「ブログ記事を書くのが苦手で、続かないんですよ…」
先日のセミナーの参加者からこんな質問を受けました。
間髪入れずに、「だったら、書くのをやめましょう」と答えました。
参加者は、時が止まったように呆気にとられていました(笑)。
何もふざけているわけではなく、これ本当のことなんです。
苦手なことでは、勝てない
苦手なことをいくら頑張っても、たかが知れています。
それを好きでやっている人には、継続の面でも、成果の面でも勝てませんからね。
できるだけ好きなことを中心に日々の作業を行ったほうが、生産的に働くことができます。
書くより、話す方が好き
質問をしてくれた参加者と、その後も話していると、
「私は文字を書くよりも、話すほうが楽なんです」
と言っていました。もう答えは明白です。
この方は、ブログよりも、動画に力の入れどころを変えるべきでしょう。
動画コンテンツ全盛
YouTubeを筆頭に、動画コンテンツの量は爆速的に増えています。
1 分あたり約 100 時間分の動画が YouTube にアップロードされているそうです。(執筆時点)
現在はもっと多いはずです。とんでもない数ですね。
テキストが苦手なら、動画で
情報の受け取り手側から見ても、テキストよりもビデオの方がわかりやすいし、面白いですよね。
私の友人も、余暇の過ごし方はほとんどYouTubeだと言っています。
それだけ、ビデオコンテンツは人々の生活に馴染んでいるということです。
- 動画の視聴者が増える
- 動画が生活に浸透していく
のであれば、スモールビジネスを営んでいる方もチャンス到来です。
今のウェブ集客の1つの入口に動、画を取り入れてみましょう。
まずはYouTubeからはじめるのが良いでしょう。
YouTubeの簡単なはじめ方
「YouTubeをやってみたら?」とお客さんに言うと…
十中八九「動画はハードルが高い」という答えが返ってきます。
気持ちはわかりますが、よく考えてみましょう。
例えばブログ記事を3000文字書くとします。時間はどれくらいかかりますか。
ブログ執筆にかかる時間
高速タイピング、音声入力を駆使…とそれぞれあります。
ですが、平均的には2時間程度はかかるでしょう。
ネタ探しや誤字脱字チェックを含めれば3時間近くはかかります。
動画なら…
一方でYouTubeはどうでしょうか。
- 撮影はスマホでOK
- 3分くらいの短い動画でOK
- 編集もしなくてOKだとしたら
…
10分あれば終わります。3時間と10分であればどちらがハードルが高いですか?
ましてや、文字を書くのが苦手なら、なおさら動画のが良さそうですね。
意外と動画は簡単?
動画のハードルは、思っている以上に低いんです。
でも、こんなこと誰も知らないから、参入障壁は高いんです。
だから早く始めれば始めるほど有利になります。
かっこいい編集とか、話し方とかどうでもいいです。
トップユーチューバーのヒカキンさんの初期の動画を見たことがありますか?
ぜひYouTubeで「HIKAKIN Beatbox」と検索してみて下さい。
はじめは、こんなもんで良いんです。とにかく始めることが重要です。
YouTube動画の基本
3ヶ月くらい継続していると、動画の撮影、アップロードに慣れてきます。
そうしたら、ウェブ集客視点を少し付け加えていくと、もっと面白くなってきます。
動画でもっとも大切なことは、当然ですが、見てもらえること。
見てもらうためには、見つけてもらう必要があります。
なので、最低限のキーワード選定は行ってから、動画のタイトルを付けましょう。
Google検索やYouTubeの検索に有利になります。
タイトルの付け方
タイトル付けも難しくありません。
超簡単です。
やり方は、上位を狙いたいキーワードでまずYouTube検索をしてください。
そして上位表示されている動画のタイトルを真似てください。
丸パクリはNGですが、ところどころモジッてタイトルを考えてみましょう。
動画を見てもらったら?
動画を見てもらった後に大切なのは、離脱されないことです。
動画を最後まで見てもらうことがポイントです。
YouTubeでは、再生回数が重要そうに見えますが、実は再生時間も大切です。
再生時間が大切
ブログでも、サイトへの滞在時間が評価されますが、同じことです。
動画をクリックしてもらえたら、できるだけ最後まで見てもらえるように工夫していきましょう。
今回はその工夫の方法をお伝えします。
長く見てもらえる動画構成4つのポイント
YouTube動画を撮影するときに抑えておいて欲しい、動画構成のポイントについてです。
1.なるべく早く本題に入る
動画撮影初心者がやりがちなこととして、動画の冒頭でダラダラと雑談をしてしまうということです。
よほどの有名人なら別ですが、基本は早めにメインの話題に入りましょう。
- 「今回は~についてお伝えします」
- 「今回は~をご紹介します」
といった具合で、すぐにメイントピックに入りましょう。
こうすることで、視聴者の維持はできます。
2,冒頭でご利益を伝える
冒頭では、ゴチャゴチャ言わないのが大切。
と、先程伝えましたが、動画を見ることで得られるご利益については話して下さい。
- 「今回のこれを使うことで~になれます」
という、視聴者にとっての「得」を打ち出しましょう。
3.体験ベースで話す
単なる情報であれば、どこにでも転がっています。
なので、できるだけ情報に命を入れましょう。
命を入れると言っても簡単です。
- 実際に自分が使った
- 体験した
- 周りの誰かが経験した
という現場ベースの情報を入れます。
そうすることで、自ずと「リアルな情報」になります。
世で言われている通説よりも、実際の生の情報にすると価値が上がります。
4.最後に他の動画も臭わす
これは+αの内容です。
現在の動画に滞在してもらうというよりも、自分のチャンネルの他の動画への誘導のための施策です。
動画を一通り見てもらった後に、
- 「このチャンネルでは他にもこんな動画を更新しています」
と言うことで、他の動画の回遊につながります。
ということで、以上4つが’ポイントになります。
編集後記
まずは、撮影してアップするだけで大丈夫です。
慣れてきたら、1つずつ取り入れて下さい。
YouTubeは、即効性があるメディアではありません。
ただ、コツコツ淡々と行うことで、大きな資産になります。
魔法はありません。コツコツやるだけです。
だからこそ、継続しやすい方法を見つけることが重要なんですね。
いきなり難しいことをやろうとすれば、億劫になって継続がストップします。
それでは本末転倒です。できる範囲での継続を3ヶ月は続けてみましょう。