ウェブ集客における「最低限」とは、何だろうか。
結論からいうと、
- ブログやYouTubeに訪れる
- メールアドレスを登録する
- ステップメールで情報が届く
- 商品・サービス案内ページをみる
- 購入する(orメルマガで別商品)
という全体の導線を、設計することである。
部分 < 全体
1つ1つの「部分」を、バラバラにおこなうのではない。
一貫性をもった、「全体」を設計する。
これで、ウェブから売上を上げることができるようになる。
実は、ウェブ集客において、よく勘違いされているものがある。
ウェブ集客で、勘違いされてること
それは、
「アクセスが少ないから、ウェブから売上を上げられない」
というもの。
だが、ウェブから売上を上げるために、大量のアクセスなど一切必要ない。
アクセスの「垂れ流し」
なぜなら、「見込客」とならなければ、そのアクセスには意味がないからだ。
どれだけ、ブログやYouTubeに大量のアクセスがあっても。
(もちろん、金持ちの暇つぶしは、別である。)
例えばメールアドレスの登録フォームが、どこにあるか分からないとしよう。
そのアクセスは、「垂れ流し」となる。
「ウェブ集客は、アクセスが必要」といわれている理由
必死に検索して、登録フォームにたどり着くユーザーもいないことはない。
だが、そんな「超アクティブ」なユーザーなんて、極少数である。
要するに、全体の導線が作られていない。
こうなると、「超アクティブ」なユーザーを集めなければならない。
それゆえ、相対的に大量のアクセスが、必要となってくるわけだ。
これが、「ウェブ集客は、アクセスが必要」といわれている理由である。
「超アクティブ」なユーザーなんて、極少数
超アクティブなユーザーなんて、大体1,000人に1人いるかいないかくらい。
つまり、月に1万アクセスあったとしても、見込客になるのは、せいぜい10人。
これで、「アクセス数なんて、関係ない」なんて言えるはずもない。
このモデルならアクセス数、超大切だ。
全体の導線が、きちんと作られていれば…
でも、全体の導線がきちんと作られていれば、話は違ってくる。
ページのわかりやすいところに、魅力的な案内を、適切に、設置したとしよう。
「超アクティブ」ではないユーザーを、見込客にすることができる。
「1万アクセスで10人」と「1,000アクセスで10人」
つまり、
- 導線設計がされていない場合は、「1万アクセスで、10人の見込客獲得」
- 導線設計がされている場合は、「1,000アクセスで、10人の見込客獲得」
となる。
月に10人の見込客を獲得するのに、
- 「1万アクセス必要な、サイト」
- 「1,000アクセスでいい、サイト」
どちらが優れているのかなんて、言うまでもない。
当然、1,000アクセスの方だ。
我々は、スモールビジネス
確かに、それでも月間ウン百、ウン千人のお客さんが必要な規模の商売。
そんな大規模ビジネスなら、大量のアクセスが必要になってくるだろう。
だが、我々はスモールビジネスである。
月に1〜20くらいの新規客を獲得できれば、十分なのではないだろうか?
むしろ、もしそうでないなら、ビジネスモデルを設計し直した方が良い。
(リピーターが多いことが、良いことなのは言うまでもない。)
であるならば、大量のアクセスなど一切必要ない。
「アクセス集め」も「横文字手法」も、二の次
むろん、アドセンスやアフィリエイトなどの広告モデルは、別である。
だが、実業の売上を上げていきたいというのであれば、
- 「大量のアクセスを、集めることに力を使う」よりも、
- 「少数のアクセスを、効率的に売上に変えていく」という努力
をした方がよっぽど良い。
実は、「アクセス集め」に取り組むのも、「カタカナ手法」も、二の次なのだ。
あなたは、「アクセス集め」にとらわれてしまっていないだろうか。
- 「最先端のノウハウ」
- 「新しい横文字手法」
- 「高額なツール」
- 「多額の外注費」
- …etc
に目が移ってしまっていないだろうか。
「最低限」に集中しよう。