商品やサービスを紹介するために、LPを作りたい。
そう思ってパソコンを開いても、最初の文章で手が止まることがあります。
- 商品の説明から始める?
- 先に、お客さんの悩みを書く?
- 特徴や料金は、どこで紹介する?
- 申込ボタンまで、どうやって話をつなげる?
伝えたいことはある。
でも、LP全体へ並べようとすると、順番に迷ってしまう。
そんなことがありますよね。
LPとは、商品、サービス、セミナー、個別相談などを案内して、申込へつなげるページのことです。
LPでは、魅力的な文章を考えることも大切です。
でも実は、その前に決めたいことがあります。
- 誰に読んでもらうのか?
- どんな悩みから話を始めるのか?
- 商品を利用すると、どんな変化があるのか?
- どのような順番で説明するのか?
- 最後に、どんな行動を案内するのか?
こうした流れを先に整理できる無料ウェブアプリが、「LP構成メーカー」です。
商品やサービスについて7つの質問に答えると、次の内容をまとめて確認できます。
- LPのコアメッセージ
- ファーストビュー案
- 10個のセクション構成
- CTA文
- FAQ候補
- 本文作成用AIプロンプト
今回は、「はじめてのネット集客導線セミナー」という例を使って、LP構成メーカーを操作してみます。
どんな情報を入力すると、どんなLP構成が表示されるのか?
結果を見た後は、何を考えれば良いのか?
入力から本文作成へ進むまでの流れを、一つずつ見ていきましょう。
なお、今回のセミナーは、アプリの動きを説明するために用意した入力例です。
実在する参加者の体験談や、セミナーの開催実績を紹介するものではありません。
LP構成メーカーとは?
LP構成メーカーは、自分の商品やサービスについて入力しながら、LP全体の構成を整理する無料ウェブアプリです。
利用を始めるときに、メール登録は必要ありません。
7つの項目へ入力して「LP構成を見る」を押すと、ファーストビューからFAQまで、LPに必要な流れが表示されます。
所要時間の目安は、約5分です。
このアプリで、最初から完成したデザインや本文を作るわけではありません。
まずは、
このLPでは、誰に、何を、どのような順番で伝えるのか?
を見える形にします。
構成があると、次のことも確認しやすくなります。
- 商品情報で足りないものは何か?
- 先に説明した方が良いことは何か?
- お客さんが不安に思いそうなことは何か?
- 次に、どの部分の文章を作れば良いか?
文章を書く前に、まずは全体の地図を作る。
そんな使い方をするアプリです。
今回使ったLP構成メーカーは、こちらです。
今回は、無料セミナーのLP構成を作ります
今回作るのは、無料オンラインセミナーのLP構成です。
想定したのは、次のような内容です。
- ネット集客の進め方を整理するセミナー
- 対象は小規模事業者
- 90分のオンライン開催
- 具体例の解説がある
- ワークシートを使う
- 最後に質疑応答を行う
対象者として考えたのは、ネット集客について調べたものの、情報が多すぎて、何から手をつければ良いか迷っている小規模事業者です。
セミナーへ参加することで、
- 自分に必要な集客導線
- 次に取り組むこと
が分かる状態を目指します。
では、この内容をLP構成メーカーへ入力してみましょう。
まずは、7つの項目を入力します
LP構成メーカーへ入力するのは、次の7項目です。
- 商品・サービス名
- 対象者
- 見込客が抱えている悩み
- 商品で得られる結果
- 主な特徴・強み
- 価格帯
- 申込方法
今回、実際に入力した内容を順番に紹介します。
1.商品・サービス名
商品・サービス名には、次のように入力しました。
はじめてのネット集客導線セミナー
ここには、LPで案内したい商品、サービス、無料オファー、セミナーなどの名前を入力します。
2.対象者
対象者には、次のように入力しました。
ネット集客を自分で仕組み化したい小規模事業者
ここへ入力するのは、アプリを使っている人自身の情報ではありません。
商品やサービスを案内したい、見込客の情報です。
「誰でも」「すべての事業者」と広くしすぎるより、
どんな人に、一番役立ててもらいたいか?
