ブログを書こう。
そう思ってパソコンを開いたものの、最初の一文で手が止まることがあります。
- 誰に向けて書く?
- どんな順番で見出しを並べる?
- 最後に、何を伝える?
どれも必要そうで、迷いますよね。
テーマや検索キーワードを決めていても、記事の中身まで決まっているとは限りません。
本文を書き始めてから、タイトルを直す。
見出しを増やして、また最初へ戻る。
伝えたいことを足しているうちに、何の記事なのか分からなくなることもあります。
でも実は、最初に必要なのは、上手な本文を書くことではありません。
まず決めたいのは、
- 誰が読むのか?
- 読者は、何に迷っているのか?
- どの検索キーワードを軸にするのか?
- 記事で、どんな結論を伝えるのか?
- どのような目的の記事にするのか?
という、本文を書く前の設計です。
検索意図とは、その言葉で検索する人が、何を知り、どのように判断・行動したいのかという目的です。
そこで今回、1記事分の検索意図と構成を整理する無料ウェブアプリ「ブログ記事企画メーカー」を作ってみました。
業種・商品・サービス、想定読者、読者の悩み、検索キーワード、記事で伝えたい結論を入力し、記事の目的を選びます。
すると、次の内容をまとめて確認できます。
- 検索意図
- タイトル案3件
- H2構成5件
- 各H2で扱う内容
- 導入文案
- CTA案
- 公開前チェック
- 本文作成用AIプロンプト
CTAとは、記事を読んだ人へ案内する次の行動のことです。
完成した記事を一度に作るのではなく、まずは「誰の、どんな悩みに、何を伝えるか?」を決めるためのアプリです。
この記事では、なぜ本文より先に検索意図を整理するアプリにしたのか?
どのような考えを、6つの入力と4つの記事目的へ形にしたのか?
制作の背景を紹介します。
実際の操作は、こちらの動画でご覧いただけます。
ブログを書こうとして、本文の前で手が止まる
ブログを書くときは、タイトルや書き出しから考えたくなりますね。
検索キーワードをタイトルへ入れ、思いついたことから見出しを作る。
自然な始め方に見えるかもしれません。
ですが、記事の前提が決まっていないまま書き始めると、途中で迷いやすくなります。
たとえば、ブログ記事の構成について調べている人でも、知りたいことは一つとは限りません。
- 構成の基本を知りたい
- 見出しを作る順番を知りたい
- よくある失敗を避けたい
- 複数の作り方を比較したい
- 構成用のテンプレートを探している
どの悩みに答えるかによって、必要な内容は変わります。
それを決めないまま書き始めると、基本を説明していたはずなのに、途中からツール比較が始まるかもしれません。
手順を紹介していたはずなのに、最後は無料オファーの案内が中心になることもあります。
どの内容も必要かもしれません。
ただ、一つの記事へ多くの役割を入れると、読者も書き手も道筋を見失います。
まず決めたいのは、
この記事は、誰のどんな悩みに答えるものなのか?
