「具体的なツールの使い方は、公式のヘルプに記載されているので、解説しません。あくまで私にしか解説できないノウハウ部分を解説しています。」
これは、とあるコンサルタントさんのLPに記載せていた内容です。
確かに一理あります。
具体的なツールの使い方は、確かに公式のヘルプ・ネット上でわかる事です。
多少は危機感を持った方がいい
しかし、その一方で、ツールを使い方を公式ヘルプの情報を見てもわからない方がいます。
土台となる知識がないからです。
その為、丁寧でかなり具体的な解説がないと躓いてしまう傾向にある。
このままではノウハウを学んだところで、実践できません。
ツールを使い方を公式ヘルプの情報で得る事自体がピンと来ない方は、危機感を持った方がいいです。
初心者層が切り捨てられてしまう
こういった類のメッセージは多くの情報発信者がされています。
冒頭で引き合いに出したメッセージは、注意喚起というよりも、ツールの解説まではサポートしていないという説明なだけ。
もっとエグいメッセージは多くあります。
ウェブを苦手とされている方は問答無用で、切り捨てられてしまいます。
ツールのリテラシーがないと…
講座やコンサルなどのサポートを受けるにあたり、実践が困難になる。
ウェブの業界は知らないと損をする事ばかりです。
そもそも最近では、商品・サービスの提供自体がネットを通して行う機会が、増えてきています。
- Zoom
- ChatWork
- Slack
- Discord
- Facebookグループ
- 学習サイト(TeachableやWordPress…etc)
といったツールが主にサービス提供で使用されています。
Zoomを使ったウェブセミナー。
バックエンド商品では、同じくZoomを使ったコンサルティング。
ChatWorkやSlackを使った質問サポートといった感じです。
リテラシーを向上させよう
解決策はシンプル。
ウェブに関するリテラシーを身につけるしかありません。
失敗をおそれずに、興味関心を持ち、実際に体験してみる。
割とシンプルですよね。
ちょっとしたコツ
ツールを使用するコツです。
まず、実際に使用してみる事。
ひたすら失敗していただき、少しつづ慣れていただくしかなく、実際に意図した操作や設定ができた際にはじめて腑に落ちると思います。
そして、ツールを使用する際に、具体的に操作を覚えることばかりに囚われないでください。
はじめは、もっとざっくりと概要を知るだけで十分だと思っています。
こんな事ができるだなーくらいは理解しておくだけでも違います。
例えば、メール配信システムでしたら、
- メールを一斉配信できる機能
- お客さんのリストを管理する機能
- 登録フォームを作成、管理する機能
- メールを意図した設定で自動化できる機能(ステップメールといいます。)
といった機能があります。
この大枠を把握しているのと、していないのでは全然実践が違ってきます。
大枠を把握→細かい箇所は検索
具体的な機能名は、メール配信システムによって異なりますが、概要の理解があれば、アテが付きます。
そして、細かい操作は、検索すればわかる事が多いので、覚える必要はないです。
何度か操作して慣れたら覚えるくらいの感覚でいいです。
メール配信システムを例としましたが、他のツールでも同じような感覚で取り組むのが重要です。
このように、地道に習得していくしかないです。