商売について考えていると、頭の中に、いろいろな課題が浮かんできます。
- 商品やサービスを見直した方が良いのか?
- 集客の入口を増やした方が良いのか?
- メルマガを始めた方が良いのか?
- ランディングページを作った方が良いのか?
- AIを、もっと活用した方が良いのか?
どれも大切そうに見えますよね。
ですが、すべてを同時に進めようとすると、結局、何から始めれば良いのか分からなくなってしまいます。
そこで今回は、商売の現在地と次の一歩を整理する無料アプリ、「鼻歌商売コンパス」を実際に使ってみました。
どんな流れで回答するのか?
結果を見て、何を考えれば良いのか?
順番に見ていきましょう。
鼻歌商売コンパスを使ってみます
鼻歌商売コンパスは、10個の質問に答えながら、商売の現在地を整理する無料ウェブアプリです。
メール登録をしなくても、質問への回答、診断結果の確認、画面上のAIプロンプトまで利用できます。
所要時間の目安は、約3分です。
回答データも保存されません。
そのため、
ちょっと現在地を確認してみようかな。
くらいの気持ちで、すぐに始められます。
アプリの詳しい機能や使い方は、こちらの記事でも紹介しています。
無料アプリ「鼻歌商売コンパス」とは?使い方と分かることを紹介

