このは屋 鼻歌まじりの商売 2026.06.26

    AIの現在地は?チャットAIからAIエージェントへの進化を8段階で俯瞰整理

    ChatGPTやClaude、Geminiは使っているけれど、 最近は、AIエージェント、AI社員、Claude Code、Codexなど、 よ...

    記事を読む 読了目安 10 分 / AI時代の自作と内製化
    AIの現在地は?チャットAIからAIエージェントへの進化を8段階で俯瞰整理
    AI × DIY × Small Business 読んで終わりではなく、自分の商売に戻す。

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    Theme鼻歌まじりの商売
    Updated2026年6月26日
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    • ChatGPTやClaude、Geminiは使っているけれど、
    • 最近は、AIエージェント、AI社員、Claude Code、Codexなど、
    • よく分からない言葉が増えてきた…。
    • 「AIの現状は、結局どうなっているの?」

    こんなふうに、感じていないでしょうか?

    AIの情報やニュースでは、毎日のように新しいサービス名や機能名が出てきます。

    でも、全部を追いかけようとすると疲れてしまいますよね。

    大切なのは、新しい横文字を、すべて覚えることではありません。

    • AIが、人間の仕事を、どこまで担うようになっているのか?

    この流れを、俯瞰的に、つかむことです。

    この記事では、AIの進化を8段階に分けて整理します。

    • 「チャットAI」から「AIエージェント」へ、何が変わっているのか?
    • これからスモールビジネスは、どのようにAIと付き合っていけば良いのか?

    見ていきましょう。

    目次
    このは屋 | AIの現在地は?チャットAIからAIエージェントへの進化を8段階で俯瞰整理
    このは屋 | AIの現在地は?チャットAIからAIエージェントへの進化を8段階で俯瞰整理
    このは屋
    (生成AI×デジタルマーケティングスクール)
    スモールビジネス特化の学び舎。スモールビジネスオーナーに向けて、ネットから集客する方法、オンラインで商売する方法、労働集約型から知識集約型へ移行する方法、安定した継続的な収入源を確保する方法…etc。悔いの無い生涯を謳歌する為の、鼻歌まじりの商売と生涯を、ワンストップで、トータルにサポートしている。

    結論:AIは「答える道具」から「仕事を進めるスタッフ」へ変わっている

    これまでのAIは、基本的に、質問に答える存在でした。

    たとえば、

    • 文章を書いてもらう。
    • アイデアを出してもらう。
    • 調べものをしてもらう。
    • 要約してもらう。

    こうした使い方です。

    もちろん、それだけでも、十分に便利でした。

    でも最近は、AIの役割が少しずつ変わっています。

    今は、次のような仕事まで任せられるようになってきました。

    • 複数のサイトを調査して比較表を作る
    • 資料やファイルを読み込んで整理する
    • アプリやWebサイトを作る
    • コードを書き、エラーを直し、テストする
    • ブラウザやパソコン上の作業を進める
    • 決まった仕事を毎週・毎月繰り返す

    つまり、AIは「相談相手」から、少しずつ「仕事を一緒に進めるスタッフ」へ変わっています。

    これが、最近よく聞く、「AIエージェント」という流れです。

    AIの進化を8段階で整理すると分かりやすい

    AIは、ある日突然、すべてが自動化されたわけではありません。

    少しずつ、できることが積み上がっています。

    全体像は、次の8段階で見ると分かりやすいでしょう。

    段階AIの役割人間の役割代表例
    1質問に答える(検索・回答AI)調べる・判断する・操作する初期ChatGPT
    2文章や資料を一緒に作る(共同作業AI)指示する・修正するChatGPT、Claude、Gemini
    3資料やファイルを理解する(ファイル理解AI)情報を渡す・確認するChatGPT、Claude、Gemini
    4Webや外部ツールを使う(ツール利用AI)目的と条件を伝えるDeep Research、Genspark、Manus
    5アプリやサイトを作る(コーディングエージェント)作りたいものを伝え、確認するClaude Code、Codex、Antigravity CLI
    6パソコンやアプリを操作する(PC操作エージェント)権限を管理し、承認するClaude Cowork、Codex、Antigravity
    7自社の知識や業務を使って動く(業務エージェント)役割・ルール・判断基準を決めるDify、n8n、独自AIアシスタント
    8複数のAIが役割分担して働く(複数エージェント協働)監督し、最終判断するAntigravity 2.0、各社のAgent SDK

    第1段階:検索・回答AI

    最初の段階は、質問に答えてくれるAIです。

    • 「この言葉の意味を教えて」
    • 「ブログ記事のタイトルを考えて」
    • 「この文章を要約して」

    といった使い方です。

    ChatGPTが広く知られるようになった頃、多くの人が最初に体験したのは、この段階でしょう。

    この段階では、AIは答えを返してくれます。

    ただし、

    • その後に調べる
    • ファイルを作る
    • WordPressへ投稿する
    • メールを送る

    といった操作は、人間が行います。

    AIは、優秀な検索役や相談相手です。

    第2段階:共同作業AI

    次は、AIと一緒に、成果物を作る段階です。

    たとえば、次のような作業です。

    • ブログ記事の構成を作る
    • メルマガの文章を書く
    • LPの文章を考える
    • セミナー資料の構成を作る
    • 画像や動画のアイデアを出す
    • 表やチェックリストを作る