ということです。
そのうえで、
- 読者が検索する言葉
- 記事で伝える結論
- 結論へ進む見出しの順番
- 記事を読んだ後に案内する行動
を、一つの流れとして整理します。
本文を書くのは、その後です。
先に記事の役割が見えていれば、今回書くことと、別の記事へ回すことを分けやすくなるでしょう。
必要だったのは、文章を増やすことではありませんでした
生成AIへテーマを伝えれば、タイトル、見出し、本文の案を数多く出してもらえます。
候補を増やせるのは便利です。
でも、記事の目的が曖昧なままでは、どの候補を選べば良いのか迷います。
- タイトルは良さそうだけれど、読者の悩みと合っていない
- 見出しは多いけれど、結論へ進む順番が分からない
- 本文は長いけれど、最後に何を案内するのか決まっていない
文章の量が増えても、記事の企画まで決まるわけではありません。
そこで必要だと考えたのが、文章を増やす前に、1記事の軸を決める道具です。
まず、検索意図と記事の結論を整理する。
次に、タイトルと見出しの順番を決める。
その後、自分のAIを使って本文へ進む。
ブログ記事企画メーカーは、この順番で使うアプリにしました。
6つの入力と4つの記事目的で、1記事の軸を決めます
記事を企画するときに確認したいことは、いくつもあります。
入力項目が多すぎれば、本文を書く前に構えてしまうでしょう。
そこで、最初に整理する内容を、次の6項目へ絞りました。
- 業種・商品・サービス
- 想定読者
- 読者が抱えている悩み
- 狙いたい検索キーワード
- 記事で伝えたい結論
- 記事の目的
最初の5項目は自由入力です。
最後の記事目的は、次の4つから選びます。
- 知識・方法を伝える
- 比較・選び方を伝える
- 事例・体験を伝える
- 無料オファーへつなぐ
同じテーマでも、記事の目的が違えば、必要な見出しも変わります。
知識や方法を伝えるなら、基本の考え方、よくある失敗、具体的な手順が必要です。
比較記事なら、比較基準、選択肢の違い、向いている人を整理します。
事例や体験を伝えるなら、確認できる事実、取り組み、変化、学びを分けます。
無料オファーへつなぐなら、読者の悩み、解決の方向性、無料オファーの内容、受け取り方法をつなげます。
何を書くかだけでなく、
何のために書く記事なのか?
を選ぶことで、記事の途中で役割が変わりにくくなります。
入力した言葉を、無理に文章へつながないようにしました
ブログ記事企画メーカーには、5つの自由入力欄があります。
入力されるのは、短い名詞だけではありません。
一文を入れることもあれば、否定表現や疑問文を入れることもあります。
開発中は、入力された言葉へ固定の助詞や動詞をつなぐと、不自然な日本語になる場合がありました。
文章の後ろへ機械的に言葉を付ければ、意味が重なったり、文のつながりが崩れたりします。
文字数だけで切れば、単語や文章が途中で終わることもあります。
そこで、入力内容へ固定の言葉を直接つなぐ旧処理を見直しました。
入力した内容は、独立した情報として表示します。
文字数だけで文章の途中を切る処理も使いません。
これは、技術を複雑にするための修正ではありません。
利用者が入力した言葉を、意味を変えず、読める形で企画へ反映するための修正です。
画面結果とAIプロンプトを、同じ企画から作ります
結果画面には、次の内容が表示されます。
- 結果タイトル
- 結果要約
- 検索意図
- タイトル案3件
- H2構成5件
- 各H2の説明
- 導入文案
- CTA案
- 公開前チェック
その下には、ChatGPT、Claude、Geminiなどへ貼り付けて使える、本文作成用AIプロンプトがあります。
ブログ記事企画メーカーの画面内で、生成AIが記事本文を作るわけではありません。
まず、アプリで記事の企画を整理する。
次に、画面上のAIプロンプトを、自分が利用している生成AIへ貼り付ける。
そして、各H2の本文要点、導入、見出し間のつながり、CTAへの流れを具体化します。
ここで大切にしたのが、画面で確認した企画と、AIへ渡す企画をずらさないことです。
画面結果とAIプロンプトは、同じ記事結果から作ります。
そのため、画面で選んだ記事目的とH2の順番を保ったまま、本文作成へ進めます。
画面で企画を決め、AIで本文を具体化する。
役割を分けることで、AIへ何を頼めば良いのかも見えやすくなるでしょう。
架空の事例や数字を、企画の材料にしないようにしました
