「外注したんですけど、上手くいかなかったんですよね〜。」
弊社にご相談いただく多くのお客さんがよくこんな事を言います。(ホントに多い。)
例えば、ウェブサイトやランディングページなどのウェブページを用意する際、自分では制作できない方の多くが外注していますよね。
しかし、上記のパターンで、外注して上手くいっている方を見かけたことがないです。
成果がでないからと…
そして、成果がでないからと、別業者に頼み、結局はカオスな状態になっている方もいます。
よくわからないものを→わからない状態のまま→「プロに頼めばなんとかなるでしょ」という安直な思いから、制作会社・コンサルにお願いし続けた末路。
まるで、借金が膨れ上がり、返済にまわすお金もなくなり、その返済の為に別のところでまた借金をするのと似ています。
外注が悪いという訳ではない
ちなみに、外注が悪いという訳ではないです。
当然ながら、最適なフェーズで利用すれば、ブーストできるパターンもあります。
しかし、最初からよくわからないけどプロにお願いすれば成果がでる。という姿勢が良くないという事です。
上手くいっている方は…
上手くいっている方は、
- 自分でサーバーを契約し、独自ドメインから設定から行い、
- 自分でWordPressなどの最適な手段でウェブサイトを立ち上げ、
- まずは身の丈にあったツールを活用し自分で導線を設計し、
仕組み化しています。
現在はウェブ制作がしやすい時代に
一昔前なら、HTMLやCSSなどの専門知識を熟知しているような方や、そういったシステムを所有している大企業でないと、ウェブを使った商売は難しいように感じられていました。
しかし、現在はウェブツールが多数あり、ある程度のことであれば個人でも出来てしまいます。
そこで、今回は「ウェブ制作の外注を丸投げしてはいけない理由。」についてを製作者視点でしていきたいと思います。
90年代のウェブに対するイメージ
今はもうだいぶ減ってはきていますが、古い固定概念をお持ちの方がいます。
ウェブ=PCが詳しい人、またはエンジニアといった専門職だけが扱えるもの。という考えです。
90年代は特にこういったイメージがありましたが、現代は少し状況も異なっている。
ウェブ=PCオタクのみが使えるという固定概念
現在は、ウェブ自体が、かなり一般的になっていると言えます。
- サイトを作るのも、
- ページを更新するのも、
- ECサイトを構築するのも、
- メールの一斉配信・自動化も。
気づけば、この内容の初稿は、約5年前で現在は加筆してお届けしている訳ですが、今回の内容が「こんなの当たり前だよね」という方もかなり増えていると思います。
実はこれが、「ウェブ制作の軽々しく外注を丸投げしてはいけない理由。」と繋がっています。
- サイト作成やページ作成といった、基本的なものは一般的になってきてる事
- 学ぼうと思えば、実践できるし、自分のスキルとなる事(最初は苦労するだろうけど)
を知ってほしいです。
まずはウェブに対する意識を変える
冒頭の通り、外注をして、外注業者に丸投げしたばかり上手くいかない方々。
こういった方の多くは、やり取りの中で、どこか自分はウェブとは関係がないような雰囲気を感じる方が多いです。
だから、外注する。
具体例をあげましょう。
例えば、
- WordPressのログイン情報を確認した際に「それってなんですか?」って返答がきたりとか、
- サーバーのログイン情報はわかりますかって確認をした際に「それってWordPressのログイン情報のことじゃないんですか?」と返答がきたり、
といった、やや危機感を感じるような、やり取りが多いです。
さすがに、最低限の話ができないと、苦労しますからね。
この意識を変えないと中々難しいんですよね。
興味を持てば、知識として積み上がる
1つ1つに興味を持てば、知識として積み上がります。
流行り廃りもありますけど、けしてそうではない部分も多いので。
一例ですけど、一案わかりやすいのが、サーバー・ドメイン。
この概念は、ずっと使えます。
WordPressも、数年後どうなっているかはわかりませんが、操作をした経験自体は無駄にはなりません。
つまり、、、
ウェブ集客の実践の際に、わからないからと外注一択で考えるのはやめましょう。
という事が今回で伝えたかった内容になります。
なぜなら、
- サイト作成やページ作成といった、基本的なものは一般的になってきてる事
- 学ぼうと思えば、実践できるし、自分のスキルとなる事(最初は苦労するだろうけど)
といった面があるから。
こういった事を理解した上で外注を活用した方が、ずっと有意義なのは、わかりますよね?