    この段階では、AIに丸投げするのではなく、人間とAIが往復しながら作ります。

    人間が、

    • 「ここは違う」
    • 「もっと具体的に」
    • 「この事例を入れて」

    と伝える。

    AIがそれを反映し、たたき台を改善する。

    現在、多くの人が活用している、

    • ChatGPT
    • Claude
    • Gemini

    は、この共同作業AIとして、非常に強力です。

    第3段階:資料やファイルを理解するAI

    AIは、会話だけでなく、資料を読めるようになりました。

    • PDF
    • Wordファイル
    • Googleドキュメント
    • 議事録
    • 音声文字起こし
    • 過去記事
    • 表計算ファイル
    • …etc

    を渡し、その内容を踏まえて考えてもらえます。

    ここから、AIの使い方が大きく変わります。

    一般論を聞くのではなく、

    • 「自社の資料を読んだうえで、考えてもらう」

    という使い方ができるからです。

    たとえば、次のようなものが、AIの材料になります。

    • 過去の記事
    • テンプレート
    • セミナー台本
    • お客さんからの質問
    • メルマガ
    • 動画の文字起こし
    • 商品説明
    • 文体ルール

    AIそのものの性能だけでなく、AIにどんな情報を渡せるかが重要になります。

    第4段階:Webや外部ツールを使うAI

    次は、AIが会話の中だけで完結せず、外部の情報やツールを使う段階です。

    たとえば、AIが、

    • Web検索を行い、複数のサイトを比較し、表にまとめる。
    • あるいは、資料を読み、スライドやレポートを作る。

    このような仕事です。

    • Genspark
    • Manus
    • Deep Research

    といったAIは、この領域に入ります。

    人間は、「何を知りたいか」「どんな条件で比較したいか」を伝えます。

    AIは、必要な情報を集め、整理し、成果物のたたき台を作ります。

    ただし、ここで重要なのは、AIの調査結果を、そのまま信じないことです。

    • 料金
    • 規約
    • 法制度
    • 仕様
    • 最新ニュース
    • …etc

    は変わります。

    重要な判断をする時は、AIが示した情報の元になっている公式情報を確認しましょう。

    第5段階:アプリやサイトを作るAI

    最近、特に注目されているのが、この段階です。

    AIに、「こういうアプリを作りたい」と伝えると、

    • 必要なファイルを作り、
    • コードを書き、
    • 画面を作り、
    • 動作確認まで進める

    という段階です。

    代表的なものとしては、

    • Claude Code
    • ChatGPT Codex
    • Google Antigravity CLI
    • Cursor

    などがあります。

    ここで起きている変化は、大きいです。

    これまでは、アプリを作るには、プログラミングを学ぶか、開発会社へ依頼する必要がありました。

    今は、専門知識がまったく不要になるわけではありませんが、少なくとも次のようなことは小さく試せるようになりました。

    • 社内用のテンプレート管理ツール
    • ブログ記事の構成作成ツール
    • LP改善チェックツール
    • 無料オファー診断ツール
    • 会員向けの小さな実践ツール
    • …etc

    人間はコードを書く人ではなく、

    • 「何を作るべきかを決める人」

    へ少しずつ役割が変わります。

    第6段階:パソコンやアプリを操作するAI

    AIが実際に、ブラウザやパソコン上のアプリを操作する方向にも進んでいます。

    たとえば、次のような作業です。

    • ブラウザで情報を調べる
    • Webフォームへ入力する
    • ローカルファイルを整理する
    • アプリ内の画面を操作する
    • メールやカレンダーを扱う
    • 決まった手順で資料を作る

    ここまで来ると、AIは単なるチャット相手ではありません。

    実際に手を動かす、スタッフに近づいていきます。

    ただし、その分だけ注意も必要です。

    • メール
    • 顧客情報
    • WordPress
    • 広告管理画面
    • 決済情報
    • …etc

    にAIが触れる場合は、誤操作がそのまま事業上の問題につながる可能性があります。

    最初は、AIに公開・送信・削除まで任せるのではなく、

    • AIが下書きを作る
    • AIが候補を出す
    • AIが作業を途中まで進める
    • 人間が確認して最後に承認する

    という形が安全です。

    第7段階:自社の知識や業務を覚えて動くAI

    ここからは、単発の質問ではなくなります。

    AIに、

    • 自社の知識
    • ルール
    • テンプレート
    • 商品
    • よくある質問
    • 業務フロー
    • …etc

    を渡します。

    そして、特定の役割を持たせます。

    たとえば、次のようなAIです。

    • 記事構成を一緒に作るAI編集者
    • セミナー準備を手伝うAIアシスタント
    • 会員質問を整理するAIサポート担当
    • メルマガ案を作るAIライター
    • アンケートを要約するAIリサーチャー
    • …etc