ブログ記事には、事例や数字があると説得力を加えやすくなります。
だからといって、確認できない事実を作って良いわけではありません。
特に「事例・体験を伝える」を選んだ場合は、次の内容を勝手に作らないようにしました。
- 架空の人物や顧客
- 架空の相談や取り組み
- 架空の変化や実績
- 架空の数字
- 架空の感想やお客様の声
確認できる経験、事例、数字、引用、出典がある場合だけ扱います。
変化を確認できない場合は、成功談を補わず、追加で確認したいことを整理します。
比較記事でも、根拠のない優劣や順位を作りません。
無料オファーの記事でも、名称、内容、対象者、受取条件が分からなければ、勝手に補いません。
もっともらしい情報を増やすのではなく、確認できる情報を土台にする。
ブログ記事企画メーカーでは、この前提を大切にしました。
メール登録をしなくても、記事企画まで使えます
ブログ記事企画メーカーは、約4分、登録不要で利用できます。
メール登録をしなくても、次の内容を確認できます。
- 検索意図
- タイトル案3件
- H2構成5件と各説明
- 導入文案
- CTA案
- 公開前チェック
- 画面上のAIプロンプト
- AIプロンプトのコピー
- 推薦テンプレート
- 関連アプリ
結果画面の下には、希望する人のための任意メール登録欄も用意しました。
メール登録は、結果やAIプロンプトを見るための条件ではありません。
任意メールで届けるのも、画面へ表示された入力内容や結果全文の保存版ではありません。
主に届くのは、次のような公開準備用の内容です。
- ブログ記事公開前チェックリスト
- 記事改善用の追加AIプロンプト
- 公開後の振り返り手順
- 次の作業へ進むための実践ルート
画面では、自分の入力から記事企画を作る。
任意メールでは、企画を公開できる記事へ整えるための確認をする。
このように役割を分けました。
完成記事ではなく、書き始めるための設計図です
ブログ記事企画メーカーで作るのは、記事企画と本文作成のたたき台です。
約4分で完成記事ができる、という意味ではありません。
検索キーワードの調査、検索ボリュームの判定、競合記事の分析、WordPressへの自動投稿を行うアプリでもありません。
検索順位、アクセス、申込み、売上を保証するものでもありません。
表示された構成は、自分の読者、商品・サービス、経験に合わせて調整します。
公開前には、次の点も確認してください。
- 事実や数字は正しいか?
- 引用と出典は正しいか?
- 情報は現在も有効か?
- リンク先は正しいか?
- 著作権や第三者の権利に問題はないか?
- 法令や利用サービスの規約に合っているか?
個人情報、顧客情報、機密情報、第三者の秘密情報は、アプリや生成AIへ入力しないようにします。
アプリが担当するのは、本文を書き始める前の設計図を作るところです。
その後、事実を確認し、自分の言葉で本文を整える。
この役割分担があるからこそ、自分の商売に合わせて記事を育てていけるでしょう。
詳しい使い方と実際の結果も紹介しています
6つの入力項目、4つの記事目的、結果画面、AIプロンプトの詳しい使い方は、こちらの記事で紹介しています。

操作説明用の具体例を入力し、検索意図、タイトル案3件、H2構成5件、導入文案、CTA案がどのように表示されたのかは、こちらの記事で紹介しています。

まずは、誰のどんな悩みに答えるか決めてみませんか?
ブログを書こうとして、本文の前で手が止まる。
そんなときは、最初から完成記事を作ろうとしなくても大丈夫です。
まずは、次の順番で1記事分の企画を整理してみてください。
- 記事で扱う業種・商品・サービスを決める
- 主な読者を決める
- 読者が抱えている悩みを書く
- 狙いたい検索キーワードを入力する
- 記事で伝えたい結論を一文で書く
- 記事の目的を選ぶ
大切なのは、文章を増やすことではありません。
まず、
この記事は、誰のどんな悩みに答えるものなのか?
を確認することです。
検索意図と結論が見えれば、タイトルと見出しも同じ方向へそろえやすくなります。
記事の道筋ができたら、自分のAIを使い、一つずつ本文へ進めます。
ブログ記事企画メーカーは、約4分、登録不要で利用できます。
無料アプリはこちらです。
ブログ記事企画メーカーで、1記事分の検索意図と構成を整理してみてください。
いきなり完成を目指さず、まずは1記事分の企画から。
自分の商売の手綱を、自分で握りながら、ブログを育てていきましょう。



