ブログやメルマガを書き終えて、商品や無料の資料を案内しようとする。
そうすると、最後の文章で手が止まることがあります。
- 強く勧めると、押し売りのように見えそう
- 遠慮しすぎると、何をしてほしいのか伝わらない
- 本文から案内へ、どうつなげれば良いのか分からない
- ボタンには、何と書けば良いのか迷う
本文では伝えたいことを書けたのに、最後の案内だけ、急に商売っ気が出てしまうことがありますよね。
この最後の案内は、一般に「CTA」と呼ばれます。
CTAとは、記事や動画を見た人へ、次に取ってほしい行動を示す文章やボタンのことです。
CTAは、読者を無理に動かすためのものではありません。
読み終えた人が、
次は、どこへ進めば良いのか?
と迷わないように、次の一歩を示す役割があります。
そこで、読者の悩みや案内先を整理しながら、押しつけ感の少ないCTA文章を作れる無料ウェブアプリを作りました。
名前は、「CTA文章メーカー」です。
5つの項目を入力すると、次の内容を確認できます。
- 短文版のCTA
- 標準版のCTA
- やわらかい版のCTA
- ボタン文言3案
- CTAの組み立て方
この記事では、なぜCTA文章メーカーを作ったのか?
どんな考え方を、アプリの形にしたのか?
制作の背景をご紹介します。
実際の操作は、こちらの動画でご覧いただけます。
最後の案内文で、手が止まることがあります
ブログ記事を書いているときは、読者へ役立つ情報を伝えることに集中できます。
でも、最後に自分の商品や無料の資料を紹介しようとすると、少し構えてしまうことがありますね。
たとえば、集客についての記事を書いた後に、チェックリストを案内するとします。
本文から案内へ移るときに、
- 急に宣伝が始まったように見えないか?
- 読者の悩みと案内先がつながっているか?
- 強く申し込みを勧めるべきか?
- まずは内容を見てもらうだけで良いのか?
と迷いませんか?
その結果、案内そのものを書かなかったり、記事の最後へリンクだけを置いたりすることもあるでしょう。
でも、案内がなければ、興味を持った読者も、次に何をすれば良いのか分かりません。
反対に、強い言葉ばかりを並べると、自分たちらしい伝え方ではなくなってしまいます。
必要なのは、読者を急かすことではありません。
本文を読んだ人の現在地と、次に役立つものを自然につなぐことです。
必要だったのは、強い言葉を増やすことではありませんでした
CTAというと、強い言葉を使わなければいけないように感じるかもしれません。
- 今すぐ申し込んでください
- 残りわずかです
- 知らないと損をします
- この機会を逃さないでください
もちろん、実際に期限や定員があるなら、それを正しく伝えることは必要です。
ですが、いつでも強い言葉を使えば良いわけではありません。
読者がまだ内容を理解していない段階で急かしてしまうと、
何かを売り込まれそうだな。
と、身構えてしまうこともあります。
このは屋が作りたかったのは、読者を勢いで動かす文章ではありませんでした。
今抱えている悩みと、次に役立つものをつないで、
まずは、内容を確認してみようかな。
と思える案内です。
そのため、CTA文章メーカーの言葉は、
押しつけずに、次の一歩を示す。
としました。
申込みや購入だけがCTAではありません。
- 内容を見る
- 詳細を確認する
- 資料を受け取る
- セミナーを検討する
- 相談内容を確認する
読者の現在地に合った、小さな行動を示すこともCTAです。
5つの質問から、CTAに必要な情報を整理します
CTA文章メーカーへ入力するのは、次の5項目です。
- CTAを置く場所
- 主な読者
- 読者が抱えている悩み
- 案内したい無料オファー・商品・サービス
- 受け取ることで得られるメリット
CTAだけを考えようとすると、案内先の説明ばかりになりがちです。
たとえば、
新しいチェックリストを作りました。ぜひご覧ください。
という文章です。
これだけでも、案内はできます。
でも、読者から見ると、
- なぜ自分に必要なのか?
- 今の悩みと、どう関係するのか?
- 確認すると、何が分かるのか?
が見えにくいことがあります。
そこで、案内先だけではなく、
- 誰へ伝えるのか?
- 今、何に困っているのか?
- 確認した後、どんな状態を目指せるのか?
を分けて入力できるようにしました。
頭の中では分かっていても、言葉にしようとすると迷いますよね。
5つの質問へ一つずつ答えることで、CTAを書く前に必要な情報を整理できます。
3種類の文章から、合う伝え方を選べます
同じ商品や無料の資料を案内する場合でも、前後の文章によって必要なCTAは変わります。
短く案内したいこともあれば、読者の悩みから丁寧につなぎたいこともあるでしょう。
まだ検討中の人へ、やわらかく案内したい場合もあります。
そこで、CTA文章メーカーでは、次の3種類を表示するようにしました。
- 短文版
- 標準版
- やわらかい版
短文版は、案内を簡潔にまとめたいときに使います。
標準版は、読者の悩み、案内先、期待する変化を順番に伝えます。
やわらかい版は、今すぐ決める必要はないことを伝えながら、まず内容を確認する流れを作ります。
一つの文章を、唯一の正解として出すわけではありません。
3案を見比べながら、
今回の読者には、どの伝え方が合うだろう?
