「Facebook広告の基礎用語をまとめて送っていただけると助かるのですが、、、。」
これは少し前に開催したワークショップで参加者からお願いされた内容です。
ワークショップの最後の質問会でちょうどFacebook広告の話になり、参加者は専門用語の数々に混乱したようでした。
なので、また復習として用語を整理したいと思ったらしく、冒頭のようなお願いをしてきた訳ですね。
きっと後で検索して調べたかったんでしょう。
後日、Facebook広告を運用するにあたり知っておいた方がいい用語をまとめて、この参加者に送ったのですが、メール文章を入力している際にハッとしました。
私はこれまで、何度かわからない事があったら調べた方がいいですよといった内容のコンテンツを更新してきました。
しかし、そもそも基本的な用語さえ知らなかった場合、Google検索すらできずに、いくら熱心な方でも実践が止まってしまう。という事に気づきました。
例えば、Facebook広告では「類似オーディエンス」という機能を使った方が、標準的なターゲティングをするよりも効果的な訳ですね。
※類似オーディエンスとは、既存のリストに似ているユーザーに対して広告を出稿する機能。
しかし、この類似オーディエンス自体の存在すら知らなかったら、調べようがないです。
ハッとしたのは私自身も未知の領域について検索して調べようとしても、そもそも検索できるレベルがショボいので、検索すら難しい訳ですね。
この事から、ウェブマーケティングをこれから学びたいと考えている初心者の方ほど、何かとっかかりになる物を探した方がいいと思うのです。
そこで、今回は、「初心者の方ほどとっかかりとして動画学習コンテンツを活用して学んだほうがいい」ということについて解説していきます。
動画学習コンテンツをとっかかりにした方がいい理由
理由は以下になります。
- 情報がパッケージになっているから
- コンサルティングはある程度の知識がないと効果的に活用できない
- 時間帯を選ばないで自分のペースで学べるから
1つ1つ解説していきます。
情報がパッケージになっている
冒頭の通り、初心者の方ほど検索して情報を仕入れるのが難しいです。
例えば、私は以前、画像編集スキルを習得する為にAdobeのIllustratorやPhotoshopの操作を勉強していたのですが、相当苦労しました。
検索するスキルがなかったので、手探りで操作を習得しました。
幸い画面は日本語だったので「なんとなくこうかなー」と画面を触っていたら、出来た感じでした。
文章にするとどうってことないですが、かなり時間がかかりましたし、精神的に相当消耗したのを今でも覚えてます。
正直、Illustrator・Photoshopを習得できたのは興味関心度が高かったのと運がよかったからであって、当時お金があって動画学習コンテンツや動画教材を買って学習していたら、習得時間はかなり早かったでしょう。
コレとコレを最低限操作できれば、おおよそのデザインは出来るようになるってことがわかり、どの順番で進めたらいいのかの道筋を示してくれたら、かなりの精神安定になるからです。
そういった初心者では難しい、情報の取捨選択を行ってくれるのが、世に販売されている動画教材または動画学習型のコンテンツですね。
最近YouTubeでも学習系の動画を配信している方が多いですが、この順番で学習を進めていこう。ってのは、結局は自分で決めなければならず、その時間もまたかかります。
学習する順番が決められていて、情報が定まっているので、余計なこと考えずにスキル習得が出来る為、習得時間をかなり短縮できる訳です。
コンサルティングはある程度の知識がないと効果的に活用できない
ウェブマーケティングを自分の商売に取り入れる時に、思い浮かぶことの1つとしてコンサルティング契約がありますね。
私はコンサルティング契約をしたことがないですし、実際にコンサルティングをしたことはないです。
ですが、チャットの実践サポートやZOOMでの実践サポートをしている経験から話します。
私が感じるに、コンサルティング契約およびサポートはある程度知識がないと効果的に活用することが難しいという点があります。
これには、こちらがサポートできる範囲にも限界があるからです。
操作関連の方がわかりやすのでWordPressを例にします。
WordPressを使うことで、かなりマーケティングの幅が広がりますが、込み入った話をしたいけど、相手がWordPress完全初心者だった場合、まずは初歩的な内容から解説するしかないです。
相手の理解度に合わせて解説しないと言わずもがな相手は混乱します。
WordPressを始めたばかりの初心者の方に、WordPressの込み入ったカスタマイズ方法を解説しても、絶対にキャパオーバーになるのは目に見えているからです。
しかも、コンサルティングは時間が30分〜60分って決められていますよね。
時間的にも限りがあるので、特にある程度の知識はあった方がいいのではないでしょうか?
ちなみに、ある程度とはその分野の全体像や基礎的な情報です。
時間帯を選ばないで自分のペースで学べる
時間帯を選ばずに、自分のペースで学習を進められるのはメリットですよね。
コンサルティングや個別のなんかしらのサポートの瞬間に学習するのはかなり無理があるようにも思います。
まずは、自分のペースで学習してみて、レベルが上がってからそういったさらに深く学ぶ系のサポートを受けてみてはいかがでしょうか。
動画学習コンテンツの価値
動画学習コンテンツの価値は、情報がパッケージになっているので、初心者がスキル習得を限りなくショートカット出来る点です。
情報を探すにあたり遠回りしないように、そもそもこの順番・この情報であっているかの不安を感じずにすみます。
これって、何のスキル習得でも同じですが、どの順番から手をつける・この情報を見てくださいってのが決まっているのはかなり重要です。それだけで、脳のキャパが違いますからね。
なぜ動画学習コンテンツを推しているかというと、私自身が動画学習コンテンツを通してプログラミングを学んでいた過去があるからです。
教材というよりも、プログラミングを学ぶ為にITスクールに通っていたのですが、スクールでは動画を見て手を動かして、わからない箇所は講師の方に質問する。といった学習スタイルでした。
プログラミングは、書店にいくとかなりの情報量があり、初心者の自分には何が何だか分からないといった状態で、たぶん独学で学習してたら挫折していたことでしょう。
プログラミングとウェブマーケティングは、かなり似ている点があります。
そもそも、内容的に大きくかけ離れている訳ではなく、どちらもITを活用するという点で似ていますし、1つのスキルで成り立つものではないところ、情報量が多いところが似ているんですね。
そういった意味でも、自分のペースで学習できる動画学習コンテンツが、最初のとっかかりとしていいのではないでしょうか。
私がウェブマーケティング初心者なら、間違いなく動画学習コンテンツから学びますね。