メルマガを書こうとすると、伝えたいことが、いくつも浮かんでくることがあります。
- 最近気づいたことを伝えたい
- 役立つ考え方を紹介したい
- 商品やサービスも案内したい
- 最後に、次の行動も示したい
どれも大切そうに見えますよね。
ですが、一つのメールへ全部を入れようとすると、件名や書き出しが決まらず、なかなか本文を書き始められないことがあります。
書き始めた後で話が広がり、
結局、このメールで何を伝えたかったんだろう?
と迷ってしまうこともあるでしょう。
そこで今回は、1通分のメルマガ構成を整理できる無料アプリ、「メルマガ構成メーカー」を使ってみました。
このアプリでは、読者、テーマ、結論、メールの目的、最後に案内したい行動の5つを入力します。
入力すると、件名案、書き出し、メールで一番伝えたい結論、本文の順番、締め、最後の案内までを確認できます。
個人情報を含まない例を使い、5つの入力が結果へどう反映されるのかを順番に見ていきましょう。
メルマガ構成メーカーを使ってみます
メルマガ構成メーカーは、5つの項目から、1通分のメルマガ構成を作る無料ウェブアプリです。
入力するのは、次の内容です。
- 主な読者
- 今回のテーマ
- 伝えたい結論
- メールの目的
- 案内したいCTA
入力が終わると、件名案3件、書き出し、CORE MESSAGE、本文の4部構成、締め、CTAが表示されます。
CORE MESSAGEとは、今回のメールで一番伝えたい結論です。
結果画面には、ChatGPT、Claude、Geminiなどで、本文作成を進めるためのAIプロンプトも表示されます。
所要時間の目安は、約3分です。
メール登録をしなくても、構成結果と画面上のAIプロンプトまで利用できます。
次に送るメールの流れだけ、少し考えてみようかな
くらいの気持ちで始められます。
アプリの詳しい機能や、4種類のメール目的については、こちらの記事で紹介しています。

今回入力する5つの内容
今回入力する内容は、次のとおりです。
- 主な読者
ネット集客を自分で整えたい小規模事業者 - 今回のテーマ
集客方法 - 伝えたい結論
既存の案内ページを先に見直す - メールの目的
気づき・学びを届ける - 案内したいCTA
無料テンプレートを見る
「集客方法」というテーマは、かなり広いですよね。
ブログ、SNS、広告、YouTubeなど、いろいろな方法があります。
テーマだけを決めた状態では、
何について書こう?
と、また迷ってしまいそうです。
そこで今回は、伝えたい結論を、
既存の案内ページを先に見直す
という一つの内容に絞りました。
最後に案内する行動は、
無料テンプレートを見る
とします。
ここまで決めると、誰に何を伝え、最後にどこへ案内するメールなのかが見えてきます。
まだ本文は書いていません。
それでも、メールが進む方向は、少し分かるようになりました。
5つの項目を順番に入力します
まず、「主な読者」へ、メールを届けたい相手を入力します。
今回の読者は、
ネット集客を自分で整えたい小規模事業者
です。
ここへ入れるのは、メールを書く人自身の肩書ではありません。
そのメールを受け取る人を入力します。
次に、「今回のテーマ」へ、
集客方法
と入力しました。
「伝えたい結論」へは、
既存の案内ページを先に見直す
と入力します。
テーマと結論は、似ているように見えます。
ですが、役割は違います。
- テーマは、何について書くのか?
- 結論は、その話題について何を伝えるのか?