と考えられる形にしました。
完成文だけでなく、CTAの型も確認できます
CTA本文を作った後に、迷いやすいのがボタン文言です。
たとえば、案内先が個別相談なのに、
個別相談を受け取る
と書いたら、不自然ですよね。
解説ページを案内するのに、
今すぐ申し込む
と書けば、実際の行動とも合いません。
CTA文章メーカーでは、本文と一緒に、ボタン文言も3案表示します。
また、表示された文章を次の4段階に分けて確認できます。
- 悩みへの接続
- 得られるメリット
- 案内先
- 行動文
完成した文章を受け取るだけではなく、
どの部分が、何を伝えているのか?
を確認できるようにしました。
型が分かれば、表示された文章を、自分の商品や読者に合わせて直しやすくなるでしょう。
実際に使いながら、日本語とボタン文言を直しました
CTA文章メーカーは、最初から現在の形だったわけではありません。
実際に複数の内容を入力してみると、不自然な部分が見つかりました。
- 入力した言葉と定型文をつなぐと、助詞が不自然になる
- 利用者へ見せる文章に、内部メモのような言葉が残る
- 案内先の種類にかかわらず、何でも「受け取る」と表示される
- 案内先が長いと、ボタンから文字がはみ出しそうになる
チェックリストなら、「受け取る」でも自然です。
でも、個別相談や解説ページまで「受け取る」と書くと、話が合いません。
そこで、案内先の種類を勝手に決めつけにくいように、
- 案内先の内容を見る
- 内容を確認する
- 次の一歩へ進む
という表現へ見直しました。
CTAは短い文章ですが、入力される言葉は人によって違います。
だからこそ、実際に使いながら、一つずつ日本語と表示を直しました。
最初から完璧を目指すのではなく、まず作って、使って、直す。
自分たちで育てられるウェブアプリだからこそできる進め方です。
AIを使って、媒体ごとの文章へ整えられます
結果画面には、自分の生成AIで別案を作るためのプロンプトも表示されます。
アプリの中で、AIが自動的に文章を作るわけではありません。
表示されたプロンプトをコピーして、普段使っているChatGPT、Claude、Geminiなどへ貼り付けて使います。
プロンプトには、入力した情報と、画面に表示された3種類のCTAが入ります。
それを土台にしながら、
- ブログ記事
- メルマガ
- LP・申込ページ
- YouTube・動画説明欄
- SNS投稿
などに合う文章へ整えていきます。
ゼロからAIへ丸投げするのではなく、自分で入力した事実から始める形です。
また、架空の実績や数字、期限、特典を作らないようにする指示も入れました。
情報が足りない場合は、勝手に補うのではなく、追加質問を出すようにしています。
個人情報、顧客情報、機密情報は、アプリやAIへ入力しないでくださいね。
表示された文章も、実際の案内先や条件に合わせて確認してから使います。
メール登録をしなくても、結果まで使えます
CTA文章メーカーは、メール登録をしなくても利用できます。
登録なしで、次の内容を確認できます。
- 短文版CTA
- 標準版CTA
- やわらかい版CTA
- ボタン文言3案
- CTAの組み立て方
- 画面の結果を反映したAIプロンプト
まず使ってみて、自分の商品や無料の資料に合うかを確認できます。
結果画面の下には、希望する人のために任意のメール登録欄も設けました。
メールで届くのは、画面に表示されたCTA全文の保存ではありません。
- CTA公開前チェックリスト
- 文章を改善する追加AIプロンプト
- 公開や設置までの実践ルート
など、結果画面の続きへ進むための内容です。
メール登録を、結果を見るための条件にはしませんでした。
画面でCTAを作り、必要な人だけが次の実践ガイドを受け取れる形にしています。
押しつけずに、次の一歩を示してみませんか?
CTAは、読者を無理に動かすための文章ではありません。
読んだ後に、
- 次は、何を見れば良いのか?
- どこへ進めば良いのか?
- 自分で判断するために、何を確認すれば良いのか?
を分かりやすくするための案内です。
最初から、完璧な一文を考えなくても大丈夫です。
まずは、
- どこへCTAを置くのか?
- 誰へ案内するのか?
- どんな悩みがあるのか?
- 何を案内するのか?
- 確認した後、どんな変化を目指せるのか?
を整理してみる。
表示された3案を見比べながら、自分の商品と読者に合う言葉へ直していく。
その最初のたたき台として、CTA文章メーカーを使ってみてください。
CTA文章メーカー
強く押すのではなく、次の一歩をそっと示す。
そんなCTAから、自分の商売の導線を少しずつ整えていきましょう。



