LPを作ろう。
そう思ってパソコンを開いたものの、最初の見出しで手が止まる。
- 商品説明から始める?
- 先に、お客さんの悩みを書く?
- 料金や申込方法は、どこに入れる?
どれも必要そうで、順番に迷いますよね。
伝えたいことが多いほど、文章を足したくなります。でも、情報を増やすだけでは、かえって読みにくいLPになってしまうことがあります。
そこで今回、文章を書く前に、LP全体の流れを整理できる無料ウェブアプリを作りました。
名前は、「LP構成メーカー」です。
商品やサービスについて7つの質問に答えると、次の内容をまとめて確認できます。
- LPの中心となるメッセージ
- ファーストビュー案
- 10個のセクション構成
- CTA文
- FAQ候補
- 本文作成用AIプロンプト
完成したLPを一発で作るのではなく、まずは「何を、どの順番で伝えるか?」を決めるためのアプリです。
この記事では、LP構成メーカーを作った背景と、どんな考え方を形にしたのかをご紹介します。
実際の操作は、こちらの動画でご覧いただけます。
必要だったのは、文章を増やすことではありませんでした
LPを作るときは、魅力的な文章を考えたくなりますね。
でも実は、その前に決めたいことがあります。
- 誰に読んでもらうのか?
- どんな悩みから話を始めるのか?
- 商品を使うと、どんな変化があるのか?
- どの順番なら、無理なく読み進められるのか?
- 最後に、どんな行動を案内するのか?
ここが曖昧なままだと、一つひとつの文章が良くても、ページ全体では話がつながりません。
たとえば、まだ「自分に関係がある商品かな?」と迷っている人へ、いきなり詳しい商品説明を始めたらどうでしょうか?
「良さそうだけど、自分向けなのか分からないな」
と、途中で離れてしまうかもしれません。
反対に、悩みの話ばかりが続いて、肝心の商品がなかなか出てこなければ、
「それで、何を案内しているページなんだろう?」
となってしまいますよね。
LPでは、何を書くかと同じくらい、どのように伝えるかという構成が大切です。
だから、LP構成メーカーでは、本文より先に全体の流れを作ることにしました。
7つの質問から、伝える軸を整理します
入力するのは、次の7項目です。
- 商品・サービス名
- 対象者
- 見込客が抱えている悩み
- 商品で得られる結果
- 主な特徴・強み
- 価格帯
- 申込方法
どれも、商売をしていれば一度は考えたことがある内容でしょう。
ただ、頭の中では分かっていても、言葉にしようとすると迷うことがありますよね。
「この商品は、誰のためのもの?」
「利用した後、どうなれたらうれしい?」
そんな質問へ一つずつ答えることで、商品情報を、お客さんへ伝わる形に整理していきます。
7項目を入力して「LP構成を見る」を押せば、LP全体の流れが表示されます。
大切なのは、空欄を埋めることではありません。
自分が伝えたい順番から、お客さんが読みやすい順番へ並べ直すこと。
これが、LP構成メーカーの中心です。
ファーストビューからFAQまで、一度に見渡せます
結果画面では、最初にLPのコアメッセージとファーストビュー案が表示されます。
ファーストビューとは、LPを開いたときに最初に見える部分のことです。
読んでいる人は、ここで次のことを判断します。
- 自分に関係のあるページか?
- 悩みの答えが見つかりそうか?
- このまま読み進めたいか?
その後に、10個のセクション構成が続きます。
- ファーストビュー
- 悩みへの共感
- 放置した場合の問題
- 解決後の未来
- 商品・サービスの紹介
- 特徴・強み
- 利用の流れ
- 不安への回答
- CTA
- FAQ
こうして全体を並べると、文章を書く前に抜けや偏りを確認できます。
- 商品説明ばかりになっていないか?
- お客さんの悩みへ答えているか?
- 申込前の不安を残していないか?
- CTAまで自然につながっているか?
