心の優しい方々
- 「LINEを、ビジネス利用するのは、ちょっと…」
- 「LINEは、プライベートで、使うものですから…」
- 「お客様が、嫌な思いをしてしまうのでは無いでしょうか…」
- …etc
「LINE公式(LINEのビジネス活用)」の話をすると、このような意見や考えを聞く機会が、少なくありません。
(もしかすると、我々の周りだけかもしれませんが…)
- 「心の優しい方々と、お付き合いできているんだな〜」
と、しみじみ感じる瞬間でもあります。
(ゴリゴリの方が、苦手なもので…)
トーク、通話、写真や動画の共有…
確かに、共感します。
LINEは、プライベートで、使っている人が多いですよね。
あなたも、友達や家族、パートナーの方と、
- トーク
- 通話
- 写真や動画の共有
- …etc
をしたり、
- ニュースの確認
- LINE Payで支払い
- LINE MUSICで音楽視聴
- …etc
を、しているのではないでしょうか。
国内ユーザー数1位
調査や統計によると、国内のLINE利用者は、全年代で、「70%」や「80%」となるそうです。
(調査や統計によって、数値が異なります。「LINE公式」の発表では、「70%」以上のようです。)
もし、LINEをSNSに含めるのなら、
- YouTube
- X(Twitter)
- TikTok
- …etc
といったソーシャルメディアを抑えて、LINEが、国内1位のユーザー数となるといいます。
「コミュニケーション・インフラ」
もはや、LINEは、電話やメールなどと同じように、
- 「コミュニケーション・インフラ」
と言っても、過言では無いでしょう。
そんなLINEですから、「LINE公式(LINEのビジネス活用)」の話をしたときに、
- 「LINEを、ビジネス利用するのは、ちょっと…」
- 「LINEは、プライベートで、使うものですから…」
- 「お客様が、嫌な思いをしてしまうのでは無いでしょうか…」
- …etc
という意見や考えを聞く機会が少なくないのも、納得できますね。
ですが、、、
段違いのアプローチ力
やはり、スモールビジネスオーナーに、「LINE公式(LINEのビジネス活用)」は、おすすめです。
日常に深く溶け込んでいるLINEですから、その他のメディアとは、まるで「アプローチ度」が違います。
確かに、
- 「LINEを、ビジネス利用するのは、ちょっと…」
- 「LINEは、プライベートで、使うものですから…」
- 「お客様が、嫌な思いをしてしまうのでは無いでしょうか…」
- …etc
という気持ちは、理解できます。
むしろ、この部分を、きちんと理解していないと、すぐに「ブロック」されてしまうでしょう…。
ですから、、、
LINEは、「切り札(ジョーカー)」
LINEを、「切り札(ジョーカー)」と考えれば、良いのです。
「切り札(ジョーカー)」は、「ここぞ」という時に出すと、最も効果を発揮しますね。
あなたの商売における、「ここぞ」という場面は、いつでしょうか?
- 商談後?
- 初回来店後?
- フェアイベント開催時?
- 割引セール開催時?
- …etc
それを考えれば、どこでLINEを使えば良いか、自ずと分かります。
そこで、「切り札(ジョーカー)」を出すこと。
つまり、「LINE公式(LINEのビジネス活用)」を使う、ということです。
「LINE公式(LINEのビジネス活用)」の3つのプラン
「LINE公式(LINEのビジネス活用)」の、プランが、そのことを物語っています。
- コミュニケーションプラン(無料)
- ライトプラン(有料)
- スタンダードプラン(有料)
「LINE公式(LINEのビジネス活用)」には、3つのプランがあります。
それぞれのプランで、こちらから、顧客に、「一斉配信」できるメッセージには、上限数があります。
「プラン」が物語っている
ですが、「LINEチャットの送受信」については、課金対象外なのです。
- 顧客側から、メッセージが送られた時
- 顧客と、1対1のチャットの送受信
は、無制限で、何通でも、やり取りして良い。
それに対し、こちらから、顧客に、「一斉配信」するメッセージには、大幅な制限がある。
理由は、「LINE公式(LINEのビジネス活用)」が、「切り札(ジョーカー)」だからです。
「LINE公式(LINEのビジネス活用)」からのメッセージ
- 「LINEは、コミュニケーション・インフラです。
- プライベートで、日常使いしている人が少なくありません。
- ですから、ビジネス情報の一斉配信は、最低限にしてくださいね。
- その代わり、1対1の密なやり取りは、無制限にしますから。」
というメッセージと、読み取れないでしょうか。
だから、大丈夫です。
- 「LINEを、ビジネス利用するのは、ちょっと…」
- 「LINEは、プライベートで、使うものですから…」
- 「お客様が、嫌な思いをしてしまうのでは無いでしょうか…」
- …etc
と考えていても、そもそも、そういった利用は、できないからです。
では、スモールビジネスは、
- どのように、「LINE公式(LINEのビジネス活用)」を活用する
と、良いのでしょうか?
