LM StudioでローカルLLMを試してみたあと、次に気になったのがOllamaです。
ローカルLLMの話題では、Ollamaの名前もよく見かけます。
ただ、Ollamaといえば、
- ターミナルを使う人向けのツール。
- 初心者には、少し難しそう…。
そんな印象を持っていました。
ですが、実際に試してみると、Ollama公式GUIアプリは想像していたよりも使いやすいものでした。
今回は、Intel MacでOllama公式GUIアプリを動かしてみた実践記です。
結論:Ollama公式GUIアプリは、ローカルLLMの入口として試しやすかった
最初に結論です。
今回試した範囲では、Ollama公式GUIアプリは比較的分かりやすく、ローカルLLMを試す入口として使いやすいと感じました。
特に良かったのは、次の3つです。
- GUIで直感的に動かせた
- 画面からモデルを探してダウンロードできた
- ダウンロード後、そのまま会話を試せた
以前のように、最初からターミナル画面を開き、コマンドを入力しなければならない印象とは少し違いました。
もちろん、ローカルLLMそのものには、パソコンの性能やモデル選びという難しさがあります。
ですが、「まず動かしてみる」という最初の一歩は、想像より踏み出しやすかったです。
今回試した環境
今回、Ollama公式GUIアプリを試した環境は次の通りです。
| 項目 | 今回の環境 |
|---|---|
| パソコン | iMac Retina 5K 27-inch(2019) |
| CPU | 3.7GHz 6コア Intel Core i5 |
| メモリ | 40GB |
| グラフィックス | Radeon Pro 580X 8GB |
| OS | macOS Sequoia |
| 動作環境 | Mac上で直接実行 |
ここで大切なのは、LM Studioとは条件が違うことです。
LM Studioは、Parallels Desktop上のWindows環境で試しました。
一方、Ollama公式GUIアプリは、Mac上で直接動かしています。
そのため、処理速度を単純に比較することはできません。
今回見たいのは、どちらが速いかではありません。
ローカルLLMを試す入口として、どちらが分かりやすいかです。
Ollama公式GUIアプリはアカウントなしでも試せた
ローカルLLMを試す前に、少し気になっていたことがあります。
- アカウント登録は必要なのか?
- メールアドレスを入力しないと使えないのか?
今回の検証では、Ollama公式GUIアプリはアカウントを作らずに試せました。
- アプリを起動し、
- モデルを選び、
- ダウンロードする。
そして、そのまま会話を始められました。
これは、最初の心理的なハードルを下げてくれます。
- 「まずは、ローカルLLMがどんなものか見てみたい」
そんな人にとっては、試しやすい流れです。
モデルを探して、そのまま使える
Ollama公式GUIアプリでは、モデルを探し、そのままダウンロードして試せました。
ローカルLLMでは、モデル選びがとても大切です。
同じAIでも、モデルが違えば、
- 文章の質も、
- 速度も、
- 理解力も、
変わります。
今回、私たちは、GemmaやQwenなどを試しました。
モデルを選ぶときは、「名前をよく聞くから」だけでは決められません。
私たちのように、文章づくりやコンテンツ制作で使いたい場合は、実際に仕事に近い指示を出してみる必要があります。
たとえば、次のような作業です。
- 文章を読みやすく整理する
- 記事の構成を考える
- ショート動画の切り口を出す
- 私たちの考え方を理解できるか確認する
モデル一覧を見るだけでは、ここは分かりません。
実際に使ってみて、初めて見えてきます。
LM StudioとOllama公式GUIアプリは、役割が少し違う
LM StudioとOllama公式GUIアプリは、どちらもローカルLLMを扱うためのツールです。
ただ、実際に触ってみると、少し役割が違うように感じました。
今回の使い方:複数モデルの実験:Mac上での実用性確認
| 項目 | LM Studio | Ollama公式GUIアプリ |
|---|---|---|
| 今回の動作環境 | Parallels Desktop上のWindows | Mac上で直接動作 |
| 最初の印象 | モデルを比較・管理する場所 | まず会話を試す場所 |
| 初心者の入りやすさ | 設定や環境によっては少し迷う | 画面上で進めやすい |
どちらが上という話ではありません。
試したいことによって、向いている場所が変わります。
- 複数のモデルをじっくり比較したいなら、LM Studio
- Mac上でローカルLLMをすぐ触ってみたいなら、Ollama公式GUIアプリ
今回の実践では、そんな違いを感じました。
ただし、モデル名だけで選ぶと失敗しやすい
Ollama公式GUIアプリを使っていて、もう1つ分かったことがあります。
モデル名だけで選ぶと、思った結果にならないことがあります。
たとえば、同じGemmaやQwenという名前でも、モデルの種類や規模によって、返ってくる文章は違います。
また、名前だけを指定したモデルでは、日本語が不自然だったり、こちらの意図をうまく理解できなかったりすることもありました。
ローカルLLMは、モデルを入れたら終わりではありません。
- 自分たちの仕事に近い質問をして、結果を見る。
- そのうえで、残すモデルを決める。
この手順が必要です。
最初からローカルLLMをおすすめするわけではない
ここまで読むと、ローカルLLMをすぐ試した方が良いように見えるかもしれません。
ですが、私たちの考えは少し違います。
最初にAIを仕事で使うなら、クラウドAIから始める方が分かりやすいです。
たとえば、Hermes DesktopとGoogle AI Studioの組み合わせです。
Geminiを使い、AIエージェントやAI編集者の考え方を試すだけなら、まずはこちらで十分です。
ローカルLLMは、その次の選択肢です。
- AIモデルを自分のパソコンで動かしてみたい。
- モデルごとの違いを試したい。
- データの扱い方を、自分たちなりに考えたい。
そんなときに、Ollama公式GUIアプリやLM Studioが候補になります。
まとめ
- Ollama公式GUIアプリは、Intel Mac上で直接動かせた
- 今回の検証では、アカウントを作らずに試せた
- 画面からモデルを探し、そのまま会話を始められた
- LM StudioとOllama公式GUIアプリは、比較するより使い分ける方が自然
- ローカルLLMでは、モデル名だけでなく実際の出力を見ることが大切
- 最初はクラウドAIから始め、必要になったらローカルLLMを試す流れがおすすめ
次回は、Ollama公式GUIアプリで実際にモデルを試した結果を共有します。
- Gemma4は、文章づくりに使えるのか?
- ローカルLLMを、「自分専用のAI編集者」の下書き担当として使えるのか?
実際の出力を見ながら、整理していきます。
LM StudioでローカルLLMを試してみた。Gemma・Qwen・DeepSeek・Ministralは実務で使えるのか?

Intel MacでLM Studioは使えるのか?Parallels Desktopで実際に試してみた




