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ブログとサイトのハイブリッドとは?

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目次

コンテンツマーケティングとコンテンツSEO

ウェブ集客において、「コンテンツマーケティング」が主流になって久しい。

だいたい2012年頃からコンテンツマーケティングが流行り始めた。

広義の意味でのコンテンツマーケティングとは、その名の通り「コンテンツ」を使ってマーケティングをおこなうこと。

  1. ビデオ
  2. 記事
  3. 書籍(Ebook)
  4. ウェビナー
  5. インフォグラフィック
  6. レポート

などのコンテンツを使って、集客に結びつける。

でも実際は、「良質なブログ記事を書いて、検索エンジンでアクセスを集めた後に、見込客に変えていく」という狭義の意味での解釈となっている。

特にスモールビジネスにおけるコンテンツマーケティングでいうと、これが顕著。

要するに、「コンテンツマーケティング」ではなくて、「コンテンツSEO」の解釈となっている。

中でも、国内においては「バズ部」がコンテンツマーケティング(コンテンツSEO)のパイオニアとして認識されている。

コンテンツSEO

なので、コンテンツマーケティング(コンテンツSEO)をおこなう際には、みんなバズ部を参考にする。

ウェブ関係のキーワードで検索すると、だいたいバズ部の記事が表示されるなど、実際に成果も出ている。(サイトに掲載されている事例を見てみても、ものすごい成果が出ている)

ウチもバズ部をはじめ、コンテンツマーケティング(コンテンツSEO)を実践しているメディアを研究して、真似をしてきた。

成功事例を真似することが、成果を出す早道なので、このこと自体は特に悪いことではないと思う。

でも実際に真似してみて、わかったことがある。

それは、「誰でもできるわけじゃない」ということ。

正解は一つじゃない

まず結論的には、バズ部式のコンテンツマーケティング(コンテンツSEO)が実践できるのであれば、それが理想的だと思う。

検索エンジン(SEO)からのアクセスオンリーで集客できるようになるから。広告費をかけずとも集客ができるようになる。

ただ、この実践がなかなかできない。

「1万文字前後の良質な記事をコンスタントに更新する」

理想論、根性論でいけば、「誰でもできる」ということでも、実際にできなかったのであれば、それは「誰でもできるわけじゃない」と解釈したほうがいい。

価値観は一つじゃないし、正解も一つじゃない。

むしろ、「これが唯一、絶対の正解です!」というものほど怪しいものもない。

だから、他の方法を探せばいい。(あるいは、手段の一つと考えればいい)

自分はそこまでマメな人間ではないし、そもそも長い文章を書くのが苦手、嫌いというのであれば、違う手段で集客できるようになればいい。

自分らしく働きたいと思って、はじめたスモールビジネス。つまらないものなんて無いに越したことはない。

そう。「戦略的逃げ」である。

ブログとサイトの違い

今のように、コンテンツマーケティング(コンテンツSEO)で「ブログ」が栄華をきわめる前は、「サイト」がウェブ集客の主流だった。

ここで簡単にブログとサイトの違いを触れておこう。

  1. ブログ=更新するもの
  2. サイト=更新しないもの

単純化して解釈する。

ブログは、「記事」を更新して一つ一つの記事からのアクセスを見込む。

サイトは、記事というよりも、「ページ」を10〜100個くらい作って、それらの回遊性を見込む。

両者のいいとこ取りをすればいい。

記事→ページ回遊

現状のコンテンツマーケティング(コンテンツSEO)の考え方では、「サイト全体」を見てもらうというよりは、「一つ一つの記事」を読んでもらうことを目的としている。

あるテーマについて、「全体的に解説する」というよりは、ピンポイントで「絞った解説をする」という感じ。

たとえば、「リスティング広告を全体的に解説する」ではなく、「”リスティング広告”の”キーワード選定”の”おすすめツール”の”1つのツールの使い方”を紹介する」みたいに。

これ自体は、悪いことじゃない。

全体的な解説じゃ競合に勝てなくなってきたから、よりニッチなもので勝負するようになってきたという歴史がある。

でもこれって実は、ユーザーにとっては不便だったりする。

何をどの順番で学べばいいの?

それは、「何をどの順番で学べばいいのかわからない」ということ。

  1. いい記事を見つけた!
  2. ここは信頼できるから他のコンテンツも見たい!
  3. でも、何を読めばいいのかわからない・・・

今のコンテンツマーケティング(コンテンツSEO)だと、こんなことが起こる。(実体験を書いた)

一つ一つに特化している分、その特化部分についてはよくわかるんだけど、その他のコンテンツをみたいときには、ページのどこを見ればいいのかわからない。

つまり、ブログ記事に訪れた人を受け入れる「コンテンツの箱」がないのだ。

ブログとサイトのハイブリッド

だから、ブログとサイトのハイブリッドをやればいい。

  1. まずは、サイトに「コンテンツの箱」を用意する。
  2. そして、ブログ記事に訪れてくれた人に「コンテンツの箱」に入ってもらう。

コンテンツマーケティング(コンテンツSEO)の流行の結果、前者がおろそかになってしまっている。

ウチも例外じゃない。

ということで、ブログ記事に訪れた人に「コンテンツの箱」を用意していきたいと思う。

あなたのサイトに「コンテンツの箱」はある?

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