    こうしたものは、よく「AI社員」と呼ばれます。

    ただし、AI社員は、特定のサービス名ではありません。

    AIに、

    • 役割、知識、ルール、出力形式…etc

    を持たせる運用の考え方です。

    大切なのは、AIに「何でもして」と頼むことではありません。

    • 「この仕事では、何を見て、どこまで進めて、どこで人に確認するのか?」

    を決めることです。

    第8段階:複数のAIが役割分担して働く

    今後は、1つのAIにすべてを任せるだけでなく、複数のAIが役割を分担する形も増えていくでしょう。

    たとえば、次のような分担です。

    役割担当するAIの仕事
    リサーチ役競合・市場・事例を調べる
    企画役テーマ・構成・訴求を考える
    制作役文章・画像・資料・アプリを作る
    確認役抜け漏れ・矛盾・表現を確認する
    改善役反応やデータを見て改善案を出す

    最初から、複数AIを動かす必要はありません。

    小さな会社では、AIを増やすことよりも、まず1つの仕事をきちんと任せられるようにする方が大切です。

    たとえば、

    • 「毎週のAIニュースを自分向けに要約するAI」

    だけでも十分でしょう。

    これからのAIは、どう進んでいくのか

    未来を正確に当てることはできません。

    ただ、現在の流れを見る限り、以下の方向は強まっていくと考えられます。

    会話よりも「実行」が中心になる

    これからは、AIに質問するだけでなく、目的を伝える使い方が増えるでしょう。

    • 「競合を調べて」
    • 「来月のセミナー準備を進めて」
    • 「この作業を毎週繰り返して」
    • …etc

    といった形です。

    AI本体より、自社の知識やルールが重要になる

    • ChatGPT
    • Claude
    • Gemini
    • …etc

    といった、AI本体の性能差は今後も変化します。

    一方で、自社の価値として残るのは、次のようなものです。

    • どんなお客さんを助けたいか?
    • どんな悩みを解決したいか?
    • どんな順番で進めるべきか?
    • どんな言葉を使うか?
    • 何を大切にするか?
    • どんな成功事例があるか?

    AIは、それらを材料にして働きます。

    つまり、AI時代ほど、自社の、

    • テンプレート
    • 考え方
    • ノウハウ
    • 事例
    • …etc

    が重要になります。

    小さな会社でも、小さなアプリを持てるようになる

    これまでは、社内ツールや会員向けアプリを作るには、外注や大きな予算が必要でした。

    今後は、AIコーディングツールを使いながら、

    • 小さく作り、小さく試し、小さく改善する

    会社が増えるでしょう。

    ただし、大きなSaaSを作る必要はありません。

    まずは、自分たちが毎週困っていることを1つ選ぶことです。

    たとえば、次のようなものです。

    • ブログ記事の構成を整理する
    • LPの改善ポイントをチェックする
    • メルマガの件名案を考える
    • 会員質問をFAQ候補へ整理する
    • …etc

    こうした小さな実験が、将来の大きな資産になります。

    小さな会社が、今から始めるべき5つのこと

    1. AIに渡せる資料を整える

    • 過去記事
    • テンプレート
    • メルマガ
    • セミナー台本
    • 動画文字起こし
    • …etc

    を、AIに渡せる形に整えましょう。

    AIの性能より先に、自社の情報が散らかっていると活用しにくくなります。

    2. 繰り返し使うテンプレートを残す

    毎回ゼロから考えていることは、テンプレート化する価値があります。

    テンプレートは、人間だけでなく、AIにも使わせることができます。

    3. 小さなAI実験を続ける

    AIの情報を追い続けるより、月に1つでも、小さな実験をする方が、力になります。

    • 「今月は記事構成」
    • 「来月は無料オファー」
    • 「その次はメルマガ」

    のように、小さく試していきましょう。

    4. 自分たちで使ってから、お客さんに渡す

    AI活用は、紹介だけでは伝わりません。

    • 自分たちで使い、便利だったもの、困ったこと、注意点

    まで含めて共有する方が、お客さんにとって役立ちます。

    5. AIに任せない判断を決める

    AIが進化しても、最終判断まで、手放す必要はありません。

    • 商品内容
    • 価格
    • 顧客対応
    • 公開・送信
    • 広告出稿
    • 個人情報の扱い
    • …etc

    といったものは、人間が確認するルールを決めておきましょう。

    まとめ

    • AIは、質問に答える存在から、仕事を進める存在へ変わっている
    • 現在は、AIコーディング、PC操作、AI社員、複数AI協働の入口にいる
    • 重要なのは、横文字や流行の名前を覚えることではない
    • 自社の知識、テンプレート、事例、ルールをAIが使える形にすることが重要
    • 最初から大きな仕組みを作らず、毎週困っている仕事を1つずつ軽くする

    AIの進化は、確かに速いです。

    ですが、すべてを追いかける必要はありません。

    まずは、自分たちの仕事の中で、

    • 「毎回面倒だな」
    • 「誰かに手伝ってほしいな」

    と感じることを1つ選んでみてください。

    そこが、AI活用の最初の入口になります。

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