を考えて入力すると、伝える軸を作りやすくなります。
3.見込客が抱えている悩み
見込客の悩みは、次のようにしました。
情報が多すぎて、何から手をつければ良いか分からない
ネット集客について調べると、たくさんの方法が見つかります。
- ブログ
- SNS
- YouTube
- メールマガジン
- 広告
- セミナー
どれも大切そうなので、かえって選べなくなることがありますよね。
今回は、その迷いを中心にしました。
4.商品で得られる結果
商品で得られる結果には、次のように入力しました。
自分に必要な集客導線と、次にやることが分かる
ここで入力するのは、商品やセミナーの機能ではありません。
利用した後に、どんな状態を目指せるのかを書きます。
今回の例なら、
- 90分のセミナーへ参加する
- ワークシートを受け取る
といった提供内容ではなく、
自分が次に取り組むことを決められる
という変化を入力しています。
5.主な特徴・強み
主な特徴・強みは、次のようにしました。
90分のオンライン開催、具体例の解説、ワークシート、質疑応答
先ほどの「商品で得られる結果」とは違い、こちらには、提供方法や具体的な内容を入力します。
今回なら、次の4つです。
- 90分で参加できる
- オンラインで開催する
- 具体例を交えて説明する
- ワークシートと質疑応答がある
6.価格帯
価格帯は、「無料」を選びました。
今回作るのは、無料セミナーの申込ページだからです。
価格帯によって、LPで重視する伝え方も変わります。
無料を選んだ場合は、手軽さや始めやすさを重視した案が表示されます。
7.申込方法
申込方法は、「セミナー申込」を選びました。
LP構成メーカーでは、申込方法を次の4つから選べます。
- 無料ダウンロード
- セミナー申込
- 個別相談
- 直接購入
この選択に合わせて、結果画面のCTA文やFAQ候補も変わります。
実際の操作は、こちらの動画でご覧いただけます。
結果画面で、LP全体の流れを確認します
7つの項目を入力したら、「LP構成を見る」を押します。
すると、入力内容をもとにした結果画面が表示されました。
今回確認できたのは、次の6つです。
- コアメッセージ
- ファーストビュー案
- 10個のセクション構成
- CTA文
- FAQ候補
- 本文作成用AIプロンプト
ここからは、表示された内容を順番に見ていきましょう。
LPのコアメッセージ
最初に表示されたコアメッセージは、こちらです。
ネット集客を自分で仕組み化したい小規模事業者が、無理なく「自分に必要な集客導線と、次にやることが分かる」を目指すための選択肢
続いて、次の説明が表示されました。
「情報が多すぎて、何から手をつければ良いか分からない」という悩みに対して、「自分に必要な集客導線と、次にやることが分かる」を目指すLPです。
入力した内容のうち、主に次の3つが反映されています。
- 対象者
- 見込客が抱えている悩み
- 商品で得られる結果
ここで確認したいのは、完成したキャッチコピーになっているかどうかではありません。
このLPでは、誰に、どんな悩みから、どんな変化を伝えるのか?
