前回の記事では、Hermes Desktopの導入で、つまずいたポイントと、その解決方法を共有しました。

今回は、導入後に、誰もが気になるであろうテーマについてお話しします。
- 「Hermes Desktopは、無料で使えるのか?」
です。
最近は、Claude CodeやCursorなど、AIエージェント系のサービスが話題です。
ただ、多くの場合、有料プランやAPI利用料金が発生します。
そのため、スモールビジネスの現場では、
- まずは、無料で試したい
- 本当に使えるか、確認したい
- 費用対効果を、見極めたい
と考える人が多いでしょう。
我々も、同じ考えです。
そこで今回は、実際にHermes Desktopを導入してみて、「無料でどこまで使えるのか」を検証してみました。
結論:現時点では無料で利用できた
まず結論です。
我々が今回検証した範囲では、Hermes Desktopを無料で利用できました。
導入にあたり、追加料金は発生していません。
利用した環境は、以下の通りです。
- iMac Retina 5K 27-inch(2019)
- Intel Core i5
- macOS Sequoia
- Hermes Agent
- Nous Portal
- 無料モデル
(いきなり、今使っているMacで試すのも心配だったため、古いMacで試しました。)
特別な有料契約や、APIキーは利用していません。
導入時に表示された内容
インストール途中で、利用するモデルを選択する画面が表示されました。
私の場合は、無料モデルが候補として表示されていましたので、そのまま推奨設定で進めることができました。
また、Web検索や画像生成、ブラウザ操作などのツールについても、無料枠として利用できる設定が用意されていました。
このあたりは、初心者でも比較的始めやすい印象です。
実際に選択した設定
インストールを進めると、いくつか選択画面が表示されました。
私が選んだのは、以下です。
- Quick Setup(Nous Portal)
- 無料モデル
- 推奨ツール一式
- ローカル環境
基本的には、ほぼ推奨設定のまま進めました。
APIキーを取得したり、複雑な設定を行ったりする必要はありませんでした。
実際に料金は発生したのか?
結論として、現時点では、料金が発生していません。
インストールから利用開始まで、追加料金なしで試すことができました。
もちろん、将来的に仕様変更される可能性はあります。
また、高性能モデルや外部サービスを利用する場合は、別途費用が発生することもあるでしょう。
しかし少なくとも、
- 「AIエージェントとは何か?を体験してみる」
という目的であれば、無料で十分に試せると感じました。
実際にできたこと
導入後、まずは自己紹介をお願いしました。
すると、
- Web検索
- ブラウザ操作
- ファイル操作
- …etc
利用できる機能を説明してくれました。
さらに、このは屋のサイトを調査してもらう実験も行いました。
例えば、次のような依頼です。
https://konohaya.com を調査してください。トップページと最新記事を確認して、このは屋がどのような会社なのか、どのような価値観を持っているのか、1000文字程度でまとめてください。
すると、Hermes Desktop(Hermes Agent)は、実際にWebサイトを確認し、要約結果を返してくれました。
内容も大筋では的確で、
- スモールビジネス支援
- 内製化・DIY
- 実践重視
- 鼻歌まじりの商売・生涯
といった、このは屋らしい価値観を抽出していました。
まだ完全ではありませんが、「Webを見に行って調査する」というAIエージェントらしさを感じた瞬間でした。
Claude ProjectやNotebookLMとの違い
ここで感じたのは、Hermes Desktop(Hermes Agent)は、Claude ProjectやNotebookLMとは、少し役割が違うということです。
NotebookLMは、投入した資料を深く理解するのが得意です。
Claude Projectも、学習させた情報をもとに、高品質な文章を作るのが得意です。
一方でHermes Desktop(Hermes Agent)は、
- Webを見に行く
- 情報を調査する
- 複数のステップを実行する
といった「行動」に強みがあるように感じました。
つまり、現時点では「AI編集者」というより、「AIリサーチャー」や「AI調査員」に近い印象です。
本当に無料なのか?
ここで、誤解してはいけないことがあります。
「永遠に完全無料」という意味ではありません。
今後、仕様変更や利用制限の変更が行われる可能性はあります。
また、より高性能なモデルを使いたい場合は、有料プランやAPI利用が必要になることもあるでしょう。
ただし少なくとも、
- 「AIエージェントとはどんなものなのか?を体験してみる」
という目的であれば、十分に無料で試せると感じました。
スモールビジネスにとっての価値
我々は以前から、
- 外注依存からの脱却
- DIY(自作)・内製化
- 実践重視
を大切にしてきました。
AIも同じです。
いきなり高額なサービスを契約するのではなく、まずは自分で試してみる。
その上で、自分の仕事に合うかどうかを判断する。
Hermes Desktop(Hermes Agent)は、その第一歩として非常に面白いツールだと思います。
まとめ
今回の検証では、Hermes Desktop(Hermes Agent)を無料で導入し、実際に利用することができました。
- 導入時点では追加費用なし
- 日本語利用可能
- Web調査可能
- AIエージェントを体験できる
という結果でした。
次回は、
「AIエージェントとは何か?ChatGPTとの違いを初心者向けに整理してみた」

というテーマで整理していきたいと思います。
引き続き、実践しながら共有していきます。



