果画面、AIプロンプト、任意メールの詳しい使い方は、こちらの記事で紹介しています。

本命商品の前に、小さく試せる一段を考えてみませんか?
本命商品はある。
でも、初めて知った人へ、いきなり案内することに迷う。
そんなときは、本命商品をすぐに作り直す前に、その前へ小さく試せる一段を置けないか確認してみてください。
商品階段メーカーでは、次の順番で整理できます。
- 商品を届けたい相手を入力する
- 現在の主な商品を入力する
- 主な提供方法を選ぶ
- 今ある商品段階を選ぶ
- 今の課題を選ぶ
- 4段階の商品を確認する
- 次に作る商品を一つ確認する
- 今はやらないことを確認する
- 30日で試す行動を確認する
- 必要に応じてAIプロンプトを使う
すべての商品を一度に作る必要はありません。
まずは、現在の商品と今の課題を並べます。
そのうえで、次に作る一段を一つ選びます。
商品階段メーカーは、約5分、登録不要で利用できます。
無料アプリはこちらです。
商品階段メーカーで、本命商品の前に作る一段を整理してみてください。
本命商品を活かしながら、その前後のつながりを一段ずつ育ててみてください。
自分の商売の手綱を、自分で握りながら、できるところから進めていきましょう。