細かな表現を直す前に、まずはページ全体を少し離れて眺められる。
ここは、LPを自分で作るときに、かなり助かるところです。
申込方法に合わせて、CTAとFAQも変わります
LPで案内するものは、一つではありません。
- 無料ダウンロード
- セミナー申込
- 個別相談
- 直接購入
当然、最後に伝える言葉も変わります。
無料資料を案内するのに「今すぐ購入してください」では、話が合いませんよね。
そこで、LP構成メーカーでは、選んだ申込方法に合わせてCTA文とFAQ候補を変えています。
たとえば、「セミナー申込」を選ぶと、次のような案が表示されます。
- 案内文:具体的な進め方を、無料セミナーで確認してください。
- ボタン文言:無料セミナーに申し込む
FAQにも、セミナーを検討している人が気になりそうな質問が並びます。
- 初心者でも参加できますか?
- 参加前に準備するものはありますか?
- 申込後の流れを教えてください。
何もないところから考えるよりも、
「この質問には、先に答えておいた方が良さそうだな」
と気づけます。
公開前に確認することが見えやすくなるのも、このアプリの良いところでしょう。
構成ができたら、AIと一緒に本文を作れます
では、実際の本文は、どうやって作れば良いのでしょうか?
結果画面には、ChatGPTやClaude、Geminiなどへ貼り付けて使える、本文作成用AIプロンプトも表示されます。
プロンプトには、次の内容が入っています。
- 入力した商品情報
- ファーストビュー案
- 10個のセクション構成
- CTA文
- FAQ候補
- 文章を書くときのルール
そのため、AIへただ「この商品のLPを書いて」と頼むより、具体的な前提を渡して始められます。
進め方も、一気に全文を作る形ではありません。
- まず、LP全体の見出し構成を確認する
- 次に、各セクションの本文を順番に作る
- 最後に、実際の商品や条件へ合わせて整える
AIへ丸投げするのではなく、自分で整理した内容を土台にして、一緒に作っていく。
この使い方なら、AIに詳しくなくても始めやすいでしょう。
メール登録をしなくても、結果まで使えます
LP構成メーカーは、メール登録をしなくても利用できます。
7つの質問へ答えれば、次の内容を結果画面で確認し、そのままコピーできます。
- LP構成
- CTA文
- FAQ候補
- 本文作成用AIプロンプト
「まずは試してみたい」という段階で、いきなり登録を求められると、少し構えてしまいますよね。
ですから、LPの流れを作り、AIプロンプトを使うところまでは、登録なしで使える形にしました。
そのうえで、もう少し先まで進めたい人は、任意でメールを受け取れます。
メールでお届けするのは、次のような実践用の内容です。
- LP公開前のチェックリスト
- 構成を整えるための追加AIプロンプト
- CTAやLP制作へ進むための案内
結果を作って終わりではなく、公開へ進むための道しるべとして使ってもらえたらと思っています。
まずは、6割の構成を作れば大丈夫です
LPを作ろうとすると、見出しも、本文も、デザインも、申込フォームも、全部そろえたくなります。
でも、最初から完成形を目指すと、なかなか公開まで進みません。
まず決めたいのは、次の5つです。
- 誰に向けたページか?
- どんな悩みへ答えるか?
- どんな未来を伝えるか?
- どの順番で説明するか?
- 最後に何を案内するか?
ここまで決まれば、LP作りはかなり進んでいます。
文章やデザインは、その後から少しずつ整えていけば大丈夫です。
なお、アプリで表示される構成や文章は、LP制作のたたき台です。
実際の商品内容、価格、申込条件、提供できることと照らし合わせて、次の点を公開前に確認してください。
- 事実と違う内容がないか?
- 誤解を招く表現がないか?
- 約束しすぎていないか?
- 第三者の権利を侵害していないか?
たたき台があるからこそ、自分の商品に合わせて直す場所も見つけやすくなります。
まずは、伝える順番から作ってみませんか?
LP構成メーカーは、きれいな文章を一発で出すためのアプリではありません。
自分の商品やお客さんについて考えながら、伝える流れを形にするためのアプリです。
LPを書こうとして手が止まっているなら、いったん本文から離れてみる。
そして、まずは7つの質問へ答えてみる。
それだけでも、
- 何を伝えたいのか?
- 何が足りないのか?
- 次に、どこから書けば良いのか?
が見えやすくなります。
まずは、自分の商品やサービスで、伝える順番を作ってみませんか?
焦らず、小さく、ひとつずつ。
自分の商売の手綱を、自分で握りながら育てていきましょう。



