あなたは外食派ですか?
それとも
自宅ご飯派ですか?
もちろん場合によりけりだと思います。
しかし、毎日外食派はかなりの少数でしょう。
毎日外食をしていては、経済的にも、健康面でも良くないと思います。
料理ができない場合
もしあなたが料理をするスキルが皆無で、料理のいろはを全く知らない状態だとします。
しかし、お腹は空くので、何か食べなければなりません。
その場合、あなたはどんな行動を取るでしょうか。
もちろん、食事のできるお店を探すのも1つでしょう。
今日はこの店にしよう、明日はこのお店にしよう、明後日は…。
というように、探していくのも悪くありません。
ずっと外食を続ける?
しかしこれをずっと続けるでしょうか。
おそらく簡単なものでも、
「自分で料理ができないかな?」
という発想に至るのではないでしょうか。
ずっと外食に頼るのは、、、
料理をする術を知らないのですから、最初は何も作れないでしょう。
しかしそのまま自分で何も作らずに、毎日外食をしていたら、お金はかさみます。
さすがに1ヵ月ぐらいそんな生活を続けていたら、、、
自分でも、馬鹿らしいなと思い始めるでしょう。
自分で作れない?
そして、料理の詳しい人に話を聞いたり、レシピを調べたりと。
自分で、「料理を覚えたほうが早い」と気づくことでしょう。
どうしても自分で料理することができないのであれば、料理教室に通うでしょう。
費用はかかりますが、毎回の外食代と比べれば安いものですからね。
しかも、一度覚えれば、ずっと生涯使えるスキルになります。
ネット集客でも同じ
なぜこんな話をしてるか。
それは、スモールビジネスのネット集客に、重要な話だからです。
ここまでの話を、ネット集客に当てはめると、
- 外食=ウェブ集客の外注化
- 自宅ご飯=ウェブ集客の内製化
になります。
外注と内製化
どちらが良いかと言う議論ではありません。
スモールビジネスにとって、
- どちらが最適か
- 実践しやすいか
の視点で中立的に読み進めてください。
自分でやりましょう
我々はこれまでたくさんの会員さんや生徒さんに、
「ウェブ集客はできるだけ自分でやりましょう」
ということを、一貫して伝え続けてきています。
ネット集客のDIY
自分でやるという事は、
- 自分で仕組みを考えて
- 制作物を作り
- 運用していく
ということです。
ネット集客のDIYといったところでしょうか。
自分で行うメリット
自分で全てを把握することで、集客ができていない原因が自分の目で分かります。
なおかつそれを自分で修正を行うことが可能です。
これはとても重要な話です。
ウェブ集客で最も信頼のおける手段は、テストをすること。
テストをすれば、自ずと、それなりの修正や編集が必要になってきます。
重要なテストを誰かの手に委ねる?
それを自分でやらずに、業者やコンサルタントに依頼をしてしまうと…。
修正の反映までに、思った以上に時間がかかってしまったりします。
我々の生徒さんにもいらっしゃいました。
Oさんという方です。
Oさんの事例
そのOさんのホームページではフォームのエラーが発生していました。
そして、ホームページへの訪問者から、
「フォームが正常に入力できない」という、問い合わせをもらいました。
しかしOさんは、ネット集客の制作物を、完全に業者に丸投げ状態。
自分では、どうすることもできませんでした。
超簡単な修正に、5日もかかった
そこでOさんは、依頼している業者と連絡をし、確認を促しました。
ところが解決されて無事落ち着くのに、なんと5日を要しました。
そして、それは大きなクレームにつながってしまったんです。
結果、大きな売り上げ損失にもなってしまいました。
対処時間が遅いのは、命取り
これは1つの例ですが、こういうことって結構あります。
少なくとも、トラブル時には、自分で直せた方がいいですよね。
さきほどのOさんも、自分で全ての仕組みを把握をしていていれば…
クレームや売上損失には、つながらなかったでしょう。
まずは、自分でDIY
それ以来、Oさんはネット集客を行う上で、
- 最低限は自分で把握しておこう
という考えに変わりました。
こうした生の声から、強く思います。
「ネット集客はまずは自分でやったほうがいい」と。
とは言え、外注も悪くはない
とは言え、外注化も悪いことだらけではありません。
自分では作れないであろう、素晴らしい納品物が出来上がってくるのも事実です。
しかし、ここにも細心の注意が必要になってきます。
あるコンサルタントの話
先日、あるコンサルタントの方とお話ししました。
その方は、ネットが異常に苦手。
ウェブコンサルの方にウェブ集客は全面的にお願いしているとの事でした。
そして我々が、「集客は順調ですか?」と聞くと、
その方は「よくわからないです」と答えました。
何が起きているか、わからない
詳しく話を聞くと、
- ランディングページ
- リード獲得ページ
- Facebook広告
- …
といった、一連のツールは揃ったけれども。
「何が起きているのか分からない」との事でした。
中身がさっぱりわからない
100万円以上払ったみたいなのですが、
結局、「中身がどう進行しているのか」がつかめていないようでした。
これが、ネット集客のブラックボックス化です。
頼んではいるけれどども、中身はわからない。
「はい!できました」と納品物を見せられても、ピンときませんよね。
ブラックボックは、危険
この、中が見えないブラックボックス状態は、非常に危険です。
その企画が大当たりすればいいですが、実情はそんな甘くはありません。
プロがやっても、100%は当たりませんからね。
ブラックボックスでなければ、自分で再現できる
ブラックボックス状態でなければ、
- 作り方
- 考え方
- テストのやり方
などが把握できるので、次回やるときは自分でできるかもしれません。
しかし…何も見えない状態では、再現は難しいですね。
外食と同じ
ネット集客のブラックボックス化は、外食と一緒です。
都度料金を払わなければなりません。
そしてその知恵やスキルは自分のものにはなりません。
例えば、ファミレスのガストに行ったとしましょう。
ガストの例
確かにガストに行ってお金を払えば、料理はできます。
しかし厨房では何が行われているでしょうか。
ガストを非難するつもりはありませんが、
もしかすると、
- 厨房ではレンジでチン
- 話しているときに、マスクを着用していない
ということがあるかもしれません。
中は、知る由もない
そんなことを、ガストはしていないと思いますが、、
要するに「わからない」のです。
その料理自体もどうやって作られているかはわからないんです。
そのため、毎回お金を払い料理を提供してもらうことになります。
再現性はゼロに等しいですよね。これをネット集客で行ってはいけません。
料理教室なら理想
逆にネット集客で行って欲しいのは、料理教室のようなイメージです。
料理教室に行けば、自分で習うことができます。
レシピを教えてもらって、手取り足取り指導を受けられるので、自分のものになります。
そうすると、ずっと自分で料理が作れます。
毎回お金を払う必要はありません。これは非常に再現性があります。
脱ブラックボックス化
ここまでの話はいかがでしたでしょうか。
あなたのネット集客がブラックボックスになっていませんか。
ブラックボックス化を解決する手段として、ツールを使うことです。
- ブログ、ホームページ→ワードプレス
- ランディングページ→ペライチ
- メルマガ→ベンチマークEメール
- 決済→ ペイパル
- ネットショップ→BASE
- 予約システム→STORES予約
- 画像制作→パワポ、キーノート
- …etc
世の中には、便利なツールがたくさんあります。
手始めに、まずは1つ使ってみてください。
編集後記
我々は、いたるところで、
「ネット集客には再現性が必要です」
と伝えてきています。
その再現性を実現するのが、脱ブラックボックス化なのです。
「なんだかよくわからない」という無責任な態度はやめましょう。