という違いです。
実際に入力してみると、この二つを分けることが大切だと感じました。
「集客方法について書く」だけでは、話がいくらでも広がります。
ですが、「既存の案内ページを先に見直す」と決めると、今回のメールへ入れる内容を選びやすくなります。
メールの目的は、「気づき・学びを届ける」を選びます。
最後に、「案内したいCTA」へ、
無料テンプレートを見る
と入力しました。
実際の操作は、こちらの動画でご覧いただけます。
5項目を入力したら、「メルマガ構成を見る」を押します。
「集客方法」をテーマにした構成が表示されました
結果画面には、
「集客方法」をテーマにしたメルマガ構成
と表示されました。
その下に、件名案、書き出し、CORE MESSAGE、本文構成、締め、CTAが並びます。
本文を書きながら、次の内容を考えるのではありません。
メールを書き始める前に、入口から最後の案内までを一つの画面で見渡せます。
実際に使ってみると、この点が便利だと感じました。
件名は決まったけれど、本文の着地点が分からない。
本文は書けたけれど、最後の案内が急に見える。
そんな状態を避けるために、最初に全体の順番を確認できます。
件名案が3件表示されました
今回表示された件名案は、次の3件です。
- 「集客方法」について、最初に見直したいこと
- 「集客方法」を考えるときの大切な視点
- 今回お伝えしたいこと:「既存の案内ページを先に見直す」
1件目と2件目には、入力したテーマの「集客方法」が使われています。
3件目には、「既存の案内ページを先に見直す」という結論が反映されました。
件名を別に考えていると、つい目立つ言葉を探したくなることがありますよね。
ですが、件名と本文の内容が離れてしまうと、読者は戸惑ってしまいます。
今回の件名案は、入力したテーマや結論を基にしています。
そのため、本文で伝えたい内容から離れにくい候補になっています。
3件から必ず選ぶ必要はありません。
実際に書いた本文と見比べながら、自分の言葉へ整えるための出発点として使えます。
書き出しとCORE MESSAGEを確認します
書き出しには、次の内容が表示されました。
今回は、「ネット集客を自分で整えたい小規模事業者」に向けて、「集客方法」を取り上げます。
思い込みを一度整理し、理由と結論を確認しながら、今日できる小さな一歩へつなげます。
最初の一文には、入力した読者とテーマが反映されています。
誰に向けて、何について書くのかが分かりますね。
続いて、CORE MESSAGEには、次の内容が表示されました。
今回いちばん伝えたいことは、次のとおりです。
「既存の案内ページを先に見直す」
本文を書いていると、関連する話を付け足したくなることがあります。
SNSの話もしたい。
広告の話も伝えたい。
ブログについても触れたい。
つい増やしたくなりますよね。
そんなときは、CORE MESSAGEを見ながら、
今回、一番伝えたいことは何だったかな?
と確認できます。
本文が広がりすぎたときに戻れる場所があるわけです。
本文は4つの順番で構成されました
今回は、メールの目的で「気づき・学びを届ける」を選びました。
そのため、本文は次の4部構成になりました。
- 思い込み
読者が持ちやすい思い込みを整理する - 理由
なぜ見直す必要があるかを説明する - 結論
入力した結論を、独立した引用文として示す - 今日できる一歩
CTAへつながる小さな行動を示す
ここに表示されているのは、完成した本文ではありません。
それぞれの部分で、何を書くのかを示す順番です。
本文を書く段階では、まず「思い込み」の部分に、読者が持ちやすい考え方を書きます。
今回のテーマなら、
集客を増やすには、新しい発信や広告を始める必要がある
と考えている人もいるかもしれません。
次の「理由」では、なぜ既存の案内ページを先に確認するのかを説明します。
その後、
既存の案内ページを先に見直す
という結論を伝えます。
最後は、「無料テンプレートを見る」という行動へつなげる流れです。
4つの順番があることで、
次は何を書けば良いんだろう?
と、その都度考えなくて済みます。
自分で確認できる事実や、実際に伝えたい内容を、一つずつ入れていけば良いんですね。
締めとCTAを確認します
締めには、次の文章が表示されました。
まずは、今日できる小さな一歩から始めてみてください。
今回は、「気づき・学びを届ける」という目的を選んでいます。
そのため、申込みを強く迫る文章ではなく、小さな行動を促す締めになっています。
続いて、CTAには次の内容が表示されました。
ここまで読んで、次の一歩へ進みたい方へ。
「無料テンプレートを見る」
入力したCTAが、最後の案内として反映されています。
本文を書き終えてから、
最後に何を案内しよう?
と考えるのではありません。
最初から案内先まで決めているので、本文も、その行動へ向かう順番で書きやすくなります。
これは助かりますね。
実際のメールへ使うときは、テンプレート名やリンク先などを補います。
読者が迷わないように、実際の案内内容へ合わせて整えます。
入力内容がAIプロンプトにも反映されます
結果画面には、「自分のAIで本文を作る」という項目があります。
表示されたプロンプトをコピーし、ChatGPT、Claude、Geminiなどへ貼り付けて使います。
プロンプトには、今回入力した次の内容が含まれます。
- 主な読者
- 今回のテーマ
- 伝えたい結論
- メールの目的
- 案内したいCTA
さらに、結果画面に表示された次の内容も入っています。
- 件名案3件
- 書き出し
- CORE MESSAGE
- 本文の4部構成
- 締め
- CTA
AIへ、
集客方法についてメルマガを書いて
とだけ頼む場合よりも、必要な前提を具体的に渡せます。
誰へ向けたメールなのか?