その軸が、一つにつながっているかを見ます。
少し長いと感じる部分は、本文や見出しを作る段階で、読みやすい言葉へ整えれば大丈夫です。
ファーストビュー案
続いて、ファーストビュー案が表示されます。
ファーストビューとは、LPを開いたときに、最初に目に入る部分のことです。
メイン見出しは、次のようになりました。
「情報が多すぎて、何から手をつければ良いか分からない」から、「自分に必要な集客導線と、次にやることが分かる」へ。
補足文は、こちらです。
ネット集客を自分で仕組み化したい小規模事業者のための「はじめてのネット集客導線セミナー」。手軽さと即効性を大切にしながら、自分に必要な集客導線と、次にやることが分かる。
メイン見出しには、次の2つが反映されています。
- 今抱えている悩み
- 目指したい結果
「今の状態」から「目指す状態」へ、話がつながっています。
補足文には、次の内容が入りました。
- 対象者
- 商品・サービス名
- 価格帯に応じた訴求
今回は価格帯で「無料」を選んだため、「手軽さと即効性」が訴求の重点になっています。
実際に公開するときは、セミナーの内容や、本当に提供できる結果に合わせて、自然な言葉へ整えていきます。
10個のセクション構成
ファーストビューの後には、LP全体の構成が表示されます。
- ファーストビュー
- 悩みへの共感
- 放置した場合の問題
- 解決後の未来
- 商品・サービスの紹介
- 特徴・強み
- 利用の流れ
- 不安への回答
- CTA
- FAQ
入力した情報は、それぞれのセクションへ振り分けられます。
- 見込客の悩み → 悩みへの共感
- 商品で得られる結果 → 解決後の未来
- 商品・サービス名 → 商品の紹介
- 主な特徴・強み → 特徴の説明
- 申込方法 → CTA
こうして全体を並べてみると、LPへ必要な情報が足りているかも確認しやすくなります。
商品について詳しい人ほど、商品説明はたくさん書けます。
でも実は、
- お客さんの悩みに触れていない
- 利用した後の変化が見えない
- 申込前の不安へ答えていない
- 申込方法が分かりにくい
ということがあります。
本文を書く前に全体の流れを見られると、こうした抜けや偏りにも気づきやすくなるでしょう。
セミナー申込に合ったCTA文
CTAとは、読者へ次の行動を案内する文章やボタンのことです。
今回は、申込方法で「セミナー申込」を選びました。
そのため、次のCTA文が表示されます。
- 案内文:具体的な進め方を、無料セミナーで確認してください。
- ボタン文言:無料セミナーに申し込む
無料ダウンロードや直接購入ではなく、セミナーへ参加する流れに合った言葉になっていますね。
実際に使うときは、次の内容に合わせて調整します。
- セミナー名
- 開催方法
- 参加することで分かること
- 申込後の流れ
セミナー向けのFAQ候補
FAQとは、よくある質問と、その回答をまとめたものです。
今回は、次の5つが表示されました。
- 初心者でも参加できますか?
- どのような人に向いていますか?
- 参加前に準備するものはありますか?
- 受講後のサポートはありますか?
- 申込後の流れを教えてください。
提供する側には当たり前でも、初めて申し込む人には分からないことがありますよね。
FAQ候補を見ることで、次のことを考えるきっかけになります。
- 参加前に、どんな不安がありそうか?
- 何を先に説明した方が良いか?
- 申込後の流れが伝わっているか?
- 誰に向いているセミナーなのか?
表示された質問へ答えを用意するだけでも、申込前に伝える内容を整理しやすくなるでしょう。
結果を見ると、足りない情報も分かります
今回の結果を見ると、LP全体の流れは整理できました。
でも実は、公開するためには、まだ決めることがあります。
今回のセミナーなら、少なくとも次の情報が必要です。
- 開催日時
- 参加方法
- 定員
- 参加費
- 申込期限
- 申込後に届く案内
- 参加に必要な環境
- 質疑応答の範囲
これは、アプリの結果に問題があるという話ではありません。
構成ができたことで、次に集める情報が見えたということです。
何もない画面を見ながら考えるより、構成へ当てはめながら確認した方が、準備を進めやすくなります。
LP構成メーカーを使う目的は、空欄をすべて埋めることだけではありません。
- 今ある情報
- 足りない情報
- これから決める情報
を分けることも、大切な使い方です。
AIプロンプトを使って、本文作成へ進みます
結果画面の最後には、LP本文を作るためのAIプロンプトがあります。