まずは「診断を始める」を押します
アプリを開くと、最初に表示されるのが、
次にやることを、ひとつに絞る。
という言葉です。
新しい施策を増やすためではなく、今の自分が取り組むことを絞る。
このアプリの目的が、最初に分かるようになっています。
利用前の注意事項も確認して、「診断を始める」を押します。
実際の操作の流れは、こちらの動画でも確認できます。
10個の質問に順番に答えていく
診断を始めると、商売の仕組みに関する質問が、順番に表示されます。
回答するときは、理想の状態を選ぶのではありません。
今の自分に、もっとも近いと思うものを選んでいきます。
ここは、少し迷うところかもしれませんね。
たとえば、ある程度はできているけれど、十分とは言えない。
そんな項目もあるでしょう。
ですが、細かく正解を探す必要はありません。
今の状態に近いものを選びながら、まずは最後まで進めてみます。
質問へ答えること自体が、振り返りにもなりました。
そういえば、ここはしばらく見直していなかったな。
と気づく項目も出てくるんですよね。
質問に答えるだけでも、商売を振り返れる
診断というと、最後に表示される結果ばかりが気になるかもしれません。
でも、実際に使ってみると、質問へ答える時間にも意味があると感じました。
普段は、目の前の仕事を進めることが中心になります。
商品づくり、集客、情報発信、お客さんへの対応。
一つひとつの作業はしていても、商売全体をまとめて振り返る機会は、意外に少ないですよね。
10個の質問に答えていくことで、
- 今、できていることは何か?
- 止まっているところは、どこか?
- 気になっていたけれど、後回しにしていたことは何か?
を、あらためて考えられます。
結果を見る前に、すでに頭の中が少し整理されてきました。
結果画面で「5領域の現在地」を確認する
10個の質問に答えると、診断結果が表示されます。
最初に確認できるのが、商売に関する「5領域の現在地」です。
ここでは、どこが比較的整っていて、どこが詰まりやすい状態なのかを確認できます。
大切なのは、点数の高い・低いだけで一喜一憂しないことです。
鼻歌商売コンパスは、商売や能力を採点するためのアプリではありません。
結果を見ながら、
今は、この部分を優先した方が良さそうだな。
と考えるための整理材料です。
できていない部分を責める必要もありません。
これから整える場所が見つかった、と考えれば良いんですよね。
「優先して見直すこと」を確認する
次に、今の回答から、優先して見直したいことが表示されます。
商売について悩んでいると、複数の課題を同じくらい重要に感じてしまいます。
ですが、実際に行動するときには、最初に取り組むことを決めなければなりません。
結果画面で優先課題が示されることで、
まずは、ここから見直してみよう。
と考えやすくなります。
もちろん、表示された内容へ、絶対に従う必要はありません。
結果を見たときに、
- たしかに、ここが止まっていた
- 自分では、別のところが気になっている
- この項目は、すでに対応を始めている
と感じることもあります。
その反応も含めて、自分の優先順位を考える材料になりますよ。
次の30日で取り組むことを確認する
優先して見直すことが分かったら、次は30日計画です。
「ここを改善した方が良い」と分かっても、具体的な行動へ変えられなければ、なかなか前には進みません。
そこで結果画面では、次の30日で取り組むことを確認できます。
30日という期間は、長すぎず、短すぎません。
商売全体を一気に変えることは難しくても、一つの課題を見直す時間としては使いやすいですよね。
結果を見ながら、
- 最初の1週間で何をするのか?
- どこまでできたら一区切りにするのか?
- 30日後に、何を確認するのか?
を考えていきます。
完璧な計画を作らなくても大丈夫です。
まず、最初の作業が決まれば、動き始められます。
「今は後回しにすること」も決める
鼻歌商売コンパスでは、取り組むことだけでなく、今は後回しにすることも確認できます。
これは、実際に使ってみて大切だと感じたところです。
やることを決めても、ほかの課題が頭に残ったままだと、途中で目移りしてしまいますよね。
新しい情報を見つけたときに、また別のことを始めてしまうかもしれません。
そこで、
これは必要だけれど、今月はやらない。
と決めておきます。
後回しにすることは、捨てることではありません。
今取り組むことを、最後まで進めやすくするための判断です。
自分の強みや注意したいことも確認する
結果画面では、優先課題だけでなく、今の強みや、進めるときに注意したいことも確認できます。
課題ばかりに目を向けると、できていないことが気になってしまいます。
ですが、すでにできていることもありますよね。
今ある強みを生かしながら、詰まりやすい部分を少しずつ整える。
その方が、すべてを一から作り直すよりも進めやすいでしょう。
注意点についても、失敗を予言するものではありません。
行動を始める前に、気をつけたいことを確認しておくためのものです。
AIプロンプトを使って、行動を具体化する
診断結果の下には、ChatGPT、Claude、Geminiなどで使えるAIプロンプトも用意されています。
プロンプトをコピーして生成AIへ貼り付けると、診断結果をもとに、行動計画をさらに具体化できます。
たとえば、
- 今週取り組む作業を決める
- 作業を小さな手順へ分ける
- 必要な準備を洗い出す
- 今はやらないことを整理する
- 7日後の振り返り項目を作る
といった使い方ができます。
AIへ相談するときも、診断結果という材料があるので、ゼロから質問を考えなくて済みます。
ただし、AIから出てきた内容は、完成された正解ではありません。
自分の状況、使える時間、実際の商品やお客さんに合わせて調整する必要があります。
個人情報、顧客情報、機密情報も入力しないようにしましょう。
メールで受け取るかどうかは、自分で選べる
結果画面の下には、任意のメール登録欄があります。
登録すると、今回の現在地、優先課題、30日計画などを、あとからメールで振り返れます。
7日後の振り返りに使える、追加AIプロンプトも届きます。
ですが、登録しなくても、結果画面と画面上のAIプロンプトは利用できます。
まずは画面上で結果を確認する。
あとから見返したい場合は、メールを受け取る。
自分の使い方に合わせて選べますよ。
使ってみて感じたのは「決めるためのアプリ」だということ
鼻歌商売コンパスを使ってみて感じたのは、何か新しい答えを増やすためのアプリではない、ということです。
商売について学んでいると、方法や選択肢は増えていきます。
でも、方法をたくさん知っているだけでは、次の行動は決まりません。
必要なのは、
- 今は、どこにいるのか?
- 次に、何をするのか?
- 何を、今はやらないのか?
を決めることです。
鼻歌商売コンパスは、その判断を始めるためのアプリなんですね。
制作の背景や詳しい使い方も紹介しています
鼻歌商売コンパスについては、別の記事でも紹介しています。
なぜ、このアプリを作ったのか?
制作の背景については、こちらの記事をご覧ください。

機能や使い方を、あらためて確認したい方はこちらです。
無料アプリ「鼻歌商売コンパス」とは?使い方と分かることを紹介

まずは、今の現在地を確認してみませんか?
やるべきことが多くて、何から始めれば良いのか分からない。
そんなときは、新しい施策を増やす前に、今の現在地を確認してみてください。
すべてを一度に変える必要はありません。
まず、次に取り組むことを一つ決める。
そして、小さく手を動かしてみる。
そこからで大丈夫です。
鼻歌商売コンパスで、商売の現在地と次の一歩を整理してみてください。
焦らず、小さく、ひとつずつ。
自分の商売の手綱を、自分で握りながら育てていきましょう。



