メルマガを書こう。
そう思ってパソコンを開いたものの、最初の一文で手が止まる。
- 今回は、誰に向けて書く?
- どんなテーマを取り上げる?
- 一番伝えたいことは何?
- 最後に、何を案内する?
考えることが多くて、どこから決めれば良いのか迷いますよね。
思いついたことから書き始めると、途中で話が広がり、結局何を伝えたいメールなのか分かりにくくなることもあります。
そこで今回、本文を書く前に、1通分の流れを整理できる無料ウェブアプリを作りました。
名前は、「メルマガ構成メーカー」です。
読者やテーマなど5つの項目を入力すると、次の内容をまとめて確認できます。
- 件名案3件
- 書き出し
- CORE MESSAGE
- 本文の4部構成
- 締め
- CTA
- 本文作成用AIプロンプト
(CTAとは、メールを読んだ人へ、次の行動や案内先を示す部分のことです。)
完成したメルマガを一度に作るのではなく、まずは「誰に、何を、どの順番で伝えるか?」を決めるためのアプリです。
この記事では、メルマガ構成メーカーを作った背景と、どんな考え方を形にしたのかをご紹介します。
実際の操作は、こちらの動画でご覧いただけます。
メルマガを書く前は、決めることが多い
メルマガを書くときは、魅力的な文章や、開いてもらえそうな件名を考えたくなりますね。
でも実は、その前に決めたいことがあります。
- 誰に届けるのか?
- 何をテーマにするのか?
- 一番伝えたい結論は何か?
- 今回のメールには、どんな役割があるのか?
- 最後に、何を案内するのか?
ここが曖昧なままだと、一つひとつの文章が良くても、メール全体では話がつながりません。
たとえば、気づきや学びを伝えていたのに、最後だけ突然、商品案内へ変わったらどうでしょうか?
読んでいる人は、
急に何の案内が始まったんだろう?
と、構えてしまうかもしれません。
反対に、伝えたいことを増やしすぎると、何が一番大切なのかが見えにくくなります。
メルマガでは、文章を書くことと同じくらい、1通の役割を決めることが大切です。
だから、メルマガ構成メーカーでは、本文より先に全体の流れを作ることにしました。
完成本文より先に、1通の役割を整理します
一度のメールで、伝えたいことをすべて詰め込む必要はありません。
今回の読者、テーマ、結論を決め、最後の案内を一つに絞る。
それだけでも、本文の方向は見えやすくなるでしょう。
メルマガ構成メーカーへ入力するのは、次の5項目です。
- 主な読者
- 今回のテーマ
- 伝えたい結論
- メールの目的
- 案内したいCTA
「伝えたい結論」には、その1通で最も伝えたいことを入れます。
「案内したいCTA」には、メールを読んだ後に確認してほしいものや、取り組んでほしい行動を入れます。
商品購入や申込みだけでなく、無料資料を見る、関連記事を読む、内容を確認するといった案内もCTAです。
この5項目を分けて考えることで、本文を書き始める前に、1通の軸を整理できます。
メールの目的に合わせて、構成を変えます
同じテーマを扱う場合でも、今回のメールで何をしたいのかによって、伝える順番は変わります。
そこで、メールの目的を次の4種類から選べるようにしました。
- 気づき・学びを届ける
- 事例・体験を伝える
- 商品・サービスを案内する
- 行動を促す
たとえば、気づきや学びを届ける場合は、読者が持ちやすい思い込みを整理し、理由と結論を伝えて、小さな一歩へつなげます。
商品やサービスを案内する場合は、読者の状況へ触れ、問題と解決方法を整理してから、案内先へつなげます。
すべてのメールを、同じ商品案内の型へ当てはめるわけではありません。
「今回の目的」を選ぶと、その役割に合った4部構成と締めが表示されます。
「今回は何を書くか?」だけでなく、
この1通で、読者へ何を届けたいのか?