「集客・育成・販売・維持」の各段階で使う
- 集客(リードジェネレーション)
- 育成(リードナーチャリング)
- 販売(リードクオリフィケーション)
- 維持(リードマネジメント)
といった、いわゆる、
- 「マーケティングファネル」
- 「カスタマージャーニー」
の、各段階で、「LINE公式(LINEのビジネス活用)」を活用すると良いでしょう。
もちろん、顧客のプライベートを邪魔しないように、
- 「一斉配信」は最低限で、メインは、「1対1のチャットの送受信」
です。
まずは、「友だち追加」から
まずは、(1)集客(リードジェネレーション)で、「友だち追加」して頂く必要がありますね。
その際には、メルマガに登録して頂く時と同様に、何かしらの「無料オファーCTA」があると良いでしょう。
- ホワイトペーパー
- PDF資料
- クーポン
- 動画講座
- 体験セッション
- …etc
顧客にとって、何かしら、「友だち追加」するメリットが欲しいですね。
トーク、ステップ配信、LINE VOOM(投稿)
(1)集客(リードジェネレーション)で、「友だち追加」して頂いたら、
- (2)育成(リードナーチャリング)
- (3)販売(リードクオリフィケーション)
- (4)維持(リードマネジメント)
では、
- 「トーク」
- 「ステップ配信」
- 「LINE VOOM(投稿)」
を活用していくと良いですね。
(その他にも、「リッチメニュー」や「クーポン」機能などがあるのですが、都合上、割愛します。)
「トーク」
「トーク」とは、要するに、「1対1のチャットの送受信」のことです。
「LINE公式(LINEのビジネス活用)」を活用していく上で、メインとなるものですね。
顧客から頂く、
- 商品に対する質問や疑問
- サービスに関する質問や疑問
- その他、様々な質問や疑問
- …etc
に、「1対1のチャットの送受信」で、密なコミュニケーションを取っていきます。
「ステップ配信」
「ステップ配信」とは、ステップメールと同じような機能です。
- 「友だち追加」して頂いてから、「◯日後」にメッセージを配信する
というようなことができます。
ステップメールを使ったことがあるなら、すぐに理解することができるでしょう。
ただし、この、
- 「ステップ配信」で配信するメッセージは、課金対象
となりますので、注意しましょう。
あくまでも、メインは、「1対1のチャットの送受信」です。
「LINE VOOM(投稿)」
「LINE VOOM(投稿)」とは、以前は、「タイムライン」と呼ばれていた機能です。
- ショート動画
- ブログ記事
- YouTube動画
- メルマガテキスト
- …etc
といったものを、投稿することができます。
こちらは、メッセージを配信するわけでは無いので、課金対象とはなりません。
- 「一斉配信」だと、しつこいと思われて、「ブロック」されてしまうような情報
そういったものは、「LINE VOOM(投稿)」に、投稿すると良いでしょう。
「マーケティングファネル」、「カスタマージャーニー」
以上のように、
- 集客(リードジェネレーション)
- 育成(リードナーチャリング)
- 販売(リードクオリフィケーション)
- 維持(リードマネジメント)
といった、いわゆる、
- 「マーケティングファネル」
- 「カスタマージャーニー」
の、各段階で、「LINE公式(LINEのビジネス活用)」を活用すると良いでしょう。
繰り返しますが、顧客のプライベートを邪魔しないように、
- 「一斉配信」は最低限で、メインは、「1対1のチャットの送受信」
です。
メルマガと連携する
「LINE公式(LINEのビジネス活用)」ですが、メルマガと連携して、利用するのがおすすめです。
- MyASP(マイスピー)
- オートビズ
- エキスパ
といった、メルマガ配信スタンドでは、「LINE公式(LINEのビジネス活用)」との連携機能が、用意されています。
- メルマガ読者との情報連携
- メルマガ配信スタンド経由でのメッセージ配信
- 一斉送信やステップメール配信時に、LINEメッセージを連動配信
- …etc
といったことが、できます。
メルマガ配信スタンドの選び方
大変、便利な機能ですので、メルマガ配信スタンドを選ぶ際には、
