消えた過去ページが見れる!WayBack Machineの使い方

honmaya
ほんま はやと(番頭さん)
このは屋の番頭さん。「和」をこよなく愛し、普段からゲタを履いている。好きな食べ物は、笹団子、ちまき、お新香。好きな飲み物は、梅こぶ茶。座右の銘は「足ることを知る」。

あなたは「消えてしまった」過去ページを見たいときはないだろうか?

  • ブックマークしていたお気に入りのコンテンツが消されてしまった
  • デザインの参考にしていたサイトがリニューアルしてしまった
  • ウチのサイトの過去のデザインがどんなものだったか忘れてしまった

いろいろなケースで、過去に存在していたページをみたいときがあるかと思う。

そんなときは、「仕方ない」とあきらめてしまっていたかもしれない。

でも、あきらめなくて大丈夫だ。

実は、消えてしまった過去ページを見る方法があるのだ!

さっそく、その方法をみていこう!

消えた過去ページをみる3つの方法

Googleキャッシュ検索

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まずは、『Googleキャッシュ検索』だ。

サイトの過去データのことを「キャッシュデータ」と呼ぶのだが、Googleではこのキャッシュデータを一定期間保存してくれている。

やり方は簡単だ。

Googleの検索窓に『cache:https://konohaya.com』のように入力して検索するだけだ。(「konohaya.com」の部分をご自身のドメインに変えればOK。)

キャッシュ検索
『cache:https://konohaya.com』

すると、キャッシュデータが存在する場合は画像のように表示される。

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キャッシュデータは一定期間たつと消えてしまうので、あくまでも一時的にページが見れない場合の対処法となるが、簡単に過去ページを見ることのできる方法だ。

ウェブ魚拓

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ウェブ魚拓も、サイトの過去(キャッシュ)データをみることができる。

やり方は簡単だ。検索窓に「https://konohaya.com/」のように入力して検索する。

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すると、検索結果でキャッシュデータが表示される。

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このとき、まだウェブ魚拓にデータが保存されていない場合は、データは表示されない。

「このまま魚拓をとる」という画面が表示される。

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過去ページを見ることはできないが、サイト運営者の方はこの画面で、ページデータを保存することもできるので保存してもいいかもしれない。

WayBack Machine

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WayBack Machineは、Internet Archiveが提供するキャッシュ検索サービスである。

上記2つのサービスよりも充実したサービスとなっているので、使い方を詳しく紹介していく。

WayBack Machineでできること

  1. 消えた過去ページ検索
  2. 自社サイトデータ登録

WayBack Machineでは、主にこの2つのことができる。

それぞれの使い方をステップ・バイ・ステップでみていこう。

WayBack Machineの使い方

消えた過去ページ検索

まずは、メインのサービス「過去ページの検索」である。

Yahooを例にとって、実際にキャッシュ検索をしてみよう。

使い方はとても簡単だ。検索窓に「http://www.yahoo.co.jp/」のようにURLを入力して、「BROWSE HISTORY」ボタンをクリックする。

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すると、画像のような検索結果が出る。

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青い丸い円があるのがわかる。これがWayBack Machineに保存されているキャッシュデータだ。

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試しに一番左の「1996年11月20日」のデータを見てみよう。

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とても懐かしい画面が出てきた。

まだ画像をほとんど使っていない、テキストデータメインの頃のYahoo!のトップページだ。

このようにWayBack Machineを使えば、簡単に過去ページを見ることができる。

自社サイトデータ登録

WayBack Machineのもう1つの使い方は「自社サイトデータ登録」である。

実は、規模の小さいサイトだと、WayBack Machineにデータが保存されていないことがある。

なぜかというと、WayBack Machineのサイト登録システムが、自社サイトに訪れていないからだ。

自動で登録してもらうのを待つというのも1つの手なのだが、手動で登録することもできる。

そのやり方をみていこう。

WayBack Machineのトップページにいくと、右下に「Save Page Now」という部分があると思う。

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ここにURLを入力して、「SAVE PAGE」ボタンをクリックする。

すると、「Saving page now」という画面が表示される。

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その後、「Page Saved as」という画面が表示されたら、登録完了だ。

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このようにWayBack Machineにサイトデータを登録しておくことで、わざわざキャプチャーデータを残さずとも、データを保存することができる。

WayBack Machineの活用方法

さて、WayBack Machineの使い方を確認したところで、具体的にどのようなときに使うのかをみていこう。

中古ドメイン購入時のキャッシュ検索

まずは、「中古ドメイン購入時のキャッシュ検索」である。

一般的にドメインというのは、古ければ古いほど価値がある。

そこから、中古ドメインというのは有料で取引されている。

だが、もしかすると、そのドメインが過去にペナルティを受けている可能性がある。

そうなると、せっかく有料で買ったドメインにも関わらず、マイナスからのスタートということになってしまう。

WayBack Machineを使えば、その点もクリアできる。

中古ドメインの購入を検討する際には、ドメインの文字列や運用歴に加えて、過去データもチェックしておくことをおすすめする。

サイトデザインの参照

次に、「サイトデザインの参照」である。

サイト制作やブログカスタマイズなどでは、多くの場合デザインの良質なサイトを参考にするかと思う。

どのような色合いなのかやカラム構成、サイドバーの使い方など参照する部分はたくさんある。

だが、せっかくの参照サイトも運営元がリニューアルしてしまえば、元のページをみることはできなくなってしまう。

その都度、キャプチャー画像を撮っておくという選択肢もあるのだが、面倒だと思う。

そういった場合にもWayBack Machineを活用することができる。

データがあれば、リニューアル前のページを見ることができるので、サイトデザインの参照が引き続きできるというわけだ。

自社サイトのデータバックアップ

最後に、「自社サイトのデータバックアップ」である。

自社サイトのデータバックアップ方法としては、「HTMLで保存しておく」「キャプチャー画像を撮っておく」という選択肢がある。

もちろん、これらの方法も有効だが、WayBack Machineを使えば、それらに加えてページ上にデータを残しておくという方法を取ることができる。

きちんとしたデータであれば、ハードディスクに加えて、クラウド上で保管しておくなどの必要があるが、デザインの簡易的な保存までそうなると非常に手間がかかる。

ちょっと参照したいときなどに、わざわざフォルダを探すなど色々な工程を踏まなければならない。

その点、WayBack MachineでWeb上に保存しておけば、簡単にデータを参照することができる。

データバックアップの選択肢の1つとして、WayBack MachineにURLを送信しておくことをおすすめする。

補足:データを残さない方法

ちなみに、少し専門的になるが、WayBack Machineにデータを残さない方法もある。

「robots.txt」に下記の記述をするだけだ。

robots.txtに記載
User-agent: ia_archiver
Disallow: /

あとは、ファイルをFTPでアップロードすればOKである。

まとめ

今回は、消えた過去ページのキャッシュデータを見ることのできる「WayBack Machine」の使い方と活用方法について解説した。

良い内容の記事の参照リンクが切れていたり、意外に過去ページのデータを見たいという機会は多い。

私は、WayBack MachineをChromeのブックマークに入れて、いつでも参照できるようにしている。

ぜひ、あなたもWayBack Machineを活用してみてほしい。

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