「ランディングページでどこを修正すればいいのか分からない」
とお悩みではありませんか?
今回は、上記にお悩みの方へ向けての内容になります。
「ZOZOTOWNのツケ払い」の話をもとに「ランディングページでの成約率アップ法」について解説しています。
かつては私たちのランディングページも閑古鳥が鳴くほど反応のないものでした。
そんな状況を変えた発想法をお伝えします(^^)
ZOZOTOWNのツケ払いとランディングページの成約率との共通点とは一体何なのでしょうか?
アパレルECの「ツケ払い」導入
「冬服欲しいなー」
ここ最近我らが横浜みなとみらいも寒くなってきました。
毎朝、自転車に乗りながら爽やかな笑顔で出勤するのですがここ数日は、ちびまる子ちゃんの藤木くんなみの
真っ青な唇で出勤しています(笑)
これじゃいかんと思い冬用のアウターを購入しようと決心しました。
しかし、実際買い物に行こうと思うと腰が重く、なかなか時間が取れません。
「じゃ、ネットで買おう」と思い立ちGoogleで検索しました。
そして出会ったのがファッション通販の気鋭のサービスZOZOTOWNです。
株式会社スタートトゥデイが運営するアパレルECサイトですね。
私は以前にも、ZOZOTOWNでは買い物をしたことがありました。
当時はネットショップといえば、低品質というイメージが拭えなかったのですがZOZOTOWNはそれを覆してくれましたね。
返品もOK、さらには古着も扱っており大変利便性の高いサービスとして、人々の生活に根付いています。
そして、私はこれ以上唇が青くなって震えるのは嫌なので冬服を探しにZOZOTOWNを訪れました。
すると、ある文言が目に留まりました。
それは
「ツケ払いはじめました」
の文言です。
「冷やし中華はじめましたみたいに言うな!」とお思わずツッコんでしまいましたが、何やら新たな試みだそうです。
ツケ払いの仕組みは、支払いは2ヶ月後にするというものです。
通常クレジットカードであれば、支払いタイミングのイメージはそのくらいですよね。
しかし、これを現金で受け付けているということなんです。
現金で、しかも支払いが2ヶ月後でOKとなれば大学生や高校生も買い物にハードルが無くなりますね。
恐らく今回のツケ払いの導入は
・クレジットカードを持っていないけど
・なんとか支払いを遅らせたい
という層のニーズに応えるものだったのでしょう。
もちろん、これがうまくいくかはわかりません。諸刃の剣で、未納等のトラブルも発生するでしょう。
しかし、できるだけ購入のハードルを取り払う施策としては面白いと思います。
今回のZOZOTOWNのツケ払いの導入を知り、あることを考えました。
それは、「支払い方法のオファーは重要だな」ということです。
そして、スモールビジネスでも支払い方法のオファーは常に考えておくべきということです。
支払い方法のオファーを考える
「分割払いはありませんか?」
お客さんと商談をしていると、こんな質問を受けることがあります。
商品、サービスを購入したいけど現金一括はいまは厳しいという状態ですね。
この気持は分かりますよね。
できるだけ、キャッシュは残しておきたいですから出るお金が毎月少ないほうが良いに決まっています。
しかし商品を売る側としては一括で前払いで欲しいわけです。
そのために、一括支払いの方が総額がお得になるように価格設定をします。
例えば、月5万円のサービスが年間一括払いであれば50万となり、実質2ヶ月分無料という見せ方があります。
先に払ってくれる信用があるわけですから、割安にしてあげるのは当然と言えます。
しかし実は、恥ずかしながら数年前まで私たちは一括払いしか受け付けていませんでした。
それでも一定数は購入してくれますがやはり、躊躇してしまう方が多かったんです。
今回のZOZOTOWNのツケ払い導入の知らせを聞いてそんな昔の記憶を思い出しました。
ついつい、購入率、成約率が伸び悩みと商品やサービス自体を変えるという発想をする人がいます。
今回売れなかったから、
・もうちょっとサービスのボリュームを増やそう
・特典としてこれも付けちゃおう
・企画からやり直そう
・ランディングページを抜本的に修正しよう
と考えてしまいます。
もちろん、明確な正解不正解はありませんから間違いとは思いません。
しかし、それよりも手軽にできるオファーの見直しがあります。
特にランディングページでの修正の際がポイントです。
ついつい全体をドラスティックに変えようとしてしまう方が多いと思いますが、変えるのは一部だけでいいんです。
内容はそのままで、一部を変えます。
それが
支払い方法のオファーの変更
です。
一括しか用意していないのであれば分割払いを用意します。
商品の価格にもよりますが、6回払い、12回払い、24回払いくらいのラインナップがあってもいいですね。
銀行振込のみしか対応していないのであればクレジットカード支払いを導入します。(Paypalで簡単にできます)
さらには、返金保証も魅力的なオファーの1つです。
30日間返金保証がついている商品とそうでない商品では購入率に差が出ます。
30日の保証がついているだけで、30日間は検討期間だと思ってもらえるので購入意欲が薄れないまま決断してもらえます。
このような支払いのオファーを考えるだけで、成約率や購入率に格段の差を生み出すことができます。
今回のポイントをまとめると支払いのオファーを考える際には
1.分割払いの選択肢を増やす
2.銀行振込やクレジットカード払いといった支払い形態を増やす
3.返金保証をつけて、お試し期間を与える
といった点を意識してみて下さい。
ランディングページの時点でこういった支払い方法の見せ方ができるとベストですね。
これだけでも、ランディングページの成約率が結構変わりますよ(^^)
編集後記
今回は『劇的!内容はそのままでランディングページの成果を上げる3つの方法』についてお伝えさせて頂きました。
小さな変更が大きな差を生み出すことがあります。原点に戻ることも大切ですが、戻り過ぎも注意が必要です。
どこが気になっているところかをお客さんに直接聞くのが早いですね(^^)