- 「LINE公式(LINEのビジネス活用)」と連携できるかどうか
を判断基準の一つにしても、良いかもしれませんね。
- 今、利用しているメルマガ配信スタンドが、「LINE公式(LINEのビジネス活用)」と連携できない
その場合は、メルマガ配信スタンドの乗り換えを検討することを、おすすめします。
(ちなみに、我々は、「MyASP(マイスピー)」を利用しています。)
長文はメルマガ、短文は「LINE公式(LINEのビジネス活用)」
「LINE公式(LINEのビジネス活用)」は、性質上、長文のメッセージを送るのには、向いていません。
ただでさえ、「スタンプ」だけで、メッセージのやり取りをしている人もいます。
そんな中、長文のメッセージを送ったら、「ブロック」の対象となってしまうでしょう…
(「LINE公式(LINEのビジネス活用)」は、常に「ブロック」との戦いです…)
ですから、メルマガと役割分担するのが、おすすめです。
- 長文:「メルマガ」
- 短文:「LINE公式(LINEのビジネス活用)」
といったようにすると、良いのではないでしょうか。
メルマガと役割分担する
その際、「LINE公式(LINEのビジネス活用)」の方には、
- 「◯◯について、メールでお送りしました。詳細は、メールをご確認ください。」
などといった、短文メッセージの連動配信であれば、うるさくないので、「ブロック」されにくいでしょう。
ところで、「LINE公式(LINEのビジネス活用)」には、
- 「LINE公式(LINEのビジネス活用)」専用のツール
もあるのですが、我々は、「メルマガ配信スタンド」と、連携することをおすすめしています。
なぜかと言うと、、、
「リスクヘッジ(危機管理・対応)」
「LINE公式(LINEのビジネス活用)」が、利用できなくなる可能性があるからです。
要するに、
- 「リスクヘッジ(危機管理・対応)」
ですね。
「LINE公式(LINEのビジネス活用)」が、完全に利用できなくなることは、当分の間、無いかもしれません。
ですが、
- 「プラン変更などにより、コスパが合わなくなる可能性」
は、十分に考えられます。
「依存」より「自立」
我々のようなスモールビジネスは、そのような危機を事前に予想し、対策を打っておく必要があります。
ですから、
- 「LINE公式(LINEのビジネス活用)」専用ツールに依存せず、メルマガと連携すること
をおすすめしています。
(我々の事業に対する考え方は、常に、「依存」より「自立」です。)
メインとサブ
さらに言うと、顧客へのアプローチには、
- メイン:「メルマガ」
- サブ:「LINE公式(LINEのビジネス活用)」
とすることを、おすすめします。
何だかんだいっても、メルマガは、盤石なメディアです。
元となるのは、メールアドレス
確かに、最近では、各種のアカウントは、
- Yahoo
- X(Twitter)
- LINE
などのアカウント情報を使って、ログインすることができるようになっています。
ですが、そのアカウント情報の元となるのは、
- 名前
- メールアドレス
- 電話番号
です。
メルマガから完全移行するのは、怖い
いくら、
- 「LINE公式(LINEのビジネス活用)」の「アプローチ度」が高い
といっても、メルマガから完全移行するのは、控えた方が良いでしょう。
また、
- 「LINE公式(LINEのビジネス活用)」専用ツールに依存すること
も、控えた方が良いでしょう。
もちろん、事業を継続させていくための、「リスクヘッジ(危機管理・対応)」の観点からです。
まとめると、、、
「LINE公式(LINEのビジネス活用)」の活用方法を、まとめると、
- 顧客のプライベートを邪魔しない
- そのために、「1対1のチャットの送受信」をメインにする(「一斉配信」は、最低限に留める)
- 「集客・育成・販売・維持」の各段階で使う(メインは、「1対1のチャットの送受信」)
- メルマガと連携して、メルマガと併用する(MyASP・オートビズ・エキスパ)
- 「リスクヘッジ(危機管理・対応)」の観点から「完全移行」と「専用ツール依存」をしない
といったところになります。
ぜひ、今回の内容を参考に、「LINE公式(LINEのビジネス活用)」を利用して、デジタルマーケティングに取り組んでみてください。