一番伝えたいことは何か?
最後に何を案内するのか?
これらは、AIへ頼む前に自分で決めています。
AIに方向を決めてもらうのではなく、自分で決めた流れを本文にする作業を手伝ってもらう。
そんな使い方です。
任意メールでは、配信前の確認に使える内容が届きます
結果画面と画面上のAIプロンプトは、メール登録をしなくても利用できます。
そのうえで、実際の配信準備へ進みたい人は、任意でメールを受け取れます。
メールで届くのは、画面へ入力した内容や、生成結果全文の保存ではありません。
主に、次のような実践用の内容です。
- メルマガ配信前チェックリスト
- 読者視点で文章を見直す追加AIプロンプト
- 配信後に振り返ること
- 次の1通へつなげる進め方
今回選んだ目的は、「気づき・学びを届ける」です。
そのため、
- 思い込みから理由・結論・小さな一歩へ進んでいるか?
- 学びと今日の一歩が一致しているか?
という視点でも確認できます。
まずは画面上で構成を確認する。
実際に配信する前の確認も進めたい場合は、メールを受け取る。
自分の使い方に合わせて選べます。
使ってみて感じたのは、本文より先に流れを決められることです
今回、メルマガ構成メーカーへ入力したのは、次の5項目です。
- 誰に届けるのか?
- 何について書くのか?
- 一番伝えたいことは何か?
- 今回のメールには、どんな目的があるのか?
- 最後に何を案内するのか?
この5つから、件名、書き出し、本文の順番、締め、CTAまでを確認できました。
特に便利だと感じたのは、テーマと結論を分けて入力できることです。
「集客方法」というテーマだけでは、書ける内容がたくさんあります。
ですが、
既存の案内ページを先に見直す
という結論を決めると、今回書くことと、書かないことを分けやすくなりました。
さらに、メールの目的を選ぶことで、本文の順番も決まります。
今回は「気づき・学び」だったので、
思い込み、理由、結論、今日できる一歩
という流れになりました。
最初から完成した原稿を書こうとせず、まず順番を決める。
そこへ、自分で確認できる事実や、自分の言葉を加える。
必要に応じて、AIプロンプトを使って本文作成を手伝ってもらう。
毎回ゼロから書こうとして手が止まるときに、書き始める場所を作れるアプリだと感じました。
今回紹介したのは、操作方法と表示結果を説明するための入力例です。
開封率、クリック率、申込みなどの成果を示す事例ではありません。
表示された構成やAIから作った文章は、読者、事実関係、商品条件、リンク先に合わせて確認します。
また、アプリや生成AIへ、個人情報、顧客情報、機密情報を入力しないようにしてください。
制作の背景や詳しい使い方も紹介しています
この記事では、メルマガ構成メーカーへ具体例を入力し、表示された結果を順番に確認しました。
なぜ、このは屋が、
毎回ゼロから書かず、型から始める
ためのアプリを作ったのか?
制作の背景は、こちらの記事で紹介しています。

5つの入力項目、4種類のメール目的、AIプロンプト、任意メールなど、詳しい機能と使い方はこちらです。

制作の考え方や、ほかのメール目的について詳しく知りたいときに、あわせてご覧ください。
まずは、1通分の構成を作ってみませんか?
メルマガを書こうとして手が止まったときは、いきなり本文から始めなくても大丈夫です。
まずは、次の5つを決めてみてください。
- 誰に届けるのか?
- 何をテーマにするのか?
- 一番伝えたいことは何か?
- 今回のメールには、どんな目的があるのか?
- 最後に何を案内するのか?
この5つが決まると、件名、書き出し、本文、締め、CTAのつながりが見えやすくなります。
すべてを完璧に決めてから始める必要はありません。
まずは、次に送りたい1通について、6割くらいの構成を作るところからで大丈夫です。
作った無料アプリはこちらです。
メルマガ構成メーカーで、1通分の流れを整理してみてください。
焦らず、小さく、ひとつずつ。
自分の商売の手綱を、自分で握りながら育てていきましょう。



