「ブログはオワコンと言われていますが、あまり力をいれないほうがいいのでしょうか。」
こういったご相談をいただきました。
ブログはWordPressを主軸とし、これまで通り更新するべきです。
ただし、ブログのみでの集客や収益を上げるのは厳しいのが現状という話ですね。
ブログのみでは厳しくなった背景
ブログのみでは厳しくなった背景があるからです。
そして、おそらく冒頭のような質問があったのには、ちょっと前にあった「ブログはオワコンだ」という情報を見たからですね。。
そんな状況の中、なぜブログ記事の更新はしておいた方がいいのか?
それは、ブログ記事を作成する事によりコンテンツを作成するスキルが身につくからです。
コンテンツを作成するスキルが身につく
ブログでテキスト化する事で、専門的な知識やスキルが体系化され、自分の中でも整理されます。
すると、その体系化されたブログ記事は、他のコンテンツになります。
ブログ記事を基点にして、音声と動画にも派生して情報発信を効率化出来ます。
それともう一点、他のメディアとミックスさせる事でブログは十分生きています。
また、あなたの商売に興味をもったユーザーは必ずあなたのサイトに訪れます。
その際にブログ数が少なかったら、この人の商売はそんなに活発でないのかな?といった印象を持たれかねないです。
- コンテンツ作成スキル向上
- メディアミックス
- 自分の商売に興味をもったユーザーのアクセスに備える
この3つについて解説していきます。
ブログ記事でコンテンツ作成スキルが向上
私がこの仕事を始めて、コンテンツらしいものを作ったのは、ブログ記事からでした。
ひたすら、WordPressに関する操作や設定を記事にして解説していました。
結局、一度も検索上では上位に表示される事はなく、サイト上に眠っているので、時々内部リンクで配置して活用しています。
しかし、このテキストでまとめた作業が役に立ちました。
WordPressの操作動画を撮影した時
WordPressの操作動画を撮影した時です。
動画撮影は、声を出さないといけないのでブログとは勝手が違いますが、一度テキストで説明したものなのでWordPressに関してはすんなり撮影出来ました。
話すのはけして上手くないですが、単純に操作を伝えればコンテンツとして成り立ちました。
やはり一度記事化したものとそうでないものでは、撮影速度や心持ち、実際に話せる内容も変わってきます。
動画撮影は、たった5分の動画でも撮影が難航すれば1日潰れかねないことも多いにあるからです。(動画が苦手な人あるあるだと思います。)
といった形で、過去に更新した記事が動画という別媒体に変わります。
今は動画の時代
今は動画の時代といいますね。
そんな動画コンテンツを撮らないといけない時に更新したブログ記事が役立ちます。
ブログ記事の内容をそのまま動画にしてしまえばいいからですね。
顔出しが苦手であれば、スライド資料にして撮影するのもありですよ。
撮影ソフトはZoomでも十分
ちなみに撮影ソフトはZoomでも十分です。
動画の他に音声にも出来ます。ブログ記事の内容を読み上げるだけです。
ソフトはAudacityやスマホ、MacユーザーならQuickTimeプレイヤーで可能です。
ブロガーの方々を見ていると、ブログ記事で情報をまとめる→動画化といった流れでコンテンツを作っている方が多いです。
テキストでも情報発信し、動画でも情報発信をしています。
で、多くの場合、実際に動画の画面を見なくても、内容がわかるような構成になっています。
なので、音声学習にも対応できるようになっているですね。
視覚・聴覚・言語のすべてで情報発信しています。
メディアをミックスせよ!
最近、はてなブックマークを見ているとnoteで更新された記事が多いです。
noteとブログ、情報をどうやって使い分けてるんだろうと気になり良く見るのですが、上手くやってる人はメディアをミックスしています。
noteでは実体験型の情報を書いて、具体的なやり方とか操作の手順のようなものはWordPressへの記事へと誘導といった感じです。
実体験とは、例えばブログ記事を更新していく中でのアクセス推移とか、こういったライティングをしたら売上が伸びたとかですね。
プログラミングだったら、元ホストな俺がプログラミングを学んで、エンジニアになるまでといったものがありました。
noteでは、実体験型のコンテンツで、補足的な位置付けでWordPress記事へ誘導といった使い方ですね。
noteがコンテンツを有料販売が可能なので、逆にブログで紹介するっていうのもいいですね。
多くの方はTwitterを活用していますが、ブログでも宣伝は可能です。
といったことを踏まえると、ブログ記事を更新しておけば、また違う形のメディアでの情報発信の時に使い回しが出来るんです。
コンテンツは資産と表現されている1つの側面は、こういった使い回しができるという点にもあります。
なにもSEOで上位表示を狙うだけが、ブログ記事ではないということを覚えておいてください。
YouTube動画でも同じ
YouTube動画でも同じです。
これからは動画って言われてますけど、全ての人が動画を受け入れる訳ではないです。
動画は、欲しい情報まで、一定時間は視聴している必要があります。例え、2倍速にしていたとしてもです。
一方ブログは欲しい情報までスクロールにより一瞬で移動出来たり、自分のペースで確認できます。
なので、動画詳細欄にでもブログ記事を配置しておけば、動画で情報を得たいユーザーとブログ記事で情報を得たいユーザー、どちらにも対応できるようになります。
動画で内容を見たけど、記事でもまた参照したいというユーザーもいます。動画内でそれについて触れるものいいですね。
noteとブログ記事、YouTubeとブログ記事の組み合わせをご紹介しましたが、他にもこういった他のメディアとの組み合わせは沢山あります。
一度考えて見ましょう。
自分の商売に興味をもったユーザーのアクセスに備える
まずは、エンジニアやウェブデザイナーが企業に転職活動をする際に、必ず必要になってくるポートフォリオについてお話しします。
ポートフォリオとは自分が手がけたウェブサイトやアプリケーションを転職の際に行う面接で持っていくものです。
それを人事の方に見せる事で、自分の力量を見せるというもの。
これがないと採用の判断材料にならないので、面談で落ちてしまう事も多いそうです。
このポートフォリオはウェブマーケティングでは、ブログ記事であったり、サイトだったり、SNSでの投稿になります。
これらの情報発信がないと判断材料が少なく、他の競合と比較されてしまいます。
ネットのおかげで情報量が多くなってきてるので、みんな比較検討しますからね。
ユーザーは間違いなくサイトに訪れる
今回はブログ記事のオワコン問題について、取り上げているのでブログについて話すと、何かをきっかけで自分の商売について知ったユーザーは間違いなくサイトに訪れます。
その際にブログ記事が極端に少なかったとしたら、、、。信頼できないですよね。
そこまで思わなかったとしても、あまり活発に活動してないのかな?といった印象もあります。
サイトを見たら、記事はまばらなところよりも、ある程度記事数が多く、定期的に更新してるところの方が信頼できますよね。
ネット上のユーザーはこういったところから判断します。
実際に会場型でセミナーをやっていた時のことですが、資料を配布していた際にふとPCを覗くと(その方はPCでメモをとっていた)、このは屋のサイトを見ていました。
自分が思っている以上に自社サイトを見られていると実感した瞬間です。
まとめ
なので、自分の商売に興味をもったユーザーのアクセスに備えましょうということですね。
では最後にまとめると、
- ブログ記事はSEOでの検索上位の表示は難しくても、他の媒体でのコンテンツとして使いまわせる。
- メディアをミックスすれば、有効活用できる。
- 自分の商売に興味を持ったユーザーはサイトにアクセスする必要があるので、それに備えて定期的に記事を更新する。
といったところを踏まえれば、ブログは廃れてないし、更新すること自体は無駄ではないです。