- 「WordPressテーマがありすぎてどれを選べばいいのかわからない。」
- 「無料・有料があるけど、どっちが自分に適しているのかわからない。」
- 「自分のサイトに適したものはどんなテーマ?」
このような事にお悩みのスモールビジネスオーナーに向けて、今回はWordPressテーマの選び方について解説をします。
ここ数年でWordPressが主流になってきました。
その為、数多くのWordPressテーマが存在します。
ここまで多いと、どのテーマを選んだ方がいいのか、迷いますよね。
WordPressテーマの選定方法について、解説します。
そこで今回は、
- 前半でWordPressテーマとは一体何なのか?を解説し、
- 後半でWordPressテーマ選びのポイント
を解説いたします。
ぜひご参考にしてください。
そもそもWordPressテーマとは?
WordPressをインストールし、次はいよいよWordPressテーマのダウンロード。
本題のWordPressテーマの選び方に入る前に、そもそもこのWordPressテーマとは?という方向けて基本を解説しますね。
このWordPressテーマとは、あなたのWordPressサイトのデザインまたは機能を担当するものです。
通常Webサイトは専門スキルが必要
Webサイトには、
- HTML → Webサイトの構造・骨組みの役割
- CSS → Webサイトの色合いなどのデザインの役割
- JavaScript → Webサイトの動きの役割
- PHP → データベースからデータを連携してくれる役割
といった、プログラミング言語で構成されています。
これらの技術に詳しいプログラマーやエンジニアたちが、Web初心者でもWebサイトを構築できるように開発してくれたのがWordPressです。
そして、さらにそのデザインや機能的なところが「WordPressテーマ」なんです。
導入方法については、以下の記事を確認してみてください。
おすすめ記事が参考にならない
しかし、ネットで「WordPressテーマ おすすめ」と検索してみると、WordPressテーマの情報がありすぎます。
中には30選とか、50選もあります。
正直、そこまでおすすめ数があると、あまり参考になりません。
逆に記事を見るたびに迷ってくるでしょう。
なので、後半では、自分にあったテーマの選び方をご紹介します。
WordPressテーマ選定の3つのポイント。
ここからWordPressテーマの選定ポイントを3つに絞って解説します。
導入している事例が多いテーマなのか。
まずテーマ選びの1つ目として、導入事例が豊富だと安心です。
これから導入するテーマを使用している人がいるのか、必ず確認しましょう。
導入している事例が多いということが、それだけ使いやすいですし、ネット上の情報も多いです。
やっぱり、わからない事があった時の調べる術や、カスタマイズの参考事例があるのとないのとでは大きく違います。
そこで、このサイト頻繁に見かけるなーと思ったらどんなテーマを使っているか確認してみましょう。
いつもチェックしているウェブサイトがWordPressであれば、同じテーマを使ってもいいと思います。
あまりマイナーなテーマは、情報量が少なく、いざわからないことを調べる時に不便です。
そして、気になるWordPressサイトを見つけた時のテーマを調べる方法は、以下の記事で解説しているツールが役立ちますよ。
自分のコンテンツに合ったテーマなのか。
ご自身のこれから配信していくコンテンツに合ったテーマなのかを確認しましょう。
わざわざ言うまでもないですが、デザインとコンテンツの内容が合ってないと違和感があります。
また、自分の商売にあった配色もありますよね。
整体であったら緑色やオレンジ色、税理士だったら紺色といった感じです。
なので、テーマの配色、もしくは配色が管理画面からある程度デザインできるテーマなのかも確認しておきたいですね。
そして、テーマによってはレイアウトやフォント・行間が微妙に違います。
なので、導入前に確認しておきたいポイントです。
導入事例を確認するのが、一番イメージがわきやすいです。
また、テーマ開発元の公式サイト自体が、販売しているWordPressテーマであることがあるので、確認することができます。
迷ったらとりあえず有料テーマを選定。
無料と有料で迷っている場合、とりあえず有料のテーマを購入しましょう。
ここでもやはり導入事例をチェックし、自分のコンテンツにあった有料のものが望ましいです。
自分のサイトのデザインを高品質にみせたいなら、やっぱり有料テーマです。
無料だとどうしても安っぽくなり、場合によってはそれだけでサイトをすぐに離脱してしまい人もいます。
高デザインなサイトが多数ウェブ上にある昨今では、ユーザー側のサイトデザインに対する目も肥えきています。
つまり、、、
- 導入事例が豊富なテーマをいくつか選定しましょう。
- 自分の商売の雰囲気にあったテーマを使いましょう。
- 有料のWordPressテーマを導入しましょう。
導入事例が多いテーマだとデザインがかぶってしまうとお考えの方もいるかもしれません。
しかし、配色を変更できるようなテーマも増えているので、配色で差別化できます。
ご自身の商売に合わせてメインカラーを決めましょう。
また、配置するロゴ画像などで差別化できます。
あとは、なんといってもコンテンツ面で差別化が重要ですよね。
ぜひ、テーマ選びご参考にしてください。
テーマに関する補足情報
以下、テーマに関する補足情報です。
無料テーマでもいい場面とは?
無料テーマでもいいのは、
- ある程度のウェブ系のプログラミング言語の知識があり、自由にカスタマイズが出来る方か、
- 完全に趣味として個人でブログを運営している方、
ぐらいですね。
そして、有料テーマはマニュアルが用意されていたりサポートがついていたりと手厚いので、オススメしています。
WordPressはブログ記事を更新し、オウンドメディアを構築するのが目的です。
なので、早々にコンテンツはある程度更新しなければなりません。
テーマ選びで悩んでいる時間がもったいないです。
完全オリジナルで作ってもらう際の注意点
WordPressテーマを、ウェブ制作会社に一から制作してもらう手段もあります。
既存のテーマ(有料で購入できるもの)に比べて、オリジナル性があります。
しかし、スモールビジネス規模では、あまりおすすめできませんね。
料金も高額なのもありますが、作ってもらった後に、メンテナンスを完全依存する形になります。
編集方法なども、自分ではできないような仕様になっているケースもあり、メッセージの修正で連絡の手間や、追加費用が発生します。
それと、ウェブ制作会社は、作る専門なので、ウェブ集客についてはそこまで意識されていないケースも多いです。
- 費用が高額
- メンテナンス性
を考えるとおすすめできません。
テーマ依存の機能に注意
最近のWordPressテーマの特徴として、そのテーマに完全に依存している機能の割合が増えてきています。
一方のWordPressテーマにはある機能が、もう一方のWordPressテーマにはないという事がある訳です。
すると、テーマを変更した際に厄介です。
例えば、表示が崩れてしまったりします。
とはいえ、標準の機能ばかりを使用していたのでは、デザインの表現も限られてしまい、結果的に質素なものになってしまいます。
その為、WordPressテーマのこの特性を理解しつつ、テーマ変更については詳しい方にやってもらうのが現実的といえます。
例えばココナラでしたら、安価でお願いできると思います。
こういった部分的な外注でしたら、積極的に利用すべきです。
編集後記
最後に注意点もあります。
サイトのデザインも確かに重要ですが、しっかりと有益な記事を更新しなければなりません。
ブログ記事の書き方については、以下の記事が参考になります。