を考えられる形にしました。
件名からCTAまで、一つの流れで確認できます
5項目を入力すると、最初に件名案が3件表示されます。
その後に、書き出し、CORE MESSAGE、本文構成、締め、CTAが続きます。
CORE MESSAGEとは、「今回のメール」で一番伝えたい結論です。
本文の中へ埋もれさせず、独立したメッセージとして確認できます。
件名だけを先に考えたり、最後の案内だけを後から付け足したりするのではありません。
- 件名で、何を伝えるメールなのかを示す
- 書き出しで、読者とテーマを確認する
- CORE MESSAGEで、結論を一つに絞る
- 4部構成で、本文の順番を決める
- 締めとCTAで、次の行動へつなげる
この順番で並べると、文章を書く前にメール全体を見渡せます。
件名と本文がずれていないか。
結論からCTAへ、無理なくつながっているか。
細かな表現を直す前に、まず1通の流れを確認できるところが、このアプリの良いところでしょう。
構成ができたら、AIと一緒に本文を作れます
では、実際の本文は、どうやって作れば良いのでしょうか?
結果画面には、ChatGPT、Claude、Geminiなどへ貼り付けて使える、本文作成用AIプロンプトも表示されます。
プロンプトには、次の内容が反映されます。
- 入力した読者
- 今回のテーマ
- 伝えたい結論
- メールの目的
- 案内したいCTA
- 画面に表示された件名案と構成
そのため、AIへただ「メルマガを書いて」と頼むよりも、具体的な前提を渡して始められます。
進め方も、一気に完成原稿を作るだけではありません。
- 件名と構成を確認する
- 各パートの本文を順番に作る
- 自分の事実や言葉へ合わせて整える
- 配信前に、条件やリンク先を確認する
AIへすべてを任せるのではなく、自分で決めた方向を土台にして、一緒に本文を作っていく。
この使い方なら、毎回白紙からプロンプトを考えずに始めやすいでしょう。
メール登録をしなくても、結果まで使えます
メルマガ構成メーカーは、メール登録をしなくても利用できます。
5項目を入力すれば、次の内容を結果画面で確認し、そのまま使えます。
- 件名案3件
- 書き出し
- CORE MESSAGE
- 本文構成4項目
- 締め
- CTA
- 本文作成用AIプロンプト
「まずは試してみたい」という段階で、いきなり登録を求められると、少し構えてしまいますよね。
ですから、1通分の構成を作り、AIプロンプトを使うところまでは、登録なしで利用できる形にしました。
そのうえで、実際の配信準備まで進みたい人は、任意でメールを受け取れます。
メールでお届けするのは、次のような実践用の内容です。
- メルマガ配信前チェックリスト
- 文章を見直すための追加AIプロンプト
- 次の1通へつなげる実践ルート
構成を作って終わりではなく、実際に配信するところまで進むための道しるべとして使ってもらえたらと思っています。
まずは、1通分のたたき台を作れば大丈夫です
メルマガを書こうとすると、最初から完成原稿を作りたくなります。
件名も、書き出しも、本文も、最後の案内も、すべて整えてから配信したい。
そう考えるのは自然なことです。
でも、すべてを一度に決めようとすると、なかなか手が動きません。
まず決めたいのは、次の5つです。
- 誰に届けるのか?
- 何をテーマにするのか?
- 一番伝えたいことは何か?
- 今回のメールには、どんな役割があるのか?
- 最後に何を案内するのか?
ここまで決まれば、メルマガ作りはかなり進んでいます。
細かな文章は、その後から少しずつ整えていけば大丈夫です。
なお、アプリで表示される構成や文章は、メルマガ作成のたたき台です。
実際に配信する前に、次の内容を確認してください。
- 読者と内容が合っているか?
- 事実や数値に間違いがないか?
- 商品やサービスの条件が正しいか?
- CTAとリンク先が一致しているか?
- 誤解を招く表現や、約束しすぎている部分がないか?
たたき台があるからこそ、自分の内容に合わせて直す場所も見つけやすくなります。
毎回ゼロから書かず、型から始めてみませんか?
メルマガ構成メーカーは、きれいな文章を一度に完成させるためのアプリではありません。
読者、テーマ、結論、目的、CTAを整理し、1通分の流れを形にするためのアプリです。
メルマガを書こうとして手が止まっているなら、いったん本文から離れてみる。
そして、まずは5つの項目へ答えてみる。
それだけでも、
- 今回、誰へ届けたいのか?
- 何を一番伝えたいのか?
- どの順番で書けば良いのか?
- 最後に何を案内するのか?
が見えやすくなります。
まずは、1通分の型を作るところから始めてみませんか?
作った無料アプリはこちらです。
メルマガ構成メーカーで、件名からCTAまでの流れを整理してみてください。
焦らず、小さく、ひとつずつ。
自分の商売の手綱を、自分で握りながら育てていきましょう。



