ウチが毎月定期的に開催しているメインのワークショップは全部で4つ。中でも一番人気なのは「ランディングページ制作」だ。
ブログやメルマガは自分で導入できている方も多いのだけど、ランディングページだけは、なかなか導入できていないという方が多いのだ。
ウェブ集客の三種の神器は「ブログ・メルマガ・ランディングページ」である。ブログやメルマガをどれだけ更新しても、肝心のランディングページがないと、ウェブ上から売上を上げることは難しくなる。
でも、ランディングページが用意できない・・・。
その悩みを解決するべく、ウチではこれまで「ランディングページ攻略動画講座」や「ランディングページ制作DVD」を提供してきた。
DVDはAmazonレビューで★★★★以上と好評頂いているのだが、その一方で「DVDやオンライン動画もいいけど、直接教えてくれないの?」という声も多く頂いていた。
そこで、「1日でランディングページ制作をマスターするワークショップ」を開催することにしたというわけだ。今回このワークショップをはじめたときの話をしたいと思う。
ワークショップの集客で使用した手段は?
さっきも伝えたとおり、ランディングページはウェブ集客における肝心要のメディアだ。
とはいえ「ブログやメルマガに比べると少し専門的過ぎるかな・・・?」と集客ができるのか不安だったのだが、蓋を開けてみてビックリ。
ワークショップの開催は6日程を用意していたのだが、その6日程すべての会場が満席となったのだ。
ランディングページ制作というテーマの関心度の高さと共に、「やっぱり、ウチに求められているのはウェブの実践部分なんだな」と改めて認識することができた。
なんたって、その前に開催した「コンテンツ戦略セミナー」の集客は散々なものだったからね^^; (覚えている方は、ぜひ忘れて欲しい)
さて、そんなランディングページ制作1DAYワークショップだが、集客に使用した手段は3つだ。
- メルマガ
- Facebook広告
- DM
この3つ。それぞれでワークショップの案内をしたのだが、いずれの媒体も「2ステップ」を前提として集客導線を設計していた。
具体的には、0円の「ランディングページ攻略動画講座」に登録してもらった後に、29,800円(税別)の「1DAYワークショップ」を案内するという流れだ。
結果、メルマガから「73%」、Facebook広告から「27%」、DMから「0%」の申込みとなった。
DMからは、1人の申し込みも無かったのは残念ではあったが、送付したDMは、もともとあった長形3号の封筒に80円切手を貼ったもの100通だったので、コストは「80円×100通=8,000円」。
ワークショップの参加費29,800円(税別)を考えると、372通あたり1人の参加でトントンなので、あと200通くらい送付しても良かったかもしれない。
Facebook広告からは「27%」の申し込みだった。申込み自体は、全体の3割弱だったのだが、驚いたのは1ステップ目の「動画講座登録」の反応率の高さ。
現在の1メールアドレス当たりの取得単価は通常「およそ@1,500円」ほどなんだけど、(もちろん業界にもよる)「ランディングページ攻略動画講座」にいたっては、「@550円」での取得だった。
単価を下げることができた要因としては、ランディングページでの成約率の高さがあげられる。無料オファーは「10%」、有料オファーは「1%」というのが平均的な成約率だ。
その成約率が「28.8%」と平均のおよそ3倍だった。Facebook広告のクリック単価が高騰している中、1メールアドレス当たり「@1,000円」以下で取得できたのはランディングページのおかげといえる。
Facebook広告はディスプレイ広告と同じように、広告をクリックするユーザーは「広告をみる」ことが目的じゃない。ニュースフィードをみるとか、記事を読むなどしているときに広告をみる。
なので、あまり長いランディングページは好まれないのだ。要点だけまとめたシンプルなランディングページの方が成約率が高くなる。
(ちなみに、その動画講座のランディングページは「https://product.konohaya.com/landing/course/」でみることができるので、気になる場合はぜひ見てみてほしい。)
そして、メルマガからの申し込みが「73%」と、やはりメルマガが一番反応率の高いメディアだった。
ウチでは、メールチンプというHTMLメールを送れる配信システムを使っている。このメールチンプでは「開封率」や「クリック率」の測定に加えて、「誰」が「どのリンク」をクリックしたのかまで簡単に計測することができる。
そのデータをみると、ワークショップに申込み頂いた方というのは、日頃からメルマガを「開封」して、本文のリンクを「クリック」してくれている方だった。
それ以来、「やっぱり継続的にメルマガを配信するのが大切なんだな〜」とメルマガの大切さを改めて認識して、継続的に配信し続けている。
ぜひ、今一度メルマガの重要性を認識し直してみることをおすすめする。