ChatGPT、Claude、Geminiなど、普段使っている生成AIへ貼り付けて利用できます。
プロンプトには、今回入力した商品情報だけではなく、次の内容も入っています。
- ファーストビュー案
- 10個のセクション構成
- CTA文
- FAQ候補
- 文章を書くときのルール
使い方は、次の流れです。
- AIプロンプトをコピーする
- 普段使っている生成AIへ貼り付ける
- 最初に、LP全体の見出し構成を確認する
- 各セクションの本文を順番に作る
- 実際の商品やセミナーの情報へ合わせて整える
ポイントは、一度に完成版を作ろうとしないことです。
まずは、見出し構成を確認する。
次に、足りない情報を加える。
その後で、各セクションの文章を整える。
自分で入力した商品情報を土台にしながら、AIと一緒に作っていけば良いんです。
メール登録をしなくても、ここまで使えます
LP構成メーカーは、メール登録をしなくても利用できます。
登録なしで使えるのは、次の内容です。
- 7項目への入力
- コアメッセージの確認
- ファーストビュー案の確認
- 10個のセクション構成の確認
- CTA文の確認
- FAQ候補の確認
- 本文作成用AIプロンプトのコピー
「まずは試してみたい」という段階でも、結果画面まで進めます。
結果画面の下には、希望する人のために、任意のメール登録欄もあります。
メールで届くのは、結果画面の全文保存ではありません。
- LP公開前のチェックリスト
- 構成を整えるための追加AIプロンプト
- CTAやLP制作へ進むための案内
といった、公開へ進むための実践用の内容です。
必要だと感じたときに、受け取ってください。
表示された内容は、LP制作のたたき台です
今回使ったセミナー情報は、アプリの操作を説明するための入力例です。
実在する参加者の体験談や、成果を紹介したものではありません。
また、アプリで作られる構成や文章は、完成版ではなく、LP制作を始めるためのたたき台です。
公開する前に、次の内容を確認してください。
- 実際の商品やサービスの内容と合っているか?
- 日時や価格、申込条件に間違いがないか?
- 提供できないことを約束していないか?
- 誤解を招く表現がないか?
- 事実関係や根拠を確認したか?
- 著作権や第三者の権利を侵害していないか?
表示された内容へ、無理に商品を合わせる必要はありません。
構成を土台にしながら、自分の商品やお客さんに合う言葉へ整えてください。
たたき台があるからこそ、どこを直せば良いのかも見つけやすくなるでしょう。
使ってみて分かったのは、「次に決めること」が見えるということです
LP構成メーカーを使うと、7つの質問から、次の内容が一つの流れとして見えてきます。
- 誰に伝えるのか?
- どんな悩みへ答えるのか?
- どんな変化を伝えるのか?
- どのような順番で説明するのか?
- 最後に何を案内するのか?
さらに、結果を見ることで、次のことも確認できます。
- 足りない商品情報
- 先に答えたい不安
- 本文で詳しく説明すること
- 公開までに決めること
つまり、LP構成メーカーは、文章を増やすだけのアプリではありません。
次に何を決めれば良いのかを見つけるためのアプリでもあります。
全部を一度に決めなくても大丈夫です。
まずは、今分かっていることを入力する。
表示された構成を見ながら、足りない部分を一つずつ補っていく。
そんな使い方から始めてみてください。
制作の背景や詳しい使い方も紹介します
LP構成メーカーについては、別の記事でもご紹介します。
なぜ、本文より先に構成を作るアプリにしたのでしょうか?
制作の背景については、こちらの記事でご紹介します。

機能や基本的な使い方については、こちらの記事でご紹介します。

自分の商品でも、LPの流れを作ってみませんか?
今回は、無料セミナーを例にして、LP構成メーカーを使ってみました。
流れをまとめると、次のようになります。
- 商品情報を7項目へ入力する
- コアメッセージを確認する
- ファーストビュー案を見る
- 10個のセクション構成を確認する
- CTAとFAQを整える
- AIと一緒に本文を作る
- 実際の商品情報へ合わせて仕上げる
LPを作ろうとして、何から書けば良いのか迷っている。
そんなときは、いきなり完成した文章を考えなくても大丈夫です。
まずは、自分の商品について、7つの質問へ答えてみる。
それだけでも、伝える流れと、次に決めることが見えやすくなるでしょう。
自分の商品やサービスでも、LP構成を作ってみませんか?
焦らず、小さく、ひとつずつ。
自分の商売の手綱を、自分で握りながら育てていきましょう。



