「どうしたら、女の子と上手く話せるの?」
友人から、突然聞かれました。
どうやら、恋人ができずに、悩んでいたみたいです。
私はホストではないので、抜きん出て得意なわけではありません。
ですが、わりと得意なほうです。
(女子力抜群の姉がいるのが、影響しているかも)
女性と、うまく話せない
私の友人には、女性を話すのが極端に苦手な人も多くいます。
個人的には、異性と話すのが苦手でも、良いと思ってます。
別に、それだけが全てじゃないので。
むしろ、無理して違う自分を演じるほうが、どうかとも思いますしね。
なんかアドバイスくれよ〜
とはいえ、「異性と話せるようになりたい」と強く思っている友人がいます。
そして、助言を求められます。
非常に、難しい質問でした。
でも、そこは友人のため。
これまで、自分がしてきたことを考えました。
友人へのアドバイス
- 1回目は、夜ご飯を一緒に食べて距離を縮める
- 2回目で、お昼からデートに行く
- 3回目は、季節のイベントにいって告白する
という実体験のアドバイスをしました。
「なるほど、なんかそれなら行けそうな気がする」
友人の表情は、希望にあふれていました。
あれ、うまくいかない…
ところが、結局うまく行かなかったそうなのです。
しっかりステップを踏んで説明したのにも関わらず、失敗に終わる。
自分の成功体験ベースで、しっかり助言した。
原因が不明
でも、友人はうまくいかない。
なぜなのか、意味がわかりませんでした。
しかし友人と会話を重ねていくうちに、原因がわかりました。
「実際どうやるんだ」が欠落
それは、
- 具体的に、どうやって距離を縮めるのか
- 具体的に、どういうデートプランなのか
- 具体的に、どんなイベントに行くのか
といった、肝心の「中身」が不明瞭だったということです。
魔法の言葉「例えば?」
この不明瞭さを明かすヒントは、「例えば?」という質問です。
「例えば」と聞かれれば、こちらも具体的なアイディアが出ます。
「例えば、どんなイベント?」と聞かれれば、
- 花見
- 花火大会
- ロックフフェス
- …etc
といった、具体的なプランが出てくるわけです。
「例えば?」で具体的な内容を聞く
具体的な話をすれば、人の脳内のイメージは鮮明になります。
それ以降、友達は、しつこく「例えば?」と聞いてきました(笑)。
その甲斐あってか、今はうまくいっているようです。
「抽象」と「具体」の使い分けがポイント
この経験からわかることは、
- 大まかな流れを知る(抽象)
- 「どうやるか」という具体的な内容を知る(具体)
この2つをセットで考えることで、うまくいく、ということです。
この考え方って、ネット集客でも一緒なんです。
ネット集客でも同じ
なぜ、こんな他愛もないエピソードを紹介したのか。
それには理由があります。
「抽象」と「具体」の使い分け。
実はこれが、ネット集客の成功の近道だからです。
流れを知り、個別の内容を深める
- 1回目は、夜ご飯を一緒に食べて距離を縮める
- 2回目で、お昼からデートに行く
- 3回目は、季節のイベントにいって告白する
ということを理解する。
その上で、「では、具体的には?例えば?」と考える。
こうすることで、細かい部分の行動まで、落とし込めます。
ネット集客でやりがちなこと
ウェブマーケティングに取り組む際に、よく考えること。
それは、次のようなことでしょう。
- ブログどう書いたらいいんだろう
- メルマガを継続的に書くためにはどうしよう
- コピーライティングはどう書けば良いんだろう
こういうことを、先に考えてしまう方は非常に多いです。
具体的な内容が、先行してしまっている状態です。
なんのためにやるの?
そんな方に、
- ブログは、何のために書くのか?
- メルマガを書く目的は?
と聞くと、明確に答えられない方も多いのです。
中には、意表を突かれた顔をしてる方さえいます。
具体的な内容の前に、全体(抽象)を知る
「目的」が不明確だと、マーケティングはうまくいきません。
- 具体的に「書く」という行為の前の、
- 抽象的に全体を「描く」という行為
ここが、抜け落ちてしまいます。
具体的な内容は大切です。
でも、頭の中で全体が描けていないと、無駄になってしまいます。
ネット集客の「描く」スキル
ネット集客における、全体を「描く」という行為。
それは、「導線設計をする」ということです。
- ユーザーがブログ・ホームページを見て、
- 無料プレゼント(サンプル)に申し込んで、
- ステップメールを読んで、
- ランディングページで商品に申し込む
- メルマガで、別の商品を購入する
といった、一連の導線のことです。


導線がなければ、個々のテクニックは死ぬ
この導線が無ければ、いくらブログを見られても集客に繋がりません。
穴の空いたバケツのように、見込み客は流れていってしまう。
そうなれば、もう2度と戻ってこない可能性があります。
個別具体的な話よりも、その前の全体が大切なのです。
描いてから、書く
ネット集客の導線を予め描き、その上でコンテンツを書けばいいのです。
そして、書きながらも、描くことを忘れずに、抽象脳と具体脳を使い分けます。
「描く」と「書く」を自在に行ったり来たりするんです。
導線の作り方の基礎となるのは、ダイレクトマーケティング。
書籍を参考にしてみても、良いかもしれません。
編集後記
全体を構成する、箱を描いてから、具体的な施策を検討してみてくださいね。
「順番が逆」
という理由だけで、時間とお金を無駄にしてしまう。
これは、とても惜しいことです。
女性にモテる必要はありませんが、お客さんにはモテたいですね。


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