AIエージェント実践シリーズの第4回です。
前回は、「AIエージェントとは何か?ChatGPTとの違いを初心者向けに整理してみた」という記事を書きました。

今回は、実際に、Hermes Desktopへ、Geminiを接続してみます。
AIエージェントに興味はあるけれど、
- 「まず何を用意すれば良いの?」
- 「いきなり有料なの?」
と感じている人も、少なくないかもしれません。
まずは、できるだけ、お金をかけずに試したい。
そのため、今回はGoogle AI Studioの無料APIを使って、Hermes Desktopを動かしてみました。
結論から言うと、現時点では、Google AI Studioだけでも、十分に実践できそうです。
そもそもGoogle AI Studioとは?
Google AI Studioは、Googleが提供している生成AI開発環境です。
Geminiをブラウザで試すこともできますし、APIキーを発行して、外部ツールから利用することもできます。
Hermes Desktopも、そのAPIキーを利用できます。
つまり、
- ChatGPT Plusのような月額契約をしなくても、
- まずはGoogle AI Studioの無料枠で、AIエージェントを試せる
ということです。
これは、初心者にとって、大きなメリットだと思います。
実際にHermes Desktopへ接続してみた
Google AI StudioでAPIキーを発行し、Hermes Desktopへ設定しました。
設定自体は、それほど難しくありません。
プロバイダーにGeminiを選び、APIキーを登録するだけです。
接続後、いくつかのGeminiモデルを試してみました。
- Gemini 3.1 Flash Lite
- Gemini 2.5 Flash
- Gemma 4 31B
いずれも、Hermes Desktop上で利用できました。
正直なところ、ここまで簡単に動くとは思っていませんでした。
Geminiは問題なく利用できた
Gemini系モデルについては特に問題は発生しませんでした。
会話もできますし、記事のアイデア出しもできます。
テーマ提案も、可能です。
少なくとも現時点では、「自分専用のAI編集者」の検証を進めるには、十分な性能だと感じています。
もちろん、ChatGPTやClaudeとは、違いがあります。
ですが、「まず試してみる」という段階であれば十分すぎるほどです。
Gemmaも試してみた
今回、個人的に気になっていたのが、Gemmaです。
Gemmaは、Googleが公開しているオープンモデルです。
Google AI Studioでも利用できます。
Hermes Desktop側には以下のモデルが表示されていました。
- gemma-4-E2B-it
- gemma-4-E4B-it
ところが、この2つはエラーになりました。
会話すら、できません。
最初は、Hermes Desktopの問題なのかな?と思いました。
ですが調査を進めると、どうやら単純な話ではなさそうでした。
- Google AI Studio側の提供状況
- Hermes Desktop側のモデル管理
- …etc
といった、複数の要因が絡んでいる可能性があります。
現時点では、原因を断定できません。
私たちの設定や理解が、不足している可能性もあります。
そのため、今後も継続して検証していく予定です。
意外だったのはGemma 4 31B
一方で、「公式ドキュメント」を確認しながら試したところ、以下のコマンドでモデル切り替えができました。

- /model gemma-4-31b-it
上記のコマンドを、Hermes Desktopのチャット上の会話で、送っただけです。
すると、正常に会話できるようになりました。
Google AI Studio側の利用状況を確認すると、実際にGemma 4 31Bの利用量も増えていました。
つまり、Hermes Desktopで、Gemma自体が使えないわけではなかったわけです。
これは、今回の大きな発見でした。
現時点での結論
今回の実践を通じて、感じたことがあります。
それは、「まずは、Google AI Studioだけで十分」ということです。
もちろん、ローカルLLMも試したいと思っています。
GemmaやQwenをパソコンの中で動かしてみたいですし、オフライン環境も魅力的です。
ですが、初心者の方が、最初の一歩を踏み出すのであれば、まずは、Google AI Studioから始めるのが、おすすめです。
- 無料で試せます。
- Hermes Desktopとも連携できます。
- 実際に、AIエージェントを体験できます。
まずは、Google AI Studioから始めるのが、おすすめです。
まとめ
- Google AI Studioの無料APIでHermes Desktopは利用できた
- Gemini系モデルは問題なく動作した
- Gemma 4 31Bも利用できた
- E2B・E4B系は現時点では利用できなかった
- 原因はまだ断定できないため継続検証する
- 初心者はまずGoogle AI Studioから始めれば十分
次回は、今回少し触れたGemmaについて、もう少し詳しく検証してみようと思います。

- 本当に使えるのか?
- どこまで無料で使えるのか?
- ローカルLLMとの違いは何なのか?
引き続き、実験していきます。



